Electronics

2012.08.13

GarduinoがGrowerbotに進化した

Make英語版 Vol.18(Make日本語版ではVol.08)で、Luke IsemanのGarduinoプロジェクトを紹介した。私は、温室の水と光をモニタする方法をずっと探しているので、このプロジェクトが常に気になっていた。正直言って、これまでこのプロジェクトは少々荒削りだった。しかし、Maker Faire Austinで私と知り合いになったLukeは、テキサス州オースティンからサンフランシスコに移り住み、GarduinoをGrowerbotとしてグレードアップさせるプロジェクトをKickstarterで立ち上げた。

Electronics

2012.08.07

GPSを使った犬用歩数計

Becky SternはAdafruitで最高にクールなプロジェクトを見せてくれた。GPS Dog Collar(上のビデオで彼女の愛犬オリーブちゃんが首につけているやつ)は、GPSセンサ、有機ELディスプレイ、AdafruitのAtmega32u4ブレークボードを使ってペットが歩いた距離を測るというもの。これを作るために必要な知識は美しいチュートリアルサイト、Adafruit Learning Systemですべて解説されてる。これ最高。みんな、いい仕事してるね!
訳者から:英語がわからなくても映像だけ見ていればわかる感じ。

Crafts

2012.08.03

郵便で届いた楽しい魔法の木箱

今日もまたオフィスはてんてこ舞いの忙しさだった。仕事日は、深刻で頭を悩ませる事件、そそり立つ締め切り、過剰なコーヒーが入り乱れて混乱だ。少なくとも私の場合はそうだ。打ち合わせが終わってオフィスに戻ってくると、部屋の真ん中に私宛の大きくて重い箱が、魔法のように置かれていた。開けると中にはまた箱が入っていた。何重にもプチプチロールに包まれた木箱だ。私はちょっと苦労して木箱を取り出し、プチプチロールを剥がし、その重い箱をよいこらしょと机の上に置いた。

Electronics

2012.08.02

Kinectで演奏する視覚的な楽器

このプロジェクトは、ミュージシャン、ダンサー、プログラマー、デザイナー、アニメーターといった異ジャンルのアーティストが共同で開発する視覚的な楽器です。体の動きから音楽を生み出すというのが主旨です。Kinectの能力を使って、体の動きをキャプチャーし、音楽に変換します。ライブパフォーマンスで大きな壁に投影して使うことができます。
私たちは、この結果生み出されたものを使って躍動的な視覚的効果をミュージックビデオを製作しました。これにより、この技術が現実のものであり、ライブでの使用に耐えるものであることを証明できたと考えています。

Electronics

2012.08.01

ビデオデッキのジョグダイヤルでPDFのページめくり

エンジニアのRohitはPDFファイルを読みあさるのが大好き。そんな彼はあることを思いついた。彼のサイトより:ジョグダイヤルを買えばいちばん早い。ダイヤルをちょいと回せば、退屈なPDFページはがんがん飛ばして読める。だがボクはエンジニアだ。自分で作ることに決めた (ミルクが安いときにわざわざ牛を買うな、という教訓は通用しない)。

RohitはUSBマウスのチップのピン配列を解析して、そこにビデオデッキのヘッドを接続した。完成したダイヤルは見事に動作した。見栄えもシャープだ。

Crafts

2012.07.27

iPhone用パッシブアンプのペーパークラフト

パッシブアンプは、ビクターの蓄音機が最先端技術だった以前からの音響マジックだ。原理はご単純。開いたラッパの口から入った音が、細くなった側でよく聞こえるようになるというもの。その逆も成り立つ。
このeco-ampは、Eco Madeが開発したもの。100%再生紙で、折って組み立てるだけで完全なパッシブアンプになる。平らなシートで販売されるので、しまっておくにも楽だ。

Electronics

2012.07.24

How-To:石の器を作る

永遠に残る贈り物を作ってみたくない? それなら、手作りの石の器がいちばん。達人MakerのTim AndersonはMake本誌にHeirloom Technology(エアルーム・テクノロジー)というコラムを連載しているけど、英語版Vol. 24では石の器を削り出す方法を伝授している。完全なチュートリアルはMake: Projects に掲載されている。Andersonはこう言っている。「幸いなことに、ダイヤモンドカッターが安くなり、大量に出回るようになってきた。これがあれば作業は早い。

Fabrication

2012.07.20

ボール紙で自転車を作る

人から無理だと言われたら、やるしかない! [@grathioより]
訳者から:段ボールでカヌーを作った人のことが頭を離れず、自分は段ボールで自転車を作ろうと思った。専門家に聞いたら無理だと言われたが、どうしても作りたい。妻に相談したら、どうせあんたはやるだろうし、家族中を巻き込んで大騒ぎになるんだから、やりなさい! と言われて作り始めた。最初のプロトタイプは「箱と自転車の間」みたいなものだったが、本当の自転車らしくできた。頑丈でかわいくて安い。いちばん気に入っているところは段ボールだってこと、と話している。