Crafts

2012.05.08

スケッチの大切さ

マサチューセッツのJoel Millerは、コンピュータに向かう前に手でスケッチすることの大切さをブログで語っている。私はCNC旋盤のエンクロージャの設計でずっと悩んできました。油冷式で金属やプラスティックの削りカスを収納できるというものです。頭の中にはラフなアイデアがあり、既存のCNC旋盤を見て回っていたので、すぐにCADで設計をまとめようとしました。数日間、画面に向かっては、満足のいく形にならず、新しいコンセプトをひとつずつ試しては壁に当たるという繰り返しでした。

Science

2012.05.07

スペースシャトルの超高解像度コックピット写真

我らの友人、Rachel Hobsonが『ナショナルジオグラフィック』のサイトで発見した、スペースシャトル・ディスカバリーのフライトデッキの超高解像度のパノラマ写真だ。撮影は Jon Brack。ひとつ、潰れたネジ山みっけた。[ありがとう、Rachel!]
Space Shuttle in Extreme Detail
訳者から:このズームアップされた赤い丸のものは、潰れたネジ山ではなくて、パネルの内部で火災が発生したときに消火器のノズルを突っ込んで消すための穴だそうです。

Electronics

2012.05.07

チョー簡単お絵かきロボット

アーティストのLorenzo Braviは、イタリアのパルマで開催されたMinimondi Festivalで、子供のためのドローボット(drawbot、お絵かきロボット)の教室を開いた。彼がデザインしたロボットは、電池式の泡立て器にフェルトペンを貼り付けたというもの。スピログラフっぽい模様が描ける。

Electronics

2012.05.02

こんなに美しい自家製デバイス見たことない

イギリス人電子工作ホビイストのRupert Hirstが作った空中配線のヘッドホンアンプを12月に紹介したけど、あれはまだ製作の途中だったのだ。あの精巧に組み合わされた回路を、慎重に透明レジンで固めて、ようやく完成したのだ。型は1.5mm厚のボール紙で作り、レジンが流れ込まないようにジャック類を丁寧にシールしてた回路を中に収めた。レジンを流し込んで固めたあと、全体をベルトサンダーで平らに削り、エッジをルータで面取り加工した。最後に、紙ヤスリ、水研ぎ紙ヤスリ、磨き粉で仕上げた。

Electronics

2012.05.01

メガネ式拡張現実を自作するDIY Project Grass

Project Glass式の拡張現実がメジャーな製品として現れるまでには、まだちょっと時間がかかりそうだけど、拡張現実ハッカーのWill Powellが市販の部品から自作する流れは続いている。Powellのデモムービーを見てほしい。Vuzix HUDに、マイク付きヘッドセットとウェブカメラを数台とDragon Naturally Speakingを組み合わせてこのシステムを作った。ユーザインターフェイスも自作だ。おそらく作り物ではないこのムービーでは、いろいろなタスクをこなしてくれるようだ。

Electronics

2012.04.30

Maker Conference Tokyo 2012

2006年のMake日本語版発売、また2008年のMake: Tokyo Meetingの開催から数年を経て、自らの手でモノを作り、その成果を多くの方と共有する「Makerムーブメント」は、ここ日本でも大きな盛り上がりを見せています。そしてこの秋、これまで開催してきたMake: Tokyo Meetingは、米国、その他の地域と統一名称のMaker Faireとしてリニューアルする予定です。
その節目のイベントとして、Makerを取り巻くさまざまな課題をディスカッションするためのカンファレンスを6月2日(土)に開催します(有料のイベントです)。

Electronics

2012.04.27

Soapbox:偽オープンソースハードウェア ─ 偽物を掴まされないために

上の写真は偽Arduino。
ニューヨーク市内の、私が住んでいるところから歩いて15分ほどのところにあるカナルストリートでは、あらゆるものの偽物が売られている。世界中から集まってきた男女が肩を寄せ合いながら街頭に立ち、「ルーイビトーン、DVD、ローレーックス」と声を張り上げている。観光客が彼らに群がり、財布や腕時計の安物の贋物を買っていく。本物だと信じて買う人たちもいるが、たいていの人はただ安いから買っているだけだ。価値のあるブランドを築き上げれば、かならずその偽物が現れる。