Electronics

2012.04.19

エネルギーとUIが事業領域

岩淵志学さん率いる東京デバイセズはエネルギー分野(パワーエレクトロニクス)のモジュール開発に注力している。最新の製品がこの高速スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)充電モジュール。最大4.5Aの出力によって2.5V 100Fのキャパシタは約1分で満充電になる。太陽電池等の直流電源から充電してセンサ類を無停電で運用するために、このモジュールとキャパシタを活用できる。
同社がエネルギー分野と2本立てで展開しているのが、Koressプロジェクト時代から継続しているユーザーインタフェイスの領域。

Electronics

2012.04.18

Peepゴールドバーグマシン

ハッカースペースのメンバーたちが、Peeps(ひよこの形のマシュマロ)を使ったルーブゴールドマシンを製作した。ミネアポリスのハッカースペース、Hack Factoryのメンバーで、地元新聞社主催のコンテストに出展するためのルーブゴールドマシンのジオラマを製作しました。製作と準備に数日間をかけ、うまく作動するまでの調整に5.5時間かかりました。すごく楽しかった。みんなもぜひ挑戦してください。(なぜか倉庫に大量のPeepsが備蓄されていたんだけど、彼らがクールに消費してくれてよかった)
Flickrに写真がたくさんあります。

Electronics

2012.04.17

水面で振動する花

aircord laboによる美しい映像。水面下のFOSTEX water speakerを水面上から撮影している。振動する花のような映像は、水面に映る照明がそのときのトーンで歪んだ結果。インタラクティブな作品で、手を近づけると、その位置をコンピュータが読み取ってトーンが変化する。その処理はC++ベースの専用アプリケーションで行われ、音響の生成にはMax/MSP、Reaktor、Ableton Liveなどが使われている。

Electronics

2012.04.17

透過液晶パネルの向こうに仮想現実デスクトップ

MicrosoftのApplied Sciences Group所長、Stevie BathicheがこのGeekWireのビデオの中でこう解説している。「これはバックライトを取り去った液晶パネルですが、ただの液晶ではありません。サムスンが開発した透明度の高いディスプレイです」
かなり安価に、これと同じシステムをDIYできそうな気がする。普通の液晶パネルのバックライトを取り去っただけでは、これほどの透明度はないけど、背景をもっと明るくすればいけるかも。
液晶以外では、2つのKinectが使われている。

Electronics

2012.04.16

Shapeoko ─ 手の届くCNCフライス盤キット

4月1日、InventablesはShapeoko kitsの販売を開始した。エイプリルフールではない。このホビー向けCNCフライス盤には3つのバージョンがあるが、どれもMakerSlide systemで作られている(リンク先は日本語)。このような安価なキットが発売されたことで、MakerSlideの有用性と、Makerにとって実用的な組み立てブロックであることが証明されたわけだ。Shapeokoを開発したEdward Fordにとって、これは大きな幸運となったわけだが、ここまでの旅は長かった。

Kids

2012.04.13

Noisy Jelly ─ Jelloのテルミンキット

Raphaël PluvinageとMarianne Cauvardが開発したNoisy Jelly。音の出る化学実験セットで、水と寒天の粉を混ぜてゼリーの素を作ります。色をつけて、型に流し込み、10分待つと、ゼリーが固まるのでゲームボードの上に置きます。そして、そのゼリーを手で触ると、ゲームボードからいろいろな音が出ます。
ゲームボードは容量センサです。ゼリーの形や塩分、指との距離や圧力などによる信号の変化を音に変換します。

Electronics

2012.04.11

Eagleファイルから3Dのプリント基板モデルを自動的に作り出すSketchUpプラグイン

まだ試してないけど、やられたなー。EagleUpはスイス人エンジニアのJerome Lamyが開発したプログラム。ImageMagickをインストールするとSketchUpの内部で走るようになる。Cadsoft Eagleで書き出された画像データから回路の3Dモデルを自動的に作ってくれる。さらに、基板の上には、あらかじめ用意されているパーツのモデルが並べられる。パーツモデルは、このスクリプトに付属しているものもあるが、Googleの3D Warehouseや、Dangerous Prototypesのライブラリのものも使える。

Science

2012.04.10

宇宙を目指すパルスジェットエンジン機

名古屋市のPDエアロスペース社が飛ばした実験機の映像。機体下にパルスジェットエンジンを2機搭載している。ジェット燃焼モードとロケット燃焼モードを兼ね備えるパルスデトネーションエンジン(PDE)を開発するための実験だ。PDEが実現すれば、単一のエンジンで宇宙まで到達することができ、より経済的な宇宙飛行が可能になる。一民間企業として有人宇宙機を開発することが、この会社の目標だ。