Electronics

2012.05.18

Soapbox:私の好きなArduino互換「クローン」と派生品トップ10

先週、このコラムで偽Arduino(Arduinoの名前とロゴと商標を無断使用しているもの)について書いた。純正のArduinoだと騙って販売されているものは、以前から問題にされてきた。こうした意見記事というのは、いろいろなコメントが寄せられて面白い。当然、いろいろな意見が寄せられる。たとえば、商標は国際的に拘束力を持つものではないから、偽造品も問題はないと考える人たちがいる。コードや設計を共有するオープンソースの利点を喧伝するよりも、今はまだ商標や特許や著作権といった知的所有権を尊重すべきだとも訴えている。

Electronics

2012.05.17

折るだけでピッタリの長さになるピンソケット

いま電子工作愛好家の間で話題の製品がコレ。ペンチでペキッと折って、簡単に思い通りの長さに加工できるピンソケット。秋月電子の新商品。1列と2列のタイプがあります。従来の「折り目」がないタイプは1ピン分を犠牲にして無理矢理切り離しヤスリでゴシゴシ削って仕上げていたんじゃないでしょうか。それに比べると生産性も仕上がりの美しさも段違い。ソケットを使う工作が楽しくなります。

Fabrication

2012.05.16

Arthur Ganson作『コンクリートの中のマシン』

動く機械アーティスト、Arthur Gansonの記事はこれまでにも紹介して大絶賛を贈っているが、今日、コンクリートに関することを調べていたら、この作品が目に飛び込んできた。Machine with Concrete(コンクリートの中のマシン)は、12個のウォームギヤと平歯車を組み合わせたパワートレーンだ。ギヤの各組が回転速度を1/50に落としている。入力軸には常に200rmpの回転が加えられるので、出力軸の回転数は1/50の12乗rmpとなる。

Electronics

2012.05.16

DIY携帯電話

携帯電話を作ってみたら、意外に簡単だった。MITのHigh-Low Tech groupは、このかわいらしいDIY cellphoneを、簡単に手に入る部品から、$150程度で作ってしまった。[Adafruitより]電話回線への接続は、SparkFun Electronicsで販売されているSM5100B GSM Moduleで行います。ディスプレイはAdafruit Industries製のブレークアウトボード付きカラー1.8インチ、160×128ピクセルのTFT。ベニア板がたわんで下のボタンを押す仕組みです。

Electronics

2012.05.15

MCT2012: オープンソースハードウェアの理想と現実

Arduinoによって多くの人に知られることとなったオープンソースハードウェア。オープンソース化によってさまざまな可能性が開拓される一方で、定義やライセンスが定まっていないことによる誤解や混乱が生じているのもまた事実です。このセッションでは、Arduino Fio、スイッチサイエンス、SparkFun Electronics、Seeed Studioなどのさまざまな実例を題材に、その広がり、可能性と課題について、技術、教育、経済などのさまざまな視点からディスカッションします。

Crafts

2012.05.15

BotSpot ─ オープンソースのアートロボット

アートとロボット工学を合体させてオープンソースにしたら何ができる? 技術畑出身の2人のアーティスト、Carter StokumとWayne Campbellは、ずっとその答を探っている。これに情熱を燃やす2人は、現在、Kickstarterキャンペーンで、その答を探るコミュニティ作りのための資金集めを行っている。
2人の出会ったのは、先生と生徒の関係としてだった。TechShopの講師をしていたCarterのもとで、Wayneはいくつもの授業を受けている。

Fabrication

2012.05.14

時計をシミュレートする機械式CPU

Lior ElazaryのMechanical CPU Clockにはそそられる。これは、CPUの働きをシミュレートする時計だ。CPUに何か意味のある働きをさせたいときには、何をするかを伝えなければなりません。それは、命令という形で伝えます。この時計では、構造を単純化するために、「時」の表示だけに絞り込みました。つまり、Hours(時)という名前の変数に1ずつ足していき、合計が11であるかどうかを確認します(時間を0ベースで示しているので、12は0になります)。条件が正であれば、変数を0に戻します。

Electronics

2012.05.14

How To:自家製エレクトロニクスを機内持ち込みするために

これまでMAKEでも、Secret Knock Gumball MachineやTacit Ultrasonic Bat Gloveなどの記事を書いているSteve Hoefer は、TAS(米国運輸保安局)と揉めることなく、自作の電子装置を飛行機の機内に持ち込む方法についてブログで語っている。隠すのではなく、よく説明することだ。TSAの職員は、我々の荷物を調べるときに、そこを見ている。
わかりやすいラベルを貼って整理し、TSA職員に見せるための簡潔な書簡を添え、連絡先を明記する(ボックスごとに名刺を入れるなど)。

Crafts

2012.05.11

Choc Creator – チョコレートの3Dプリンタ

チョコレートは大好きな工作の素材になるに違いない。融点は低いし、固まれば適度に固くなる。それに、ABSよりもずっと美味しそうなバターの香りがする。いつか、ポリ乳酸からチョコレートに切り替えたいと考えていたあなたには朗報だ。チョコレートプリンタ、Choc Creatorが今年の後半にも発売される。価格は同等の3Dプリンタの2倍ほどだが、食べられるってところは大きいよ。