Electronics

2017.09.21

micro:bitをPCにつないでユーザーインタフェイスとして使う方法

国内でもmicro:bitとその周辺機器の入手性がよくなり、いろんな実験をしている人が増えてきた。小さなボード上に豊富なセンサを搭載しているmicro:bitの特長に着目して、パーソナルコンピュータと接続し、ユーザーインタフェイスとして活用する事例も見るようになった。

Saseさんはmicro:bitに拡張基板のgamer:bitを装着し、Unityのコントローラとして使っている。傾きとボタンによる操作が可能だ。

Electronics

2017.09.15

Raspberry Piを攻撃から守るための手順

Raspberry Piは、あらゆるプロジェクトに使える夢のボードだ。安くて、簡単に使えて、さまざまなOSに幅広く対応していて、プログラム可能なGPIOピンやマルチコアのCPUや複数のUSBポートも備えている。

何かを自動化したり情報を集めたりといったプロジェクトに非常に適しているRaspberry Piだが、気をつけていないと、その可愛いボードを使った簡単な趣味のプロジェクトが、ネットワークへの侵入口になるなどのセキュリティホールになってしまう恐れもある。

Electronics

2017.09.12

ロボットとレーザーとリン光で時を知らせる時計

マーカーペンで時間を知らせる時計よりもクールなものはあるか? ある! レーザーを使った時計だ! 機械工学とコンピューター科学を学ぶ学生、Tucker Shannonはそう思いつき、暗闇で光るレーザー時計を作った。

この時計は、下の動画のPlotclockのバリエーションだ。設計図はThingiverseで手に入る。Shannonはそのマーカーをレーザーに、ホワイトボードを蓄光ボードに変更したというわけだ。

どちらにも、面白いリンク機構が使われている。

Crafts

2017.09.08

言葉で時刻を示す木のワードクロック腕時計

ワードクロック(Wordclock)の動画を見たことがあるだろうか。文字盤や数字を使わず、言葉で時刻を示すという独特な時計だ。慣れるまでに少し時間がかかるが、とてもユニークで、壁に飾っても楽しい。

ハーバード大学のコンピューター科学部を卒業したばかりのHarnek Gulatiは、ひと味違ったワードクロックの構想を思いついた。腕時計として使えるサイズのワードクロックだ。そう、彼が作ったワードクロックの最新版の寸法は36x43x7.7ミリだ(36x48x14ミリという最初のバージョンからサイズダウンした)。

Electronics

2017.09.07

Raspberry Piを3G/LTEでインターネットにつなぐボード

Raspberry Piを3G/LTE回線でインターネットに接続するための拡張ボード “CANDY Pi Lite” が届いたので、早速使ってみました。

筆者が購入したのは3G版。LTE版との違いは、通信方式のほかに、全地球航法衛星システム(GNSS)機能の有無。3G版の通信モジュールはGNSSに対応しています(ただしCANDY LINE社が提供するソフトウェアは未対応)。LTE版は対応していません。価格はどちらも同じ15,980円(税別)。

Electronics

2017.08.31

カムプログラムロボット工作セットのArduino化改造

よしだたけひこさんはMaker Faire Tokyo 2017の会場で入手したタミヤの『カムプログラムロボット工作セット』を早くも改造しています。

通常どおり組み立てた後、Arduino Unoを搭載。モータードライバーシールドを使って、ロボットのモーターをArduinoで制御できるよう繋ぎ換えていますね。Arduinoとモーターが電源ボックスを共有していると、モーター回転時に電圧が下がってArduinoにリセットがかかることがあるみたい。そうした課題は残しつつもロボット工作を楽しんでいる様子。

Electronics

2017.08.25

貢献者のための行動規範をプロジェクトに取り入れよう

Maker、ハッカー、技術系の人々のコミュニティでの開放性と振る舞いに関連する問題は、どう少なく見ても複雑極まりない。職場での差別行為という実社会での問題ばかりではない。こうしたコミュニティのほとんどがデジタル世界の中にあり、ネット上の人格の陰に本当の自分が隠れてしまうという問題もある。それが、粗暴な態度の温床になっている。コミュニティを監視し、何が起きているかを記録する立場にある私は、コミュニティの運営に関して、何度も意見を述べてきた。

Electronics

2017.08.25

Adafruitの新番組「Women in Tech」

Adafruit Industriesは、Hackster.ioと共同で、Microsoft、Autodesk、Qualcommの協賛によるYouTubeの新しいインタビュー番組「Women in Tech」シリーズを開始すると発表した。司会はAdafruitのコミュニティディレクター、Jessica Califano。エレクトロニクスハードウェア業界に強い影響力を持つ女性たちから話を聞くという内容だ。

初回のゲストは、littleBitsのCEOであるAyah Bdeir。

Electronics

2017.08.17

Sabreberryシリーズの作者さんとお茶してきた

Raspberry Piからイイ音を引き出す拡張基板 “SabreberryDAC ZERO”(前回の記事)の開発者であるタカジンさんにインタビューすることができました。お盆のさなか、品川の喫茶店でいろんな基板を見せてもらいながらの2時間。当初は小1時間の予定だったのが話に花が咲いてかなり超過してしまいました。いちおう念のため前もって説明しておきますと、DACはDigital-to-Analog Converterの略で、ここではRasPiがデコードしたオーディオデータをアンプに渡せるアナログ信号に変換する回路のことです。

Electronics

2017.08.10

プロジェクトに機械学習を取り入れる

メガネな人を見つめてくれるWebカメラ作った。動画の人物は同僚のK島氏。許可をとってご登場頂いております。https://t.co/nf5TNJpcjI— foka (@foka22ok) 2017年8月3日

筆者が電子工作を含むプロトタイピングの発表を見てきて、機械学習が取り入れられているプロジェクトに出会うようになったのは3年くらい前のこと。「センサのデータはSVM(サポートベクターマシン)で分類しました」といった説明をされて、慌てて意味を調べたりしたものだ。