Electronics

2017.07.27

Maker Faire Tokyo 2017 Highlights #03 ロボットゾーン ― 全自動メガネ洗浄ロボからパーソナルモビリティまで多様なロボットが登場

いままで見たことも聞いたこともないような個性派ロボットがたくさん集結するのも、Maker Faire Tokyoの特色です。どんなロボットなのかは、実演を見てのお楽しみ! いつも通りに、日常生活に笑いと便利をもたらすジョークロボット(けっこう仕掛けは大がかり)、コンテスト出場の競技ロボット、企業部活の人たちが取り組む福祉ロボットなど、多くのロボットたちもスタンバイしています!

人の温もりを感じる代筆ロボット
HERO Consulting|手書き風の手紙を代筆するRobot 

直角座標系ロボットと万年筆などの筆記具を使った手書き風の手紙の代筆サービス事業を検証している「HERO Consulting」。

Electronics

2017.07.26

Maker Faire Tokyo 2017 Highlights #02 エレクトロニクスゾーン ― 「自動野鳥観測システム」など、AI、画像認識を利用した作品が大幅に増加

世界中で開催されているMaker Faireの中でも、東京の名物はエレクトロニクス! 毎年全国から多くのMakerが、ここを目指して集います。今年の傾向は、AI、画像認識を活用した作品やIoT関連の作品が急増していること。AIでは、昨年注目を集めた「きゅうり仕分け」機の新型、3号機が登場です。IoTではさまざまなアイテムが出展されますが、特に障害者や老人向けの“思いやりデバイス”に注目してください。また、企業の人たちが部活動のようにメイキング活動をする “企業内部活” 系からの出展もどんどん増えています。

Electronics

2017.07.20

手作りのハブダイナモ充電器

自転車旅行を愛するUjiie Kojiさんは、キャンプ泊のある旅路でスマホの充電方法に頭を悩ますことがあった。この問題に対する解決策は、ハブダイナモ充電器の自作。試行錯誤の過程は下記のページに詳細に記されている。回路図や実走による性能評価が参考になる。お遍路旅行中に抵抗器が焦げたりする開発過程の記録も面白い。この充電回路によって、「走り続ける限りスマホの電池切れを心配することは無くなった」という。

Electronics

2017.07.19

Makerが「ボード」に求めるもの — 小さくてシンプルなツールを開発するべきだ。巨大なモノリスは必要ない

ここ数年の間に、マイクロコントローラーボードとシングルボードコンピューターの数と種類が一気に増加した。ちょうど1980年代前半、安い家庭用コンピューターが登場して、その数と種類が爆発的に増えたときと同じように、今日のマイクロコントローラーボードの数の増加は、メーカーによる機能とフォームファクターの実験が繰り返されてきた結果のように思える。

だが今は時代が違う。マイクロコントローラーの数の増加が私たちを導いてゆく方向は、あの時とは異なっている。

Kids

2017.07.18

タミヤ「カムプログラムロボット工作キット」は3,456円という価格でロボットプログラミングを普及させるきっかけになるか

2020年からのプログラミング教育の必須化を受け、一部の学校や塾ではプログラミング教育が始まっている。とりわけ人気が高いのは、レゴ・マインドストームやWeDo 2.0、KOOVなど、ロボット工作とプログラミングを組み合わせた教材だ。これらのロボットプログラミング教材は数万円台と高価で気軽に手が出せなかったが、徐々に安価なロボット工作キットが出回り始めてきている。そのひとつが、タミヤから8月12日ごろより全国発売予定のプログラミング教材「カムプログラムロボット工作セット」。

Electronics

2017.07.14

初心者パパが作ったとびきりの宇宙船型二段ベッド

Pete Dearingは、宇宙船型二段ベッドのインタラクティブなコックピットで、今年のMakerパパ大賞間違いなしだ。

彼の息子たちはボタンで遊ぶのが大好きだ。「エレベーター、リモコン、携帯電話、とにかく大好きなんです」と彼は言う。そこで、スイッチやボタンをいくつか使って、工具箱の中に電源を仕込み、その蓋に簡単なコントロールパネルを作ってやった。すると子どもたちは、もっとボタンが欲しいと言い出した。そしてDearingは、もっとちゃんとしたものを作ってやろうと決めた。

Electronics

2017.07.13

SabreberryDAC ZERO用の美しいケース

“SabreberryDAC ZERO”はRaspberryPi ZEROと同じ大きさのオーディオ用DAC基板。24bit・192kHzの再生に対応し、高音質オーディオ用パーツをふんだんに使用したヘッドホンドライブ回路を搭載している。ポータブルでの使用を想定したDACだが、Pi2や3と組み合わせて使うこともできる。

開発者のnew_western_elecは、SabreberryDAC用のディストリビューションも配布中だ。10秒程度で起動し、基板上のスイッチがすぐ使えるようになる。

Electronics

2017.07.11

レトロなコンピューターをダイヤルアップ接続からWi-Fiにハックする

子どものころから、私はインターネットで育ってきた。ただ、その当時はBBSと呼ばれていた。ひとつのデジタルスペースではなく、いくつものネットワークが独立して存在していたのだ。それは、基本的にテキストベースで、メディアの制約を受けながら芸術的な工夫によって構築された、ときどきつながる濃厚な世界だった。今でも、その当時の古いパソコンが、わずかではあるが残っている。よく探せば、Commodore 64やApple IIeの完動品を見つけることができるだろう。

昔のパソコン通信に興味のある人は、Textfiles.comを覗いてみるとよいだろう。

Electronics

2017.07.06

自作の電気擦弦楽器とタンバリンを演奏するデュオ

久田祐三さんと尾上祐一さんの自作楽器による自作曲の演奏を観ていた。シルクロードのどこかで音楽好きの発明家が出会ったらこんな感じのデュオになるのかも。

右の久田さんが叩いているのはアラブ系タンバリンのリク。左の尾上さんが弾いているのは「回擦胡」。小さなクランクを指で回すと円盤が2本の弦を擦って音が出ます。ピックアップも自作の電気擦弦楽器。

演奏と楽器の詳細については下記のページをどうぞ。

Electronics

2017.07.03

[MAKE: PROJECTS]エアホッケーの相手をしてくれるロボット

Air Hockey Robot EVOがあれば、対戦相手に事欠くことはない。組み立ても設置も簡単で、Androidのスマートフォンでコントロールできる。

これはオープンソースのロボットなので、普通に入手できる材料と3Dプリントした部品があれば、自分で最初から作ることができるが、キットも販売されている。ただし、エアホッケーのテーブルが必要だ。このロボットがぴったり合うテーブルがお勧めだが、ロボットをテーブルに合わせて改造することもできる。