Science

2015.09.11

54ローターの飛行機を作った男

イギリス人YouTuberのgasturbine101は、彼が作ったSwarm Manned Aerial Vehicle Multirotor Super Drone(ペンタコンタカイテトラコプター:54プロペラのマルチローター)の映像を発表した。この無法な乗り物を約10分間飛行した。高度は平均して4フィート(1.2メートル)から6フィート(1.8メートル)といったところだが、一度だけ20フィート(6メートル)ぐらいまで上昇する場面がある。ただしそれはほんの数秒間だ。

Electronics

2015.09.10

第3回タカハソレノイドコンテスト

ソレノイドは好きですか? コイルに電流を流すことで鉄心を押したり引いたりする面白い部品です。使い方にはちょっと工夫が必要。可動部分のあるメカニズムと組み合わせて動きを生み出す必要があります。

ソレノイドの専業メーカータカハ機工はそんなソレノイドならではの魅力を広めるべく、コンテスト「ソレコン」を行っています。はやくも3回目のコンテストの告知が公開されました。締め切りは2016年2月12日なのでまだ少し先ですが、今から準備しておきましょう。タカハのソレノイドはオンラインショップでも購入可能です。

Electronics

2015.09.08

かわいい24連発輪ゴム自動砲塔

これは打ち合いゲームのPortalにピッタリといった感じ。コマンドに従って輪ゴムを撃ち出す砲塔だ。開発者はKevin Thomas。ほとんどのパーツが3Dプリントでできている。頭脳はArduinoだ。自分でも作ってみたいという方のために、ThomasのThingiverseページでファイルが公開されている。円筒状の砲身に引っ掛けた輪ゴムが飛び出すというじつに簡単な構造だが、短い時間に24発を連射できる能力がある。

この動きを見てほしい。

Electronics

2015.09.07

常にISSを指し示す装置

国際宇宙ステーション(ISS)が最高のものの塊(人類が作ったもっとも高価な構造物、地球軌道上の最大の人工物、もっとも長い有人衛星、最新最高の技術の結晶、最高にクールな空飛ぶ実験室……)だとしたら、いつもいつもISSのことを考えていたいのに、どうしても何時間か、または何日間か忘れてしまうときがある。

現在と将来の宇宙探査計画に対する人々の興味が薄れてしまうと、宇宙計画のための予算がどんどん削られてしまうと恐れる人たちが増えている。そこで、直接的に人々の興味を向けるあの方法が役に立つ。

Electronics

2015.09.03

加速度センサ内蔵IoT無線タグを視覚化するAndroidアプリ

IoT無線タグTWE-Lite-2525A(トワイライト・ニコニコ)は買ってすぐ使える加速度センサ搭載の無線モジュール。電池ホルダをハンダづけし、アンテナを繋ぐだけで使えます。プロトタイピングに便利。ただし、取得したデータを可視化するには何かしらソフトウェアを用意する必要がありました。はい、過去形になってますね。8月に公開されたAndroidアプリToCoStick TWE G-Monitorによって、加速度データのグラフ表示もプログラミング抜きで可能となりました。

Crafts

2015.08.31

Fotokite Phi:簡単に空中撮影ができるヒモ付きドローン

Fotokite Phiは、折りたたみ式で軽量なドローンだ。Indiegogo でローンチされた。先行予約価格は349ドル。ドローンコミュニティでは意見が割れそうなデザインのユニークな製品だが、先週使ってみたのでその感想をお伝えしたい。

なぜヒモ付きなのか?

早い話が、Fotokiteは巻き込み式のヒモが付いたクアッドコプターだ。最初に話を聞いたときは、補助車輪付きのドローンのようなものかと思った。初心者にはいいかもしれないが、私向きではないと(とは言え、私はもう何台もドローンを壊している)。

Electronics

2015.08.28

ロボットバトルに見た人生の教訓6箇条

燃え上がるコンバットロボット(写真:ABC)

9歳の息子とBattleBotsを見ていたとき、息子は人生の教訓を学んだ。それは、バトルで反則と思われるヒットを受けたあと、Overhaulチームのキャプテン、Adam BercuがLock-Jawのドライバー、Donald Hutsonの握手を断ったときだ。「なぜあの人は握手をしないの?」と息子が聞いた。私は、スポーツマンシップとは何か、なぜそういうことになったのかを説明してやった。

ここは学習のポイントだ。

Electronics

2015.08.27

p5.jsビジュアルプログラミングエディタ

“p5.js”はProcessingによく似たスタイルでインタラクティブなプログラムを作ることができるJavaScriptライブラリだ。DOMライブラリと併用することで、canvas上だけでなく、ウェブページ全体をスケッチの要素として扱えるようになる。応用範囲はかなり広い印象だ。

今回は可知豊さんが開発しているp5.js用のビジュアルプログラミングエディタのベータ版を紹介しよう。次のページへ行くと、Processingユーザーにはおなじみのマウスで円の軌跡を描くサンプルがウェブページ内で動いている。

Electronics

2015.08.21

Makerのためのハム入門

Jon Platt(WØZQ)が持っているのはマイクロ波ハンドヘルド放送局だ。送信機と受信機とホーンアンテナがひとつにまとまっている。これを使って、Jonは数百キロメートル先の相手と交信したことがある。電波は雨や温度逆転層などの気象環境の中を反射しながら伝わっていく。(写真:Bruce Richardson(W9FZ)。協力:ARRL)

アマチュア無線、または「ハム」という言葉を、友だちか、じっさいにハムをやっている人から聞いたことがあるだろう。ハムとはいったいなんなのだろうか。

Electronics

2015.08.20

Raspberry Pi上のnode.jsでLEDマトリクスを制御

秋葉原で2380円で売られている320x160mmのマトリクスLEDをRaspberry Piからコントロールする例。「サーバにしたりWebSocketで通信したりしやすい」ということで、サーバ側はnode.jsを使って実装されている。node.js用のSPIライブラリである”pi-spi”の使用例としても面白い。

ソースは下記のページで公開されている。