Electronics

2015.06.23

Esquiloとモノのインターネット

Esquiloボード。後ろはオンボードのウェブベース開発環境

「Make:」の記事でよく見るのは、さまざまな新型ボードだ。そのほとんどすべてが、少なくとも今のところ、モノのインターネットの開発を簡単にするということが売りになっている。

今はもうひとつ、はっきりとした傾向がある。それを私は「キッチンシンク」トレンドと呼んでいるのだが、より多くの、またはあまり違いのない無線をボードに盛るというものだ。あるいは、あと1年ぐらいで開始されるか、または開始されないかもしれないクラウドサービスに対応させている。

Fabrication

2015.06.19

HP Sproutの新型3Dキャプチャリング・プラットフォーム

HPの新しいSprout 3D キャプチャリング・プラットフォーム

HPは、Sprout 3Dスキャンニング・プラットフォームの利用者にとって、エキサイティングな発表を行った。

HPのSproutは、タッチスクリーン、オールインワンのデスクトップコンピューター、プロジェクター、キャプチャーステージ、Intel RealSense 3Dカメラ、14メガピクセルの通常のカメラを備えた画期的なハードウェアだ。現実のオブジェクトをスキャンして、コンピューターの中でデジタルデータとしていじることができる。

Electronics

2015.06.18

Raspberry PiによるNゲージ自動運転システム

メディアクラフトのNゲージ自動列車運転システム“NATOC”はNゲージレイアウトをコンピュータで制御するシステム。現在はRaspberry Piもサポートしている。上記の動画はそのデモ。RasPiのカメラモジュールを使って車両の位置を検出し、指定の位置で停止させている。Raspberry Pi2(画像処理のため高速な2の使用が推奨されている)にタッチパネル付きLCDを接続してコンパクトなGUIコントローラを作成。タッチ操作で列車の運転が可能だ。技術的な詳細は下記のページで公開されている。

Electronics

2015.06.16

GPSで自転車を守ろう

自転車は気持ちがいい。いい運動になるし、自転車にやさしい街なら最高の通勤の足となる。

カナダのバンクーバーに住むScott Bennettによると、バンクーバーは自転車が盗まれる確率が高い街だそうだ。しかし、彼は「もしグラインダーでUロックを切断したとしても、お前たちを捕まえてやるから覚えておけ」と意気込んでいる。彼は前にもロックを切られた経験があるのだ(盗まれたのは彼女の自転車だけで、彼のは盗まれなかった)。そこで、こんなことが二度と起こらないように考えた。

そして、彼はあるシステムをデザインした。

Electronics

2015.06.12

Kickstarterから協調へ:都会の自転車屋が目指す次のレベル

Revolights共同創設者でCEOのKent Frankovich

アーバン・バイキング — おもに通勤に使われるだろうが、その他、ただ乗り回すだけでも都市の中を自転車で走ることをそう呼ぶ。その数はどんどん増えているが、まだちょっと怖かったり、不便だったり、不快だったりする。

自転車の伝道師は大勢いて(たぶん私もそのひとり)、自転車に乗るとよいことのリストをせっせと作っている。また、いろいろな製品を作るMakerのコミュニティがあり、自転車の敷居を少しだけ低くしてくれている。

Electronics

2015.06.11

クオーツ時計を改造してインターステラーごっこ

Takahashi Yujiさんが不要になったクオーツ式置き時計を改造して遊んでいる動画。針の動きを速くしたり遅くしたり。Arduinoを使って任意のタイミングで動かす方法を次のサイトで解説している。

クオーツ時計を100倍速&リバースモード付きに改造してみた

奥さんに見せたところ「全く役に立たない」というコメントを得たそうですが、そのあと「インターステラーごっこができる」と反論(?)していたりして、とても共感したので紹介したいと思ったしだいです。

Electronics

2015.06.01

小さくてかっこよくなったMakey Makey Goは19ドル

写真提供:Joylabz

Makey Makeyに弟分のMakey Makey Goが生まれた。私たちも大好きなこのインターフェイスボードは、日常のものを使ってコンピューターを操作するためのものだ。

この、USBメモリー型のデバイスは、ちょうど3年前にMakey Makeryを作って2012年のMaker Faire Bay Areaに出展したJay SilverとJoylabzの新製品だ。新バージョンの主な相違点は、入力がひとつであることと、価格が安いことだ。

Electronics

2015.05.29

コンセプトからコックピットへ、没入型Makerシムピット「B.S.B.B. MkII」

Steel Battalion(鉄騎)は、オリジナルXbox用にカプコンとMicrosoft Game Studioが2002年に販売したゲームだが、ユニークなことに、専用コントローラーが付属していた。2本のジョイスティックと複数のブロックから構成されたコントローラーには、40個近くのボタン、スイッチ、ノブ、ドライブセレクターがある。さらに、床に置いて足で操作するフットペダルもある。このシングルプレイヤーゲームの目的は、2足歩行ロボット、Vertical Tankを操縦すること(AT-STウォーカーみたいなやつ)。

Electronics

2015.05.29

サムスンがArduinoファミリーに参入

サムスンと聞いてまず思い浮かぶのが、電話機やテレビだろう。Maker向けのエレクトロニクス製品は思い浮かばない。彼らはInternet of Things Worldにおいて、ARTIKプラットフォームを発表し、サムスンのMakerワールド入りを宣言した。モノのインターネット(IoT)アプリケーションをターゲットにしたArduino互換デバイスだ。

現在は、ARTIKには3種類がある。ARTIK 1、ARTIK 5、ARTIK 10だ。すべてARMマルチコアプロセッサーを採用し、Bluetooth LEを内蔵している。

Electronics

2015.05.25

Pebble Smartstrap初公開

SeeedStudio XadowベースのPebble Time用Smartstrap

オリジナルのPebbleも含めて4台持っているけど、私はスマートウォッチには懐疑的だ。しかし、新しいPebble Timeにはスマートストラップが付くというPebbleの発表にはちょっと惹かれる。

Smartstrapは非常にオープンで、Pebbleの既存のエコシステムに自作のハードウェアを接続できる。そのため、Smartstrapは、あらゆるカテゴリーのデバイスとの接続を可能にするパワフルな仕組みとなる。