Electronics

2015.10.29

Raspberry Piでも動くProcessingの新バージョン

Processingの新しいバージョン(3.0.1)がリリースされた。3.0から使っている人から見るとバグフィクスが主な変更点だが、Raspberry Piのユーザーにとっては大きな変化があった。正式にRaspbian用のパッケージが用意され、ダウンロードしてすぐ使えるようになった。短時間ながら実際に試してみたので、その報告。

どういうわけかRasPiの標準ブラウザ”WEB”では、processing.orgのダウンロードページが開けなかったので、GitHubのreleaseページからダウンロードした。

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2015.10.28

「教育の世界では技術が長持ちする。チップを生産する会社にとっては10年以上持続する可能性がある市場」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.01

Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesはスペインのマドリードとバルセロナの間に位置するアラゴン州サラゴサの出身で、スウェーデンのマルモに12年ほど在住している。Davidは今もArduinoの開発にコアスタッフとして携わりながら、教育プログラム「Arduino Verkstad」を監修するために故郷スペインとスウェーデンをたびたび行き来している(スペインではバルセロナ・マドリードの2都市に加えカスティーラ・ラ・マンチャ州、ドン・キホーテの舞台にもなった地方で行われている)。

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2015.10.27

教員向け講習から発表会まで一貫して提供するArduino公式教育プログラム(学校教育とMaker)

昨年ローマのMaker FaireでArduinoのMassimo Banziが言った。「Arduinoは今スウェーデンやスペインで教育プログラムを展開しているよ。教員向けだからまだ知られていないんだ」

それから1年。先日のMaker Faire Rome 2015ではIntelとの提携で実現したわずか27ユーロという低価格の新しいボード「Genuino101」が発表され、これから同社の教育プログラムでも活用されることがアナウンスされた。アメリカ、スウェーデン、スペイン、イタリア、そして中国など世界1万校以上で展開されるという。

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2015.10.23

30ドルでセンサー内蔵、Curie搭載のArduino 101

Maker Faire Romeで、IntelとArduinoは心臓部にIntelのCurieモジュールを採用した新型ボード、Arduino 101を発表した。発売は2016年の第一四半期を予定。価格は約30ドルとなる(アメリカ以外では、Genuinoとして販売される)。

Curieに含まれる技術によって、Arduino 101には、6軸加速度センサー、ジャイロスコープ、Bluetooth無線通信用ハードウェアを搭載する。さらに、おなじみのArduino UNOと同じ入出力能力を持つ。

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2015.10.21

砂浜に絵を描くディズニーのかわいい亀型ロボット

ディズニーの亀型ロボット、Beachbotは、レーザースキャナーと自動熊手を使って砂浜にサンドアートを描く

この地球上では、砂浜に亀がいることはそう珍しくもないが、亀型ロボットに出会ったら驚くだろう。しかもそれは、砂浜に絵を描いているのだ。これはETH Zurichが開発したBeachbot。砂浜にサンドアートを自動的に描くように作られた。

ディズニーの補助を受けた研究者たちが、砂浜を訪れる人たちを驚かせるロボットを作った。見て楽しいのはロボットだけではない。それが描くものも、また楽しい。

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2015.10.16

ゴーストや死神が空を飛ぶ。友だちを震え上がらせる6つのドローンおばけ

ドローン(正しく言えばマルチコプター)は、いろいろ遊べて楽しい。もともとの使い方で飛ばすだけでも楽しいのだが、ハロウィーンの衣装を身につけると、クレイジーなものに変身する。ここにドローンを使った6つのおばけを紹介しよう。

ゴースト・クアドコプター

このビデオのタイトルは、ずばりGhost Quadcopterだ。みんなもこんなおばけを想像していたんじゃないかな。ゴーストのコスチュームをクアドコプターにくっつけただけで、4つのモーターとプロペラは外に突き出ている。

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2015.10.16

Amazon Web Services Internet of Things(AWS IoT)発表。モノのインターネットの利用がより簡単に

AWS IoTのブロックダイアグラム(提供:Amazon)

Amazonは、Amazon Web Services Internet of Things(AWS IoT)を発表した。これは、モノに埋め込んだ開発ボードとAmazonのクラウドコンピューティング・システムとの接続を簡単にするものだ。

AWS IoTの始め方は非常にシンプルだ。Amazonへ行き、アカウントを作る。そのAmazonアカウントにウェブサービスを含めるよう設定して、AWSランディングページでIoTセクションを探す(私の場合、画面右上にあった)。

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2015.10.15

Arduinoでも使えるジェスチャーセンサAPDS-9960

秋葉原を散歩していたら、少し前から気になっていたセンサを見つけたので、試してみました。AvagoのAPDS-9960は複合的な光センサで、光の色、物体の距離、そして人間の手の動きを検知することができます。とくに面白いのは手の動き「ジェスチャー」ですね。チップ内蔵のエンジンで手が動いている方向を処理し、単純な結果を返すので、Arduinoでも扱えます。サンプルプログラムを作って、動画を撮ったので以下に貼っておきます。手のひらの上下左右をキレイに捉えています。

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2015.10.14

Netflixが公開したムービーナイトボタンは、ボタンを押すだけで照明を暗くし、食事を注文し、テレビに映画を上映するDIYプロジェクト

毎週金曜日、我が家ではある儀式を行う。仕事や学校関係のものはすべて部屋の片隅に放り出し、その夜はすべてを忘れる。電話はマナーモードに、メールも閉じる。ピザを注文して、ビーンバッグを引っ張り出して、犬たちと座って映画を見る。我が家だけではないだろう。家族ごとにライフスタイルはコトなり、いろいろな事情があるだろうが、同じようなことをしている人は多いはずだ。ただ座って、リラックスして、食べて、映画を見る。

さて、Netflixはそこをよく理解していて、その準備を簡単にしてくれる。