Crafts

2014.08.26

Teenage Engineering + Clavia -ストックホルムの新旧の音楽テクノロジー企業(DIY MUSIC in Europe)

先日の記事で取り上げたMIDI HACKをレポートするためにストックホルムを訪れると決めた際、必ずコンタクトを取ろうと思った企業がストックホルムの音楽系のスタートアップの代表でもあるTeenage Engineering社だ。彼らが最初にリリースした製品OP-1はコンパクトで面倒なセットアップを必要とせず、直感的な操作でダイナミックに音を変化させられるインターフェースを持っている。例えばシンセとは何か、そこから勉強しなくてはいけないような難儀な製品では、初心者は音を出して、そこから何をするか考えて止まってしまう。

Electronics

2014.08.22

導電性インクと導電性エポキシで電子回路をプリントするSquinkはパーソナル電子工場となるか?

アイデアとプロトタイプの間はどんどん狭くなっている。かつては一部の大企業にしか使えなかった3Dプリンターのようなものも、今では近くのホームセンターでも買えるようになった。こうしたトレンドを推進している原動力のひとつに、Arduinoなどのボードが簡単に手に入るようになったことがある。これを使えば内蔵システムのプロトタイピングが、早く安くできる。これまでは非常に難しかったハードウェアの問題は、簡単なソフトウェアで解決できるようになったのだ。

回路の設計が完成したとしても、ブレッドボードから先に進めるのは大変だった。

Crafts

2014.08.21

Sonar +D 2014(DIY MUSIC in Europe)

バルセロナ在住の音楽ライター、類家 利直さんにヨーロッパのDIY MUSICシーンについてレポートしていただくシリーズの2回目です。1回目はこちら。

今年もバルセロナにSonarの季節がやってきた。Sonarはエレクトロニック・ミュージックを中心としたライヴやDJのステージを楽しむ音楽フェスティバルで東京含む世界数都市で行われている。会場内には Sonar +Dというスペースが設けられ、音楽系ハッカソンとして有名なMusic Hack Dayや様々な団体・企業の展示やワークショップ、アーティストや音楽関係者によるカンファレンスなども行なわれ、バルセロナのSonarでは音楽のテクニカルな側面にもスポットを当てている。

Electronics

2014.08.21

ArduinoとUnityとUniduinoでフライトシミュレータ

takahi5さんはOculus Riftを使ってメーヴェ感覚のフライトシミュレータを作ろうとしている。入力側はArduinoと加速度センサ。Unityとの接続にはUniduinoを使用。

ちょっと未来 – Oculus Riftでメーヴェを作ろう(1)

Uniduinoを使うと、”StandardFirmata”を書き込んだArduinoとUnityプログラムを簡単につなぐことができます。Uniduinoの導入については、Hirahara Makotoさんのブログがわかりやすかったです。

Crafts

2014.08.20

Stockholm MIDI HACKレポート(DIY MUSIC in Europe)

今回から3回連続でバルセロナ在住の音楽ライター、類家 利直さんにヨーロッパのDIY MUSICシーンについてレポートしていただきます。尚、原稿をいただいてから、編集部の都合で公開が遅れたことに関して筆者の類家様にお詫びを申し上げます。(MAKE日本語版編集部)

去る5月17日、18日ストックホルムで音楽ハッキング・イヴェントMIDI HACKが開催された。

Electronics

2014.08.15

Raspberry Piでレアでレトロなプラットフォームを復元

世間に出回っているRaspberry Piのほとんどが、LinuxディストリビューションのDebianを最適化したOSであるRaspbianを走らせているのは間違いないだろう。そしてもし、Raspberry Pi NOOBSのインストールをしたことがある人なら、Arch、Pidora、RISC OSといった他のOSも使えることを知っているだろう。しかし、使えるOSやエミュレーターはそれだけに止まらない。実際、Raspberry Piは、ヴィンテージOSのプラットフォームとして、または特殊なプラットフォームとして使われているのだ。

Electronics

2014.08.14

夏休みの自由研究に役立ちそうな無料iPadアプリ3選

夏休みの自由研究と言えばやっぱり昆虫採集。野山で虫取り網を振るうのもいいけど、このiPadアプリを使うと在来種を捕まえるのではなく、新種の虫を作り出すことができる。Autodesk 123D Creatureは、生物の造形に特化した3Dツール。簡単な操作で骨格の設計、肉付け、塗装といった創造の全工程が可能だ。3Dプリントサービスでの出力にも対応している。UIがすべて英語なのは残念だけど、無料で利用できる。

夏休みの自由研究と言えばやっぱり天体観測。

Electronics

2014.08.13

『アイ・オブ・タイガー』を奏でるドットマトリックスプリンター

『ロッキー3』と同じく、『アイ・オブ・タイガー』を感動的に歌い上げるこの古いドットマトリックスプリンターもサバイバーに違いない。そして、ミッキー(ロッキーのトレーナー)がロッキーを鍛え直したように、このプリンターは、VimeoユーザーのMIDIDesasterによってMIDIファイルを再生できるように改造された。

この24ピンの古いドットマトリックスプリンターは、MIDI対応のサウンドジェネレーターに改造されています。同時に最大で21音階を出すことができます。

Electronics

2014.08.11

littleBitsで作る5つのウェアラブルプロジェクト

littleBitsをご存知ない方のために説明しておきましょう。littleBitsとは、磁石でつなぎ合わせるだけで電子回路が作れるモジュールのセットです。プロトタイピング、学習、遊びにお使いいただけます。とても小さいので、ウェアラブル機器を作る新しい方法としても提案していきたいと考えています。ここに私たちが大好きな実例を紹介します。

Light-up Stomping Shoes

音に反応して光る靴です。夜の散歩にうってつけ。スニーカーをlittleBitsのライトワイヤーで飾って、サウンドトリガーを加えて、あとは踊るだけ。

Electronics

2014.08.08

Raspberry Pi HATの仕様を公開

Arduinoにはシールドがある。BeagleBoneにはケープがある。Raspberry Piには「HAT」がある。そして今、Raspberry Pi財団は、出荷を開始したばかりの新型Model B+用のアドオンボードの仕様を正式に公開した。HATとは、Hardware Attached on Topの頭字語。エンドユーザーがRaspberry Piを簡単に機能拡張できるようにするためのものだ。