Electronics

2014.08.29

Sketching in Hardware

写真:Seth Hunter

2006年、私は年1回で開催するフィジカルコンピューティングツールのサミット、Sketching in Hardware を立ち上げた*。40人の優れたデザイナー、開発者、研究者、アーティスト、教育者が集まり、3日間にわたってハードウェア製品を、いかに簡単に開発できるようにして、環境やデジタルアートに応用しやすくするかを話し合う。

ハードウェアは今でも難しい(Hardware is still hard)。しかし、私はこのサミットを立ち上げたときから比較すると、ずいぶん状況は変化した。

Fabrication

2012.12.13

3Dプリントした銃で実弾射撃

Wiki Weapon Projectの母体であるDefense Distributedのメンバーが、銃床下部を3Dプリントで作ったセミオートライフルAR-15の実射に成功した。その部品が壊れるまでの6発だけの射撃だったが、プリントした部品だと思えば上出来かもしれない。今はまだ銃全体をプリントしたわけではなく、銃床下部(規制された部品)のみだが、これは大きな一歩だ。 銃規制に対する立場は別にして(または何も考えていない場合も)、これは注目すべきプロジェクトだ。

Fabrication

2012.12.05

f.labo主催「展開図武道会〜この椅子いいっすね!」が参加者を募集中

Maker Faire Tokyo 2012にも出展されたf.laboスタッフの高見知里さんからご案内をいただきました。

指定された条件でスツールを制作しプロダクトとしての完成度を競うコンテスト「展開図武道会〜この椅子いいっすね!」の参加者募集をしています。立体物をつくるのが得意な方も、普段はやっていない方も自分オリジナルのスツールをつくってみませんか?指定された条件の中で考えてつくるのは想像以上に難しいところもありますが、その分楽しいですよ!

コンテストは、12月21日から23日に開催する「一歩さがって、二歩すすむ」展内で行います。

Other

2012.11.14

Autodeskの無料123D DesignアプリがiPadとMac OSに対応

Autodeskは123D suiteの改良を続けているが、Macユーザーにとっては、フラグシップである123D CADアプリが対応していないことが玉に瑕だった。しかし、その後継アプリである123D Designは、MacとPC、それに iPadに対応した。
私はiPad版の123Dを試してみた。かなり楽しい。ただし、デスクトップ用の123D Desingアプリのすべての機能を備えているわけではない(ブーリアンなどは使えない)。私は簡単なチェスのポーンを作ってみた。それは123D galleryで公開されている。

Crafts

2012.11.13

ローポリ・ペーパークラフトマスク

数週間前、MAKE Flickr poolのメンバー、kongorillaが作ったこのマスクのプロトタイプの写真を紹介した。私は、その仕上げの感覚が大好きだ。メッシュのエッジを蛍光 テープで縁取りしている。もちろん、Thingiverseから無料でダウンロードできる。だけど、ハロウィンのとき、町内でこれかぶる人間がキミひとりだと思ってはいけない。

Electronics

2012.11.05

How-To:タイプしながら自然と接する方法

この美しい改造キーボードは、 ITPでの私の級友 Robbie Tiltonの作品。「デジタルファブリケーションのためのデザイン」というクラスでこれを作った。彼はこれをNatural Keyboardと呼んでいる。私は、木と苔でコンピューターキーボードを作ろうと考えました。現代の技術製品の形は冷たくて生命を感じさせないため、これを作りたいという情熱が湧いたのです。ガラスと金属とプラスティックで作られたテックガジェットに囲まれていると(社会全体がそうだと思いますが)、私たちは常に自然から距離を置いていることになり、見た目にクリーンだが、同時に見た目に味気なく、触れてみたいと思えない物のデザインに引き込まれていきます。

Electronics

2012.10.26

ティフアナでドローンを作る

先日、私は、地方会議および博覧会のTijuana Innovadoraに招かれ講演を行った。TechShopのMark Hatch、昼は工業デザイナーで夜はドローンプログラマーのJason Short、それにArduinoチームのDavid Cuartiellesも、オープンソースパネルで講演をしていた。その前夜、メキシコの国境を歩いて通過したことが、この旅の予想外のハイライトとなった(反対方向に国境を越えようとする人たちの列は想像以上に長かった)。

Crafts

2012.10.26

完全なRGBカラースペースを印刷した本

Photo: Brittany Schall
これは、アーティストのTauba Auerbachが2011年に作った「RGB Colorspace Atlas」だ。これは一辺が8インチの立方体の本。外側だけでなく内側にも、お馴染みの立方体にマッピングされたRGBカラーモデルが印刷されている。ページをめくれば、あらゆる色にアクセスできる。3部で1セットになっており、それぞれ、異なる軸方向で閉じられている。あらゆる方向から色を探せる仕組みだ。

Electronics

2012.10.19

iTurntable – デジタル音楽ドック

近ごろは、デジタルDJ用に、昔ながらの操作方法を模した接触式の入力デバイスが多くなってきた。その多くは、専用デッキの上にターンテーブルが退化した回転式エンコーダーが乗っかっているといったものだが、DJでなくても、昔のレコードプレイヤーのような操作感覚のデバイスが欲しいという方は、このチャーミングなiTurntableはどうだろう。Austin Yangが開発したiPhone用のドックだ。トーンアームをセットすると曲が再生される。ただし、トーンアームは針で溝をトレースするものではなく、前後の選曲をするためのもの。

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