Fabrication

2013.04.05

ジョージア工科大のMakerスペースは高等教育のモデル

Georgia Tech’s Invention Studio。
「私たちは、Makerムーブメントをエンジニアリングとエンジニアリングスクールに戻そうとしているのです」と、下のビデオの終わりにGeorgia Tech’s Invention StudioのMakers Clubの一員が語っている。

Invention Studioは学内のMakerスペースだ。24時間、あらゆる教員、学生、スタッフやあらゆるプロジェクトに開放されている。クラスでの利用だけではない。

Electronics

2013.04.04

中国で製造を行う:良い点と悪い点

製造(大量生産)は、起業したばかりの企業にはリスクが高いものだ。すべてのリソースを投入して作ることは、もしうまく製造できなかったときに大変なことになる。また製造費が高すぎたときも困る。海外で製造する場合にリスクの管理はもっとも重要で、隠れたコストは書類上の節約を完全に消し去ってしまう。アメリカ国内の製造業者なら、新規参入者のリスクを大幅に減らしてくれる。海外の業者には望めない経験や専門知識で助けてくれる。資金の節約になり、高品質な製品ができる。

2012年の3カ月間、私は中国の深セン(深圳)に住んでいた。

Fabrication

2013.04.03

DeltaMaker:ロボットと3Dプリンターの結合

先日、Kickstarterで成功を収めたDeltaMakerは、デルタロボットのプラットフォームで作られたエレガントな3Dプリンターだ。デルタロボットは、その驚くほどの速度と敏捷性に定評があり、何十年間も工場での物品の取り出しと梱包に使われてきた。DeltaMakerは、MakerSlideアルミ押し出しフレームにDelrin V字ホイールとベアリングを組み合わせて作られているため、通常のプリンターよりも動きが速い。たとえば、低速な長ネジと違い、Z軸方向の動きに制約がない。

Fabrication

2013.04.02

知的所有権と自家製造の未来

知的所有権と、安価で分散型の積層造形法の衝突は避けられないものであり、予測が可能だった。これは決定的な戦いのひとつであり、良かれ悪しかれ、世界を変えるものだった。

対立は明白だ。特許と著作権は保護と独占のためにあり、一方、製造が後に続く開発の分野では、アイデアの創造、共有、改良が際限なく続くことが要求される。商標はブランドの管理であり、現実にはアイデンティティだ。その制度はこの分析には含まれない。

これから数年のうちに、この問題は前面に出てくる。従来型の設計や製造業者は売り上げの落ち込みを嘆くことになる。

Fabrication

2013.04.01

3Dプリントのスーパーヒーローフィギュア名刺

「これなら、名刺が他の人のに紛れることなく、印象はトップ。少なくともデスクトップには置かれること間違いなし」

ネットワークの外にいるとき、あなたは四角い平らな紙きれに自分の情報を印刷して人に渡すことができる。しかし、それがもし 3D プリントした、あなたがスーパーヒーローになったフィギュアで、その裏にメールアドレスが書いてあるものだったらビックリするだろう(そして記憶に残る)。 アムステルダムのインタラクティブデザイン事務所、Resoluutは、それを実践している。

Fabrication

2013.03.30

トップ3Dサービス:パート2

パート1では、3Dプリントの2つの重要な鍵となるスライシングとCADのソフトウェアを紹介したが、今週は、実際にマシンを使うためのものと、いまだ発展途上のDIY 3Dスキャンの分野に斬り込もうと思う。前回同様、すべてのサービスは無料(またはほぼ無料)で使える。
3D CAM
CAM = Computer Aided Manufacturing(コンピューター支援製造)、つまり、マシンの動きをコンピューターでどのように正確に制御するかということ。ここで紹介するもののほとんどが、無線プリントに対応しているのがうれしい。

Electronics

2013.03.27

Kickstarterを使わずに自前でクラウドファンディング(2)

Scoutの注文受け付けを開始してから3週間になる。Scoutは面倒いらずのDIYホームセキュリティーシステムだ。詳しくは、scoutalarm.comを見てほしい。前回の記事に書いたとおり、私たちは自前のクラウドファンドサイトを立ち上げた。Lockitronの前例を踏襲しながら、彼らのSelf Starterプロジェクトを利用して、Kickstarterを使わずに行く方針を決めた。

Scoutは現在、予定よりも早くキャンペーンゴールを達成する勢いだ。

Crafts

2013.03.27

古いラッパがiPhoneのアンプに変身

テキサス州オースティンに住むアーティストでオーディオマニアのChristopher Lockeは、古い金管楽器をiPhoneやiPadのアンプに改造している。彼はそれをAnalogTelePhonographers(アナログ・テレフォノグラファー)と呼んでいる。アナログとデジタルが入り組んだ形でブレンドされた外観で、サウンド(下のビデオ)も素晴らしい。彼の作品は、オーディオ機器が洒落た箱ではなく、家具のようだったクラシックな時代を思い起こさせる。

Electronics

2013.03.26

Androidスマートフォンを測定器に変えるアプリたち

デジタルマルチメーターやオシロスコープと連携するリッチなユーザーインタフェイスとしてスマートフォンを活用する動きが広がっている。上の写真はSanwaのマルチメーターPC20からデータを取得してグラフ化する専用アプリのスナップショット。接続にUSBアダプタKB-USB20が必要となるが、ハードウェアへの投資は1万円台で収まる。測定値をプロットするだけでなく、値を監視してアラートを表示したり、メールで通知することもできる。現在はベータテスト中で無償だ。

Electronics

2013.03.26

Board Forgeのパーツ配置ロボット

Board Forge v1.0

レールとスライド

バキュームヘッド

パーツの列

バックエンド

たくさんのチューブ

有名なシカゴのハッカースペース、Pumping Station Oneとのコラボで生まれたBoard Forgeは、6人で起業した、業務用グレードのオープンソースのボード組み立てロボットを開発する企業だ。SXSW Createにて、私は創設者のJeff McAlvayと工業用電子回路の組み立て装置の一般化について話をしながら、プロトタイプのバージョン1.0の写真を撮ることができた。