Electronics

2013.02.18

Breathing Bike ─ 空気清浄器付き自転車

北京の大気汚染が話題になっている。先月、北京の大気質指標は755を記録した。これは計測器の針を振り切る値だった (最高値は500に設定されている)。この大きな問題に対するMatt Hopeの防衛策が、Breathing Bikeだ。中国の首都を走りながら、空気をきれいにしてくれる自転車だ。

自転車の荷台に取り付けられているのはイケアのゴミ箱。後輪の発電機によって、これがプラスに帯電する。ここでプラス電荷をおびた大気汚染物質は、内部のマイナス電荷を帯びたエアークリーナーに引きつけられる。

Electronics

2013.02.15

DIY MUSIC: OUTRAGE イベントレポート

2/1(金)、六本木SuperDeluxeで開催されたハードウェアハッキングをテーマにしたサウンドイベント「DIY MUSIC: OUTRAGE」の様子を、写真を中心にレポートしていきます。

会場オープン時の写真。ゆるやかに来場者が。

入り口ではベンディング済の「わんぱくスージー」とtadahi神社が来場者を賑やかに迎えました。

まずは高校生サーキットベンダー、石井 栄一さんのライブパフォーマンス。

Electronics

2013.02.14

555を組み立てるキット

昨年、タイマーICの名作NE555を開発した半導体技術者Hans Camenzindさんが亡くなった。享年78歳。創造主亡き後も、555は多くの人に使われ続けている。凄いことだ。
このすごいICの動作原理を、実際に回路を組み立てながら学べるキットが登場した。楢の木技研の『ディスクリート555キット』は、トランジスタとダイオードと抵抗だけでプリント基板上に555を再現する。電源といくつかの部品を付け加えれば、元祖555と同様に動作する。

Electronics

2013.02.12

DIY使いきり抗生剤軟膏チューブ

バックパッキングをしたことのある人なら、持ち歩くものすべてが機能的で軽量でなければならないことがわかるだろう。めちゃくちゃ軽いことが重要だ。バックパッカーは、いろいろな軽量化テクニックを知っている。歯ブラシの柄を短く切る。乾燥食料を選ぶ。重い食料から食べる。ステンレスではなくアルミの調理用具を使うなどなどだ。

旅には、救急セットも用意しておく必要がある。そこでも、抗生剤軟膏のチューブを1本持ち歩くのではなく、使い切りの小さなパックがよい。しかし、これは高価だし、なかなか手に入らない。

Electronics

2013.02.08

2012年は3Dプリントの年だった

2012年は3Dプリントが大きく飛躍した時代だった。まだ早期導入者の世界ではあるけれど、3Dプリントの魔神は壺の中からハッキリと姿を現している。

私は、一般消費者向けの3Dプリンターのメーカーに取材して、2012年はどんな年だったか、2013年以降はどうなるかを聞いてみた。将来の3Dプリント界に関しては、どこも大変に楽観的だ。なかには、もう新機種を発表しているところもあった。

Kickstarterで華々しくデビューしたPrintrbotは、創設者Brook Drummの期待どおりの道を歩んでいる。

Crafts

2013.02.08

トクマルシューゴの「KATACHI」ビデオのメイキング

インターネットで話題になっているトクマルシューゴのミュージックビデオ「Katachi」をすでに見た人は多いかもしれない。CNCルーターで切り出した2000枚もの形を使っている。

昨日、私は、このビデオを制作したポーランドのディレクター/アニメーターチーム、Kijek / Adamskiに会った。彼らはこうやって作ったのだという。

形状は、Adobe After EffectsとAdobe Illustratorでデザイン、製作、アニメーションされた。

Fabrication

2013.02.07

ハッカースペースから何を学ぶか

オープンソースを推奨するCatarina Mota がTEDxStockholmで、ハッカースペースのクールで重要な役割が世界で増しているというスピーチを行った。必見。

訳者から:「必見」と言っても英語ですいません。要約しよう。インターネットなどの技術、3Dプリンターやレーザーカッターなどの近年発達し価格も安くなっているツール、そしてオープンソースという3つの要素によってハッカースペースが盛り上がりを見せている。ハッカースペースという集まりでこれらを活用すれば、いろいろなものが簡単に作れる。

Crafts

2013.02.07

Velopresso – 足こぎ式コーヒーマシン

この足こぎ式エスプレッソマシンは、2つの情熱が組み合わさってできている。自転車とコーヒーだ! コーヒーカップとお皿を割れないようにどうやって運ぶかとか、全体の重さはどれくらいかとか、聞きたいことはいろいろあるけれど、このプロジェクトのコンセプトからプロトタイプまでの工程を見た興奮はまだ冷めない。私たちは、効率化した人力で、簡単に電気に置き換えられる自転車をベースにした技術を合理的に使用した例を示して、より持続可能な都会型のビジネスモデルを推進しようと考えました。

Electronics

2013.02.05

原状回復不要のDIY住宅

UR都市機構の「DIY住宅」は、賃貸住宅を改造して済みたい人にアピールするサービス。壁の塗り替えたとしても、退去時に原状回復する必要がない。ただし、どんな改造でも可能というわけではなく、事前に申請が必要だ。そのプランニングと施工の期間として3ヶ月は家賃無料である。団地R不動産のサイトでは実際にDIY住宅を使って行われた改造ワークショップの様子が紹介されていて、どんなことが可能かがわかる。従来の団地住まいとは明らかに違う暮らし方ができそうだ。

Electronics

2013.02.05

深圳(深セン)のモーター工場見学

MAKEの友だちでFreaklabsのAkibaが数人の仲間と直流モーターの工場を訪問した。
Lotusは、中規模のモーターメーカーで、私たちはその直流モーター工場を訪問した。ここには別にステッパーモーターの工場もあるのだが、そちらへは行くことができなかった。工場に到着すると、製品展示室に通され、彼らが製造しているモーターの種類について説明を受けた。その後、私たちは特注のサンプルモーターを組み立てる小さな部屋を見学した。顧客からの注文で作られるモーターで、最初の何個かのサンプルは手作りされている。