Electronics

2012.11.06

Chris AndersonがWiredを退職

Chris AndersonがWired の編集長を務めながら、彼が創設したドローンの会社、3D Roboticsをどうやって経営していたのか、ずっと疑問だったけど、ドローンビジネスに専念することを決めたようだ。ドローンのほうが雑誌より儲かると踏んだわけかな。
これは本日、Wired のスタッフに配信されたメール:本日、WiredのChris Anderson編集長は、今年末でCondé Nastを退社し、数年前に自らが創設した3D Roboticsの CEOに着任すると発表しました。

Electronics

2012.11.05

How-To:タイプしながら自然と接する方法

この美しい改造キーボードは、 ITPでの私の級友 Robbie Tiltonの作品。「デジタルファブリケーションのためのデザイン」というクラスでこれを作った。彼はこれをNatural Keyboardと呼んでいる。私は、木と苔でコンピューターキーボードを作ろうと考えました。現代の技術製品の形は冷たくて生命を感じさせないため、これを作りたいという情熱が湧いたのです。ガラスと金属とプラスティックで作られたテックガジェットに囲まれていると(社会全体がそうだと思いますが)、私たちは常に自然から距離を置いていることになり、見た目にクリーンだが、同時に見た目に味気なく、触れてみたいと思えない物のデザインに引き込まれていきます。

Electronics

2012.11.02

INTER-CULTUREが発売するニキシー管☓3Dプリントラジオ時計

3Dプリントサービス、INTER-CULTURE(インターカルチャー)がビット・トレード・ワンとのコラボレーションによって作り上げたのが「ニキシー管ラヂヲ時計」。数値の表示には入手困難となっているニキシー管(Burroughs、B5853)を使用、またボディの造形には3Dプリンタを使って樹脂成形では作れない複雑な形状を実現しているとのこと。興味のある方は製品紹介ページを参照してください。またブログでは、製作過程を紹介する記事も掲載されています。

Science

2012.11.01

マグナス効果飛行ロボット

マグナス効果とは「流体中を回転しながら移動する球や円柱の進行方向が変化する現象.(中略)最初は弾道学上の問題で,1852年にドイツのH,G. Magnusが法則化した」(法則の辞典・朝倉書店より)。検索すると、野球や卓球やバレーボールのサイトで、変化球の理論のひとつとして説明されてます。これを小型飛行ロボットの揚力発生に利用したのが、電通大の「UEC2012 Magnus」。翼が筒になっていて、それをウイーンと回転させて浮上します(推力源は前面のプロペラ)。

Electronics

2012.11.01

単管ニクシー時計

Mats Engstromのゴージャスな基板を使わないニクシー管時計だ。一度に1桁だけ表示する。IN-1 ニクシー管を1本だけをATMega8で制御する時計です。Mega8はMPSA42高圧トランジスター、10個を直接コントロールして、ニクシー管のフィラメントを点灯させます。またこれは、IRF520 N電解効果トランジスター、通常のインダクター、高速ダイオードに接続され、ニクシー管に必要な高圧電流をパルス幅変調によって作り出しています。

Electronics

2012.10.30

スマートフォンとお習字ロボ

Android端末とArduinoをADBで接続し、画面に描いた文字を筆ペンで再現しています。お習字ロボットの実験は過去にも見たことがありますけれど、入力インタフェイスが一般的なスマートフォンというところにリアリティを感じました。習字がうまい友達に一筆したためてもらい、それをロボで再現、なんていう使い方が現実になりそう。

Crafts

2012.10.30

The Airship:DIYのグラフィックノベル

ミネアポリスの凸版印刷職人、Todd Thybergは、3色刷りのイラストノベルをJerome Book Artsから出版することに決まった。そこで彼は、自分のスタジオで、90年前に作られたバンダークック社製凸版印刷機でこれを刷ることにした。『The Airship』は、時空を超えて別の次元や宇宙に自在に移動できる装置を搭載する飛行船を開発した科学者の物語です。
これを使って別の宇宙へ移動した彼は、父親に自分が無事であることを伝えようとしますが、そのメッセージは正しく伝わりません。

Science

2012.10.29

人力ヘリコプター ─ 真っ直ぐ上がるのが難しい

メリーランド大学の学生たちが30年の歴史を誇る人力飛行コンテストに挑戦した模様を伝えたナショナル・パブリック・ラジオの番組が素晴らしい。これは、シコルスキー人力ヘリコプター賞という賞で、人力ヘリコプターで、10メートル角の範囲に止まり、60秒間、3メートル以上の高度で飛行できたら25万ドルの賞金が出る。メリーランドの学生は、高度で惜しいところまで迫った。

Electronics

2012.10.26

ティフアナでドローンを作る

先日、私は、地方会議および博覧会のTijuana Innovadoraに招かれ講演を行った。TechShopのMark Hatch、昼は工業デザイナーで夜はドローンプログラマーのJason Short、それにArduinoチームのDavid Cuartiellesも、オープンソースパネルで講演をしていた。その前夜、メキシコの国境を歩いて通過したことが、この旅の予想外のハイライトとなった(反対方向に国境を越えようとする人たちの列は想像以上に長かった)。