Electronics

2010.06.29

オープンソースのホームDNAコピー機

Tito JankowskiとJosh PerfettoはMaker FaireでOpenPCRのプロトタイプを披露していた。PCRとは、ポリメラーゼ連鎖反応のこと。DNAの複製に応用される。ごく少量のDNA(細胞1個でもいい)の特定の範囲を指数関数的に増やして、最初の分子の最大で2の30乗個のコピーを作る。そうしてできたものを使えば「自分の遺伝子を調べたり、DNAコードをハックしたり、バイオ燃料を作ったり、庭に生えている木が本当にトラフラの木かどうかを確かめる」といったことが可能になるとTitoとJoshは話してくれた。

Electronics

2010.06.28

ロウソクでピクセルアート

Youtubeユーザーのbrusspupは、炎のアニメーションで知られるアーティストだ。ロウソクとカメラでイリュージョンを生み出す。コマ撮り撮影で作っているようにも見えるけど、実際に特別なワザを駆使しているようにも見える感じがする。どうやってるか、わかる人いる? [theo’s gallimaufryより]
これも必見(英語だけど):
Candles make for a hot illusion
Anamorphic Pac-Man scene
Amazing animated optical illusions(訳者から:作り方の詳しいビデオもあります。

Electronics

2010.06.25

段ボールマシン

Cardboard Mechanics は、オランダのユトレヒト美術工科大学の学生、Saskia Freeke、Fin Kingma、Davy Jacobs、Sonja van Vuureによるインスタレーション。試作の様子がわかるビデオも公開されている。その1 とその2。

Kids

2010.06.25

もっとも役に立たない機械とネコ

あのもっとも役に立たない機械(Make英語版 Vol. 23で作り方を紹介する予定)は、最高のネコのオモチャでもあった! この機械は「いたずらBANK」という名前で日本で売られている貯金箱。餌鉢型のスイッチの上にコインを置くと、中のネコがコインを取る。このビデオではネコがスイッチを操作している。[Cute Overloadより]
– Becky Stern
編集から:日本では、野尻抱介さんの究極機械「歌いません」(ニコニコ動画へのリンク)という作品があります。作品解説はこちら(PDFへのリンク)をどうぞ。

Electronics

2010.06.23

Minamo – 水面タッチスクリーン

Minamoは井上泰一さんの作品。液晶ディスプレイの上に水を張った水槽を置き、水槽の水に指を入れることで、液晶ディスプレイに表示されたコンピュータのユーザーインターフェースを操作します。斜め下に設置したウェブカメラで指の位置を撮影していて、指の深さも検出可能なので、三次元インターフェースとしても使用可能とのこと。

Science

2010.06.22

吉本キューブを作ろう

2色の立方体を2つに分けて2つの菱形12面体を作るという、すごーく不思議な立体オモチャ「吉本キューブ」だ。ほかにもいろいろな特徴があるのだが、2つの12面体を合わせて、どちらの色の立方体も作れるというのが面白い。ちょっとお高いがMuseum of Modern Art Storeで製品版を買えるが、紙で作ることもできる。作り方は下のビデオを見てね。ちょっと時間がかかるかもしれないけど、作る甲斐は十分にあると評判は高い。ここで型紙をダウンロードできる。

Electronics

2010.06.18

ニクシー管とコンクリートのクールな時計

ノルウェーの Maker Hans Jørgen Grimstadのコンクリートとニクシー管の時計だ(ビデオは通常の時刻表示ではなくテストモード)。Hansのサイトはノルウェー語だ。Google翻訳ではワケがわからない。だから、内容がよくわからない。ただ、XBeeが入っているのはわかる。Hans、詳しいことを教えてくれない? [ありがとう、Hellgeir]
– John Baichtal
訳者から:Google で日本語訳をしたら、ノルウェー語よりもっとわからん感じがする。

Electronics

2010.06.17

クルーレス・ソーラーボート大会

琵琶湖では毎年夏にクルーレス・ソーラーボート大会という競技会が開催されています。クルーレス・ソーラーボートとは「太陽電池を動力として、乗組員が乗船せず、自律航行する船」のこと。先端技術部門ではGPSにおる自動操舵システムを持つボートで琵琶湖を舞台に約20kmを航行し、タイムを競います。動画はその様子。想像以上のスピード感。速い艇は2時間以内でゴールするようです。
今年の夏の第14回大会は8月7日(普及部門)と8月21日・22日(先端技術部門)に開催されます。応援、見学は無料。

Science

2010.06.17

コカ・コーラゼロとメントスで疾走するロケットカー

Maker Faireでの文句なしの大人気定番アトラクションと言えば、Diet Coke and Mentos guysだ。またの名をFritz Grobe and Stephen Voltz、またの名をEepyBird。いつだって炭酸ガス爆発による間欠泉を見ようと大きな人だかりができ、みんなは膨大なベトベト砂糖水を浴びて喜んでいる(そのあとの1日、ベタベタ状態でMaker Faireを見学するのはさぞ楽しかろう)。