Fabrication

2009.11.27

CupCake CNCを作る — Part 1: 序章と経緯

金物屋へちょっと買い物に出て帰ってくると、玄関に、何のマークもない大きな段ボール箱が置いてあった。私はMaker Shedでクールなものを発見するとすぐ買う癖があるので、留守中に荷物が届くのは珍しいことではないが、この箱はいつもよりデカイ。
おお、これはMakerBot IndustriesのCupCake CNC kitじゃないか! 数週間前に注文したまま、すっかり忘れていた(本当に物忘れが激しくて困る)。

こうして冒険が始まった! 私は、このMakerBotとの創造的な体験の報告を書き込んでいこうと思う。

Fabrication

2009.11.12

Cory Doctorowの新刊「Makers」

[US版の表紙]

[UK版の表紙]
「Make」のコラムニストでBoing Boingのスーパーブロガー、Cory Doctorowは、新作小説を発表した。その名も『Makers』だ! さっそく1冊手に入れて読み始めた。今のところ、すごく面白い。Coryの小説は、いつも奇抜なアイデアや、技術と文化のハッキングでビリビリしている。ずっと未来のことのようであり、ご近所の汚い倉庫やナード君の地下室なんかで、すでに実現していることのようでもあり。『Makers』もそんな 1 冊だ。

Fabrication

2009.11.09

Constraptor – 製造のためのオープンソースハードウェア

Contraptorはオープンソースのパーソナルファブリケーションのためのコンストラクションセットです。個人的な実験、デスクトップマニュファクチャリング、プロトタイピング、さらにはハードウェアハックなどに使えます。これを使えば、いろいろなロボットを作ることができるので、XYプロッターやミニCNCや3Dプリンターなどの試作プラットフォームとしても使えます。時間はかかりますが、構造部分と基本のリニア稼働部分を合わせたサブセットは自分で作ることができます。部品、素材、送料、税金を合わせてコストは約300ドル程度です。

Fabrication

2009.10.23

FreeCAD – オープンソースの3D CAD/CAEソフト

CADや3Dプリンターは使ったことがないけど、このソフトなら、使ってみようと思う。これは、OpenCasCadeとQTとPythonをベースにしたオープンソースのCAD/CAEソフトだ。マクロレコーディング機能や、サーバーとして起動して動的に拡張プログラムを読み込むといった機能を備えている。Windows、Linux、Macに対応。いろいろあるなかで、いちばんクールな機能は、オブジェクトがPythonで100%スクリプト可能というものだろう。

Electronics

2009.10.22

RepRap Version II "Mendel" 最初の3Dプリント

RepRapの最新型は、なかなかいいみたいだ。ボクもそろそろRepRapを作ろうと思ってる。他にもRepRapやRepStrapを作ろうと考えている人はいる? それ、どのバージョン?最新型RepRapとなるRepRap Version II “Mendel” は、間もなく発表されます。実際に動いているところのビデオをご覧ください。RepRap Version I “Darwin” より大きくて小さくなっています。つまり、物理的なサイズは小さくなって、より大きなものをプリントできるようになったのです。

Electronics

2009.10.09

CADモデリングの歌

ボクはThey Might Be Giantsが大好きだ。コンピューターで3Dオブジェクトのデザインをするのも大好き。それをもとに実物を作るのも大好き。このビデオと歌は最高!

– John Park
訳者から:ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの最新アルバム 『Here Comes Science』 の中の1曲だ。かわいいねー。

Fabrication

2009.09.07

Hands Onープロトタイプをプロトタイプする

IAMASの小林さんから、今週行われる展覧会のお知らせをいただきました。9月10日より13日までの4日間、六本木のアクシスギャラリーにて展覧会「Hands Onープロトタイプをプロトタイプする」を開催します。Make: Tokyo Meeting 03でも展示した「Jamming Gear」などの最新版のほか、アイデア発想からプロトタイプまでのプロセス、ユビキタス社会に関する研究や株式会社 東芝デザインセンターとの共同研究の成果も展示します。

Electronics

2009.07.27

デスクトップ産業革命

Fast CompanyにThe Desktop Manufacturing Revolution(Jamais Cascio)という面白い記事が載った。- 現在の製造-産業経済モデルが終わりに近づいている。しかし、それに代わるものがないとしたら、どうなるのだろう?
クレイ・シャーキーは、先頃、こんな発言をしている。「……古い物は、次に代わる新しい物が現れる前に崩壊してしまう」彼は新聞のことを指していたのだが、この言葉が暗示する意味は、もっと多くのことに当てはまる。

Fabrication

2009.07.06

Shapewaysが無料3Dパーツのデータベースを公開

Shapewaysは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで、我々のプロジェクトで自由に使える無料の機械部品モデルの提供を開始した。このCADモデルを使ってコンピューター上で夢の装置を作り、Shapewaysで3Dプリントしてもらえば、彼らも大喜びだ。そこまでしなくても、仮想部品モデルを自分用に保存しておくのもオーケー。
ボクはまだ3Dプリンターでプリントした部品でメカを作ったことはないけど、他のデザイナーたちの作品を見て、かなり感銘を受けている。この本当に走るロールバック式の車を見てほしい。