Fabrication

2012.04.02

驚きのワインの栓抜き装置

このビックリするような栓抜き装置は、メカニカル彫刻家、Rob Higgsの作品。Heath Robinsonのメカニカル描画措置に影響されて作ったという。Higgsは、この「栓抜き」を既存のパーツを多用して作っている。残りの部品は、既存部品を改造したり、青銅で新たに鋳造したりしている。ビデオを最後まで見て欲しい、この栓抜きモンスターマシンは、栓を抜くだけでなく、ワインをグラスに注いでもくれるのだ。

Fabrication

2012.03.30

北アメリカ手作り自転車ショーの写真

ミネアポリスの Peacock Groove Cycles が製作したEvil Dead II トラックバイクは、サクラメントのKris Klimaの目を奪った。[写真:Paul Kitagaki Jr.]
このほど開かれたNorth American Handmade Bicycle Show(北アメリカ手作り自転車ショー)の写真が素晴らしい。ライクラを来てカーボン繊維製フレームにまたがる人たちが多く集まっていたが、同時に、手作り自転車の復活を感じさせるものもあった。

Fabrication

2012.03.29

夜用バイクグローブ

Fashioning TechnologyのIrene Poschが作ったクールなウェアラブル技術だ。ウールの手袋の指先と手の平に導電性ニットが縫い込まれている。手を握ると回路が閉じて手の甲に縫い込んだLEDの矢印が光る。3Vのコイン電池が手首の部分に入っているが、交換は可能。指先の導電性ニットによって、手袋をしたままタッチスクリーンの操作もできるようになっている。

Electronics

2012.03.26

クールなハンドツール

弟のPatがメールしてくれた。「アラスカで一人で暮らしていたDick ProennekeのAlone in the Wildernessを見ろ。こっち(フロリダ)は公共放送サービスでたくさん流されてる。彼こそ本物の開拓者だ。1960年代の働くMakerだよ。何でも手作りしてしまう。道具も手作りだ。電気は通じていない。すべてブローニーで撮影している。彼の技術には驚かされるよ!」私は、彼が道具の持ち手を自作するところが好きだ。Proennekeは、彼が原野に小屋を建てたのは単に「必要だったから」だという。

Electronics

2012.03.26

Diyode CodeShield – ハード工作をすっとばせるシールド

オンタリオ州ゲルフのハッカースペース、Diyodeは、Arduinoシーンに新たなる工夫をもたらした。Arduinoの基礎を教えるときに、まずはベアボードを渡してシールドを組み立てさせるが、このDiyode CodeShieldがあれば、いきなりソフトウェアを教えることができる。
私たちは、人々、とくに子供たちの熱い興味を冷まさないようにするには、コードから教えるほうがよいという結論を得ました。コードに慣れてからハードウェアに挑戦するのです。

Fabrication

2012.03.24

新刊『Making Things Move』

動く機械を自分の手で作りあげることには、大きな満足がともないます。本書は、デザインやアートを学ぶ学生向けの講座がもとになった、動くモノを作りたいと考えている方のためのメカニズム入門書です。機械に関する知識がほとんどない読者を対象に、ネジや歯車など基本的な機械要素とその背景にある物理法則、材料の特性、部品の結合方法、トルク、エネルギーなどについてわかりやすく説明し、その後、モータの制御や各種の要素を組み合わせたメカニズムについて解説します。

Fabrication

2012.03.23

Makerビジネス ─ シャキーン! テレビゲームの郷愁漂うライト

タッチセンサのスイッチで点灯し、同時にあの懐かしいゲームの音がする。(写真:Adam Ellsworth)
Makerスペースで湧き出たアイデアから、懐かしい魔法が甦ることがある。これは8bitlitの共同開発者、BryanとAdamのメッセージだ。コンセプトからプロトタイプ、さらに小規模ながら生産体制が整うまでに、彼らは2カ月を要しなかった。彼らのマリオブラザース風ペンダントライトは、間もなく販売が開始される。「シャキーン!」
去年の暮れ、Bryanはレーザーカッターでプロジェクトを切り出したり、建具で遊んだり、勉強したりと盛り上がっていた。

Kids

2012.03.23

未来の技術家庭科は車でやってくる

MakeとMaker Faireの精神をお弁当屋さんのトラックに積み込めるぐらいにまとまれば、子供たちに物作りを教えて回れるんじゃないかな?
これはスタンフォード大学のデザインチームが投げかけた質問だ。去年の秋、私たちは、スタンフォードのd.schoolで知り合ったプロダクトデザイナーのPrat Ganapathy、Eugene Korsunskiy、Aaron Peckと会った。

Electronics

2012.03.19

How-To:導電性インクを作る

導電性インクを使ったクールなプロジェクトがたくさんあるが、導電性インクって、どこで売ってるんだ? ということで、そこからDIYしてしまおう!
シカゴのハッカースペース、Pumping Station: Oneのメンバー、Jordan Bunkerは、この化学プロジェクトに乗りだし、 UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)が考案した作り方を簡単に実行できる形にまとめた。導電性インクには無数の楽しい使い道があります。なかでも、電子回路を手早く描いていくという用途は大変に魅力的です。

Fabrication

2012.03.07

ジェット時代を築いたマシン

巨大マシンが好きなら……嫌いな人はいないと思うけど…… Tim HeffernanのBoing Boingの記事は見逃せない。上の写真のものすごい機械は、世界最大級の型鋳造鍛造機だ(左下に立っている人たちと大きさを比べてみてほしい)。これを含む数台の巨大鋳造鍛造機は、アメリカ政府が建造したもので、「ヘビープレスプログラム」と呼ばれる、遠い昔の戦略に基づくものだった。大きさは9階建てのビルの高さに匹敵する(そのうち4階分は地下に潜っている)。重量は7200トン。