Fabrication

2012.07.04

「FabLife」出版記念イベントレポート「モノ作りがコミュニティを強くする」

2012年6月30日、渋谷のFabCafeにて、書籍「FabLife」の出版記念イベントが開催されました。前半は、『FabLife』著者の田中浩也さんと、ゲストの田川欣哉さん、渡邉康太郎さん(takram design engineering)によるトークセッション、後半は懇親会という構成です。書籍『FabLife』は、田中さんが2010年度に受講した、MITの「How to Make (Almost) Anything(ほぼ何でもつくる方法)」という授業の内容がベースになっています。

Fabrication

2012.06.28

Fab Academyと「(ほぼ)なんでも作る」クラスが終了

Blanca DuarteのBarcelona Fab Labでの最後のプロジェクトは、驚きの腕時計型点字教育デバイス。
今年で3年目になるFab Academyが先週終了し、70名を越える学生たちが、世界に点在する13カ所のファブラボで最終プロジェクトのプレゼンテーションを行った。Fab AcademyはFab Labネットワーク上に作られた分散型教育プラットフォームで、週ごとのプロジェクトのカリキュラムと、水曜日のビデオ講義で構成されている。

Fabrication

2012.06.27

CNC板材接合技術の雑記帳

私は、1999年に『Nomadic Furniture』を読んで以来、板材の賢い接合方法を調べている。その当時はまだ、ホビーレベルで使えるCNCマシンはなかったが、今ではかなり自由に使えるようになった。今や、世界はモデルをデザインしたり、ケースを作ったり、彫刻や家具などあらゆるものを、レーザーカッターやCNCルーターで切り出した材料を組み立てて作る人で溢れている。そんななかで私は、板材の接合技術に関する「魔法」を集めてまとめて紹介してくれる本やウェブサイトが登場するのを待ち続けた。

Fabrication

2012.06.25

3Dプリントで作るMaker用おままごとセット


イリノイ州アーリントンハイツのChris Kruegerは、Maker Playsetを投稿してくれた。以前、Maker Playsetのことをお知らせしたと思いますが、ついに完成しました。子供たちは恐竜や飛行機で遊ぶのもよいですが、作業台や3Dプリンタで遊んでもいいでしょう! これは私の作業場のミニチュアです。バービーの夢の家にはなくてはならない設備です。これでMakeごっこをしましょう。
彼のブログより:私はずいぶん前からKacie Hultgrenに魅せられてきました。

Crafts

2012.06.22

Maker Works – 社会的目的のあるMakerスペース

Makerスペースはみんなの期待に応えることができるだろうか。こうした施設の大多数は、人々が物を作り、教え合い、工具を共有することを目的としているが、なかには社会の要求に応えるためのものもある。これは、そんな Makerスペースの物語であり、彼らが世界に広めたいと願っているビジネスモデルの話だ。Maker Worksは、ミシガン州の重工業地帯の真ん中にある会員制のスペースだ。ここは100年間にわたって物作りの伝統を受け継いできた土地だが、幾度となく試練を経験してきた。

Electronics

2012.06.21

Oru – 折り紙カヤック

先週、私は世界初の折り紙カヤック、Oru Kayakのテストを楽しんだ。気持ちがよかった。
デザイナーのAnton Willisと私は、バークレーマリーナで落ち合い、彼の最新作のテストを行った。Antonが数カ月間をかけてTechShopでこのカヤックを製作する過程を見ながら、私は、テストに誘ってくれとしつこくねだってきた。その願いがようやく叶ったのだ。

彼は、デザイナーが使うポートフォリオの大きなやつぐらいのサイズに折りたたんだカヤックを車から取り出し、ドックの近くの芝生の上に置いた。

Fabrication

2012.06.20

Makerムーブメントは子供たちの手にゆずろう

Maker Faire Bay Area 2012へ来てくれた人たちもみんなそうだろうけど、私はまだ興奮が冷めやらない。何千人ものMakerたちに会い話をした経験は強烈で、ものすごいエネルギーをもらった。こんな体験をさせてくれるものは他にない。今日は父の日なので、私の頭から離れない光景について書こうと思った。これがみんなの心にも焼き付いてくれるといいな。
Makerムーブメントは、今、移行の時期を迎えている。私たちのような大人たちは、もうかれこれ10年ほどMakerムーブメントと呼ばれる動きのなかで活動してきた。

Fabrication

2012.06.15

Zero to Maker:工具図書館の作り方

ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth

写真提供:West Seattle Tool Lending Library
私は、「Zero to Maker」の旅を通じて、必要なツールをひとつも所有することなく、ここまでやれたことを自分で偉いと思ってきた。

Fabrication

2012.06.13

NEWS FROM THE FUTURE – ダウンロードや再利用のために芸術作品をスキャンして世界に公開する

NEWS FROM THE FUTURE – Scanning Art for the World to Download & Make…商品の民主化、産業界の革命、そして物の海賊行為というまったく新しい時代の始まりだけでは満足できないかのように、MakerBotチームは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館(Met)所蔵の作品を123D Catchを使ってスキャンして、ダウンロードや作り変えが可能な形で世界に向けて公開するという試みを行っている。