Fabrication

2010.02.19

Maker Business: 冒険に出る前に……

Maker Businessシリーズの第一弾を飾るのは、Jeffrey McGrewだ。彼は妻のJillian Northrupと、Frankと名付けた頼もしいCNCマシンと共に、2人(とロボット)だけで設計と製造を行っている。カリフォルニア州オークランドにある彼らの設計製造スタジオでは、注文生産による家具や、Maker Faireにも出展してくれた”Art Golf” コースなどが生み出されている。そんなJeffreyから「Makerのプロ」を目指すみなさんに向けたアドバイスを語ってもらった。

Kids

2010.02.18

モノ作りのビジネスを考える

これから数ヶ月間、Make英語版 Vol.21の「Your Desktop Factory (デスクトップ工場)」特集と連動して、Make: Onlineでも「モノ作りのビジネス」について考えていこうと思う。物作りの情熱を収入に結びつけるための企画だ。ごく気軽な売買から、少量の製品をネットで販売する方法、Etsyや最近開店したMaker’s Marketなどの利用法から、より真剣な、長期的スモールビジネスの運営方法まで、幅広く取り上げていきたい。いろいろなMakerのインタビューや寄稿を予定している。

Electronics

2010.02.18

海賊と戦う放水ロボット

ロシアの企業が、消火用と海賊撃退用の両方に使える自動照準式の放水ロボットを販売している。BotJunkieのEvan Ackermanが解説している。ロボット放水器(船の片側に6門ずつ配置される)は、中央コンピューターで制御され、船に近づく海賊をテレビカメラでキャッチして放水する。ロボットは、1秒間に40リットルの水を放出できる。射程距離は70メートル。これで海賊を水で撃退でき、小さなボートなら沈めることもできる。この防衛技術は、すでに海賊撃退に使われているものだが、本来なら人がホースを使って行う作業をロボットが肩代わりすることで、乗員の安全が保たれる。

Science

2010.02.10

2000ドルの自家製飛行機

ボクがまだ12歳でダラスに住んでいたころ、ある日、ボクは父に車に乗せられてラブフィールドに住む大叔父のTroyのところへ行った。彼は当時、アメリカ中を旅して、トロイと名のつくすべての街を、自分で作った軽飛行機で巡っていた。ボクはそのベニヤ張りの飛行機を内側から見て、匂いも覚えている。Troyはボクたちに “オートパイロット” 装置を披露してくれた。それは操縦桿に3本のロープを引っ掛けて、食事をとる間、飛行機が水平を保つようにした仕掛けだった。Troyはすべてのトロイを巡り終えると、アラスカの自宅に帰っていった。

Electronics

2010.02.08

How-To: レーザーカッターでプリント基板を作る

私は、Parsons the New School for Designのデザインと技術部門で教壇に立つことになりました。コース名はBeyond DIY(DIY を超えて)です。物作りとDIYプロジェクトのチュートリアルが中心です。学生の一人、Joe Saavedraは、早くもプリント基板のエッチングの準備にレーザーカッターを使うというInstructableをまとめました。前にも話したかも知れませんが、学校にはEpilog 75Wという巨大なレーザーカッターがあります。学校が始まるのが楽しみです。

Fabrication

2010.02.08

木製CNCマシンの試作機

Nick Santillanは、折りたたみ可能な木製三軸CNCマシン の写真を公開してくれた。決まった作業スペースを持たない彼は、いろいろな場所に簡単に移動できるポータブルのCNCマシンが必要となり、製作を開始したそうだ。折りたたみ式CNCマシンを作ったのは彼が最初というわけではないけど、中央がオープンになっていて、標準的なマシンでは扱いにくい大きさの素材が使えるところがすごくいいね。テーブルや家具の上に置いて、直接、彫刻しちゃうなんてことも可能かも。

Fabrication

2010.02.02

折りたたみ式自転車用ヘルメット – 自己責任でどうぞ

これはJulien BergignatとPatrice Mouilleの2人の美大生のプロジェクト。一見クールだけど、Fast CompanyのCliff Kuangは重大な欠陥を指摘している。[The Tatoo]は、自転車用ヘルメットの機能を無視している。パッドを付ければよいというものではない。パッドはかぶり心地を良くするためのもので、頭を保護するためのものではないのだ。ヘルメットは、頑丈な一体構造により衝撃を横方向に逃がし、頭へ直接伝わるのを防ぐという仕組みになっている。

Electronics

2010.01.28

プリウスからドレミファインバータの音が

モータで走っているハイブリッド車や電気自動車が静かすぎるため、歩行者にとって危険という議論がありますね。なんらかの「走行音」を付加することが検討されています。では、どんな音がいいでしょう? この動画では、ドレミファインバータ風の音が出る装置をプリウスに実装してテスト中。京急ファンならこれで決まりじゃないでしょうか。