Crafts

2009.05.20

3Dプリンターは石器時代に突入

これ、すごいクール。ScienceDailyによれば、ワシントン大学の研究者たちが、3Dプリンター用メディアに変わるアート用のセラミックパウダーを考案した。しかもお値段は1ポンド(約450グラム)あたり30ドルから50ドル。彼らはそのレシピをオンラインで公開している(自分で作れば1ポンド1ドルもかからない)。上の写真は、そのセラミックパウダーで3Dプリントした壺。5年ほど前、長年にわたり3Dプリンティングを研究してきたワシントン大学工学部教授のMark Ganterは、市販されている高価なプリント用素材に不満を募らせ、とうとう自分で作ることを決意した。

Electronics

2009.04.28

ファブリック折り曲げセンサーキット

Hanna Perner-Wilsonは、キット版ファブリック折り曲げセンサーの販売を開始した。自作に必要なものすべてが入ってるよ。
これはキットです。材料だけが入っているので、基本的な道具と、縫い糸と、30分ほどの作業時間が必要です。
キットの内容:
* 2×12cm、1.5mm厚、HS品質のネオプレン 2枚。ポリエステル・ジャージを両側に溶着(グレーと紫)
* 1.5×9.5cm Velostat 2枚
* 1×2cm 伸縮性導電布 2枚。

Fabrication

2009.04.15

光るキューブ

IntructablesのメンバーのAlex the Greatが作ったすごい、LEDキューブのプロジェクトだ。キューブを使って時間をゆっくりにしたり、止めたり、逆行させたり、またはありふれた技術をトランスフォーマーに変身させたり。考え方次第。
このブログで紹介してきた、いくつもの有用なスキル、たとえば電子回路、LED、抵抗、オームの法則、設計プロセス、製造のための計測方法といったものを、を子供たちに教えるのに最高の方法だと思う。これを作るには、道具にある程度慣れてる必要があるけど。

Electronics

2009.04.07

導電性接着剤 – Wire Glue!

ThinkGeekは、マイクロカーボンを使った導電性接着剤 “Wire Glue” を発売した。0.3オンス(約8.5グラム)入りボトルが4ドル。BotJunkieのコメントが最高だ。洒落た製品に見える。かなり使えるだろう。だけど、これがあればハンダ付けを学ぶ必要がない、なんて考えているとしたら……、ハンダ付けは学ぶべきだ。安いし、楽しいし、金属を溶かして何かを作れるんだ。とにかくやってみてほしい。そして火傷をしてからだったら、胸を張って接着剤を買えばいい。

Electronics

2009.04.06

ウェアラブルなメタデータ

MIT Media LabのFluid Interfaces Groupに属するPatty Maesは、そう遠くない将来に必携となるであろうガジェットを披露した。SixthSenseプロトタイプは、ポケットプロジェクタと鏡とカメラで構成されています。ハードウェアの一部は、モバイルウェアラブルデバイスのように首から提げる形になっています。プロジェクタとカメラは、ユーザーのポケットの中のモバイルコンピューティングデバイスに接続されています。

Fabrication

2009.04.03

MicRo – Lumenlabの本格的DIY CNC

Makeの外部筆者、Steve Lodefinkが新しいオモチャを作った。MicRo CNCロボットキットだ。Lumenlabより。MicRoは、あのDIYビデオプロジェクタ用の部品を販売しているLumenlabから発売された三軸式CNCロボットだ。Lumenlabの創設者で、Brainchildとして知られる(Intertubesのハンドル名でもある)Grayson Siglerによれば、MicRoデスクトップ製造ワークステーションとのこと。しかし彼の意図が、単に物作りの道具を提供するだけとは考えにくい。

Electronics

2009.04.02

Swiss AVR Knife – 七徳プロジェクト

Matth3wのSwiss AVR Knifeは、いくつものマイクロコントローラ関連プロジェクトをひとつのATtiny84チップに詰め込んでしまったものだ。マイクロコントローラのプログラムには柔軟性があるため、LEDやサウンド出力関係のプロジェクト用のスタートポイントをいくつでも設定できます。SAKは8Kのメモリー制限の範囲内ならば、いくつでもプログラムを格納でき、プログラムごとに8つの状態を管理できます。カレントプログラムと、すべてのプログラムの状態は、使用の合間にEEPROMに保存されます。

Fabrication

2009.03.31

チョークで路面に線を描く自転車アクセサリー

Contrailは、自転車の後輪にチョークの粉を塗ってタイヤの跡を描くという装置。自動車や他の自転車に乗っている人から、タイヤが通った跡が見えるので「重要な共有空間の改善」に役立つとか。どこで手に入るかはわからない。本当に実在するのかもわからない。しかし、アイデアは気に入った。ライトレーンの試作品と、チョークの粉をスプレーして道にメッセージを書くBikes Against Bushを足して2で割ったみたいなものね。Cool Hunting より。

Electronics

2009.03.25

SixthSense – ウェアラブルデータインターフェース

MIT Media LabのSixthSenseプロジェクトは、日常の実社会とデジタルデータをシームレスに統合することを目指している。ハードウェアの一部は、モバイルウェアラブルデバイスのように首から提げる形になっています。プロジェクターとカメラは、ユーザーのポケットの中のモバイルコンピューティングデバイスに接続されています。プロジェクターは、身の回りの壁や物などに視角情報を投影し、そこをインターフェースとして使えるようにします。