Fabrication

2009.02.23

3Dプリントのためのキャラクターモデリング

3DプリントサービスのShapewaysを試してみようと思う。そこで、友人の(そして栄えあるMakeの編集長である)Mark Frauenfelderに、彼がデザインしたキャラクターのひとつ、かわいいレッドクリッターを使わせてくれと頼んだ。彼の承諾が得られたので、いよいよ実行だ。

私はAutodesk Mayaを使ってポリゴンモデルを作った(3Dモデリングツールは何でも構わない。Mayaは私が使い慣れているというだけのことだ)。Markと私は、オリジナルのクッキーカッターのようなかわいらしさを出すために、何度か作り直した。

Crafts

2009.02.09

スケルトンバイク

Jud Turnerは、スクラップとステンレスから美しい(ただし残念なことに乗れない)自転車Bio-Cycleを作った。 Ecofriendより:Bio-Cycle、既存の部品に鉄材を溶接して作られた作品。骸骨の上にまたがって乗ることはできないけれど、廃物も、目を見張る芸術作品のコレクションに加えることができるという可能性を示すものだ。
– Luke Iseman
訳者から:走ったらこえー! と低俗な感想。

Fabrication

2009.02.02

自転車乗りが勝手に作る自転車専用レーン

(写真と文章はFast Companyより)
自転車で走る道に自転車専用レーンがないときは、地元の自治体に働きかけて、設置してもらうのが正攻法。もっと早い(しかもクールな)方法は、自分で投影することだ。そこで、ライトレーン:自転車中心の自転車専用レーン。まだ、詳しい作り方は公開されていない(ついでに言うなら、実際に作られた証拠もない)けど、自転車の安全を確保する、すばらしいプロジェクトだ。
– Luke Iseman
訳者から:ジョークとしても楽しいね。これに関して、いろんな記事があるけど、どうも試作品も作られてないみたいだね。

Science

2009.01.30

紫外線レーザーで色が変わる液体

新しいプロジェクトの調査をしていたら(我らマッドサイエンティスト系人間はいつもやっていることだが)、この驚くべきビデオを発見した。基本的には透明な化学物質なんだが、紫外線を当てると一瞬にして緑色に変化する。しかし、重要なのは、この反応が一瞬にして元に戻るというところだ。紫外線が当たらなくなると、0.5秒ほどで色が消えて透明の状態に戻るのだ。
これを見て、ドクター・スース(絵本作家)が “The Cat’s Quizzer” に書いていた発明品 “フラッシュダーク”(フラッシュライト=懐中電灯の反対)を思い出した。

Electronics

2009.01.20

電磁式万能ポジショナー

業界によっては一般的な装置なのかもしれませんが、ボクは知らなかったし、ちょっと感動したので取り上げたいと思います。電磁式万能ポジショナーというかっこいい名前のこの機械は、どんな形状のものも磁力でがっちり固定します。直径0.1mm~3mmの鉄球が山盛りになっていて、固定したい物体をそこにつっこんでペダルを踏むと、電磁石の力で鉄球がガチッと固まり、一緒に固定したい物体もガチッとなる仕組み。動画を見れば一目瞭然。こっそりいろんなものをつっこんで試してみたい。

Fabrication

2009.01.20

いいアイデアを盗む:Transmaterials

何年か前に”Where to Get a Good Idea: Steal It Outside Your Group”(よいアイデアをどこから得るか:グループの外から盗もう)という素晴らしい記事を読んだことがある。社会学者のRonald Burtは、創造的なアイデアは魔法のように生まれるものではなく、むしろ、周知のアイデアを新しい領域に再利用することで生まれると指摘している。それって、文房具店で売られているクールな穴開け器がピザカッターに生まれ変わるようなものかも。その2つを繋げる人がいれば、それが実現する。

Fabrication

2009.01.19

Remake: ツールシェアリング

カリフォルニアのメンローパークにあるTechShop(会員制の貸工房、3Dプリンタ、レーザーカッター、その他の各種工作機械が自由に使える)に行ってきたという人から、そこで聞いて驚いたという話をしてくれた。当初、TechShopでは工具が持ち出されることを心配していたのだが、実際はその反対であることがわかったそうだ。このコミュニティベースのワークショップのメンバーは、自宅から工具を持ってきて、他の人も使えるようにと、置いていくのだ。そのため、TechShopにはオープン当時よりも多くの工具が揃っているという。

Fabrication

2008.12.25

Remake: 電動カーゴバイク

Terence R. McCainは、街から自宅まで日用品を引いて帰れる自転車を作ろうと調査を重ねてきたが、ある日、電動カーゴバイク(たくさんの荷物が運べる自転車)に目を付けた。そして、精力的なご隠居であるMcCainは、「異なるモデルのカーゴバイクの販売と、後付システムによる電動化の経験が豊富な店」を探して全国を跳び回った。そんな彼が、1月に完成予定の特注電動カーゴバイクの設計に関する体験談を我々に送ってくれた。
アメリカ人の多くがそうであるように、私も子供の頃から自転車に乗っている。