Kids

2015.05.27

Maker Faireと共に育った子どもたち

バナナでできたピアノ(Makey Makey)で遊ぶ小学生。できるだけ早い時期から既成概念を壊すように働きかけている

Makerムーブメントの社会、ビジネス、テクノロジー、学校教育に対する影響については、いろいろ語られてきた。この10年間、自己確立した文化として公的にも認められてきた Makerムーブメントは、確実に成長している。そして、このムーブメントとともに、子どもたちも成長している。

2006年の最初のMaker Faireのときに10歳だった子どもは、今や20歳だ。立派な大人だ。

Kids

2015.05.20

盛り上がる子どものMakerムーブメント

Maker Faireに何度か行ったことのある人なら、嬉々として参加する、Maker ムーブメントの担い手になるであろう子どもたちの数が増えてることに気がついているだろう。初めてLEDを点灯させたときに子どもたちがかならず見せる「アハ」と喜ぶ顔は、伝染する。Maker Faireは可能性の刺激を受け、子どもたちに教えてやりたいと願う大人たちが集まる場所だ。

「Make:」、Instructables、SparkFun、Servo、「Wired」など、Makerたちの情報源へ行き、子どものMakerムーブメントが盛り上がっているという話題を提供すれば、みんなが食いついてくるはずだ。

Kids

2015.05.15

まるで本物の感触のデジタルピンボール

Jan Klompは、80年代に子供時代を過ごした人間だが、本人に言わせると「44歳の子供だよ」とのこと。コモドール64、アーケードゲーム、ピンボールマシンという素晴らしいものたちに囲まれて育った。

MAME(アーケードゲームのエミュレーター)の筐体を作ったあと、ピンボール版のpinMAMEとVisual Pinballに出会った。ピンボールを画面上で再現するエミュレーターだ。当然の流れとして、彼は、自分で作ろうと考えた。

見た目も素晴らしいが、PinMAMEのほんとうにクールな点は、外部ハードウェアをコントロールできるところにある。

Crafts

2015.05.08

拾った枝で作る素朴な積み木

子どものころ、いちばんよく遊んだオモチャは何かと聞かれたら、積み木や組み立てブロックと答える人が多いだろう。レゴ、リンカーンロゴ、ティンカートイ、K’Nexなど、大手メーカーから市販されている有名なブロックは山ほどある。

しかし、店で売られているこれらの製品に高いお金を払う前に、ちょっと森を歩いて、素朴なDIY積み木の材料を集めてみてはどうだろう。

このシュタイナー教育的な積み木は、Adventure in a BoxのLiska Myersが作ったもので、本当の意味で同じものは2つとない。

Kids

2015.04.30

Makerムーブメントを振り返る:第1回Maker Faire(と初期のMakerムーブメントを支えた人々)

今から10年前の4月22日と23日、「Make:」という名の「余暇のテクノロジー(Technology on your time)」雑誌の血気盛んなスタッフたちが、広大で、まだ閑散としていたサンマテオのイベント会場に降り立った。どれだけの人が集まるのか、この薄曇りの週末がどんな展開になるのか、まだ誰にも想像がつかなかった。だがスタッフはこれから起きることに興奮を覚えていた。土曜の朝、入り口が開くと、人々が流れ込んできた。Maker Faire(そしていろいろな意味でMakerムーブメント)が走り始めた。

Kids

2015.04.28

littleBitsやAgICで遊べる「たのしいSTORE」が渋谷ヒカリエにオープン。4/28~5/6までオープンイベントを開催

Maker FaireでもおなじみのlittleBitsやAgICを集めた子どもでも大人でも楽しめるセレクトショップ「たのしいSTORE」が渋谷ヒカリエにオープンします。4/28(火)~5/6(水)まではオープンイベントということで以下のワークショップが開催されるとのことです。詳しい内容はウェブページにてご確認ください。

Crafts

2015.04.24

製作期間4年、長さ1メートル。照明付きの紙のミレニアムファルコン

ペーパークラフトの達人、Bernard Szukielでさえ4年という長きにわたり、小さな紙片を拾い、指に付いた木工用接着剤を剥がし、やっと完成させた驚きのミレニアムファルコンだ。長さは約1メートル、99パーセント紙製だ。残りの1パーセントはって? この宇宙船の特徴にもなっているキャビンやコントロールコンソールなどの照明に使われている何メートルもの光ファイバーとLEDだ。

Starship Modelerサイトに、Szukielのそのほかの写真のギャラリーがある。

Electronics

2015.04.03

操縦席気分のドローンレースのビデオ8本

技術の進歩とYouTubeのお陰で、一人称ビュー(FPV)のビデオカメラを搭載したドローンのレースが人気を呼んでいる。これについては、Make英語版Vol.44にも書いたが、それに息を吹き込むビデオが山ほどある。スピード、曲芸飛行、サウンドまでも加わってドローンレースは盛り上がっている。では、そんなビデオを紹介しよう。乗り物酔いに注意だ。

Carlos Puertolas(通称Charpu)は、世界一とまではいかないまでも、アメリカで最高のFPVパイロットの一人だ。

Electronics

2015.04.02

1500円BASICパソコン”IchigoJam”で遊ぼう

IchigoJamはテレビにつないで電源オンするとBASIC言語が即スタートする小さなコンピュータ。こどもたちのプログラミング体験をサポートする目的で開発され、キット版は1500円で販売されている。3月から秋月電子や共立電子、スイッチサイエンスなど、お馴染みの電子部品店で購入可能だ。また、教材として再販することもできるよう、1台150円のライセンス販売も始まっている(プレスリリース)。

どんなハードウエアなのか、どんな使い方ができるのか、どんな作例があるのか、といった情報はichigojam.netに、わかりやすくまとめられている。

Kids

2015.03.26

LEGOで作って理解する機械式時計の仕組み

LEGOを使って振り子の等時性を示すところから始めて、テンプ式に発展し、最後はトゥールビヨンまで作ってしまう凄い動画なのでご紹介しておきます。規模と精度が違うだけで、手巻き腕時計の中とおなじメカニズムが再現されている。LEGOも作者もスゴイです。