Electronics

2015.12.08

1時間のMinecraftで子どもたちにプログラミングを教えよう(Hour of Codeを楽しむリソースガイド)

あなたのお子さんは(あなた自身も)、コンピューターの画面にへばりついてゲームの世界をうろついている時間がどれだけあるだろうか。完全にピクセル化された街の中を。もったいない! そろそろ、その時間をゲームを「作る」ために使うべきだ。そこで、私の子どもが通う小学校で行っている、幼稚園児から5年生までの子どもたちにプログラミングを教えるという試みを紹介したいと思う。あなたも、これを読めば子どもたちにコーディングを教えてMakerの卵に育てあげることができる。

これは子ども専用というわけではない。

Kids

2015.12.01

高校生が作ったホームメイドジェットエンジン

ジェットエンジンを作るには、何を学べばいいのだろう。それなら、Chris Tomkoといっしょに高校に通えばいい。18歳の高校生が、数人の友だちといっしょに、一からジェットエンジンを作り上げたのだ。

World Maker Faire in New Yorkで、Tomkoは彼のG1自家製エンジンのテストを披露した。安全チェックをしたあと、トレイに乗せられたエンジンの周囲に大きな空間をとり、とくに噴射口の背後には十分に余裕をとった。Tomkoと仲間たちからの簡単な説明の後、エンジンが点火された。

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2015.11.24

Raspberry Piベースのノートパソコン「Pi-Top」を組み立てた

Pi-Topキットの梱包を解く妻と息子。写真:Alasdair Allan

今年の初めに、Indiegogoで資金を獲得したPi-Topは、Raspberry Piを使用したノート型パソコンだ。13インチの画面を持ち、宣伝ではバッテリーの持ちは10時間だという。Pi-Topはキットなので、自分で組み立てなければならない。価格は299ドル(Raspberry Pi抜きだと269ドル)だ。

Pi-Topは、現在、クラウドファンディングの支援者に対して出荷されている。

Kids

2015.11.19

つくりながら学ぶ、これからの教育を議論する「FabLearn Asia 2015」12/12、13開催

2015年12月12日(土)と13日(日)に「FabLearn Asia 2015」(主催:慶應義塾大学ソーシャル・ファブリケーション・ラボ)が横浜で開催されます。このイベントは、“米国のSTEM(Science Technology Engineering and Math Education)のこれまでの取り組みや最新の状況を踏まえ、第一線の研究者や実践者らとともに理解を深めていく”というもので、アジア初の開催とのこと。

Kids

2015.11.13

エンドアでのXウィングファイターの戦いを想定したテーブルトップRPG

Beasts of Warに属する仲良しのゲームギークたちがまたやってくれた。この春、びっくりするようなBattle of Hothのゲームと地形ボードを紹介した。イギリスで毎年開かれているSalute 2015ゲームコンベンションに出展されたものだ。今回のものは、ビデオゲームの「Star Wars: Battlefront」と、間もなく公開される新しいスター・ウォーズの映画のシーンからヒントを得て作られた。新しい地形ボードと、Xウィングファイターのための新しいルールをたった1日で作り上げることに挑戦した。

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2015.11.13

Makeblock:深圳で生まれた21世紀の組み立てブロック

写真:Makeblock

Makerムーブメントが中国でブレイクしようとしている。それは7月に開かれたMaker Faire Shenzenを見ればわかる。中国政府もスポンサーについた大きなイベントだった。Maker Faire Shenzenのエグゼクティブプロデューサーを務めたSeeed StudioのKevin Lauは、4つの街から数百名のMakerを集めて、2014年の10倍の規模にイベントを成長させた。

Electronics

2015.11.06

「オープンソースはもはや哲学的な問いだとは思わない。新しい仕事や協働の形をもたらしているから」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.02

Maker Faire Rome 2014より。Arduinoの歴史に関する展示で木板にレーザーで刻まれていたMassimo Banzi(右)とDavid Cuartielles(左)。

世界10,000校でこれから展開される教育プログラムについて聞いた第1回に続いて、Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesのインタビューを掲載する。今回はさらに教育現場におけるオープンソースについての考え方や会社としてのArduino、Massimo Banziと出会ってArduinoの始まったきっかけについて話を聞いた。

Kids

2015.11.02

ダンボール大好き! Maker Faireで見つけたダンボール作品8選

ダンボールが大好きだ。簡単に扱えて、丈夫で(ある程度)、リサイクルができる。どこにでもあるし、きれいな作品を作りたいときは買うこともできる。そして、Maker Faireの出展者も来場者も、みんなダンボール好きであることがわかった。「箱はその中身とおなじぐらい楽しい、という名言につきます」と語るのは、NYSCI(New York Hall of Science)のMichaela Labriole。中に入れるドームから、ゲームや楽器まで、ダンボールはどこにでもある。ここに、私たちが選んだ8つの作品を紹介しよう。

Electronics

2015.10.28

「教育の世界では技術が長持ちする。チップを生産する会社にとっては10年以上持続する可能性がある市場」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.01

Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesはスペインのマドリードとバルセロナの間に位置するアラゴン州サラゴサの出身で、スウェーデンのマルモに12年ほど在住している。Davidは今もArduinoの開発にコアスタッフとして携わりながら、教育プログラム「Arduino Verkstad」を監修するために故郷スペインとスウェーデンをたびたび行き来している(スペインではバルセロナ・マドリードの2都市に加えカスティーラ・ラ・マンチャ州、ドン・キホーテの舞台にもなった地方で行われている)。

Electronics

2015.10.27

教員向け講習から発表会まで一貫して提供するArduino公式教育プログラム(学校教育とMaker)

昨年ローマのMaker FaireでArduinoのMassimo Banziが言った。「Arduinoは今スウェーデンやスペインで教育プログラムを展開しているよ。教員向けだからまだ知られていないんだ」

それから1年。先日のMaker Faire Rome 2015ではIntelとの提携で実現したわずか27ユーロという低価格の新しいボード「Genuino101」が発表され、これから同社の教育プログラムでも活用されることがアナウンスされた。アメリカ、スウェーデン、スペイン、イタリア、そして中国など世界1万校以上で展開されるという。