Kids

2015.07.30

開催直前! MFT2015エリア紹介[6]─ キッズ/教育

Maker Faireの目的のひとつは“次世代のMaker”を育てること。エレクトロニクス、プログラミング、さまざまな素材、デザインなど、モノを作るために必要な技術を学ぶことは、それを職業としなくても現在の社会を理解することにつながり、さまざまな場面で世界をよりよい方向へ変える判断を行うことを可能にします。このエリアの出展の中心は、子どもたちのために考えられたツールや、それらを使って活動しているコミュニティです。また、小学生〜大学生までの児童・生徒が自ら作った成果を自分たちで発表します。

Kids

2015.07.27

MFT2015の見どころ[6]─ 頼もしいKids Makerにも注目!

今年のMaker Faireは、「えっ!?」とオドロキの声が聞こえるような子どもたちの作品が増加!

Kidsらしいアイデア作品、家族と協力しながら作った作品、学校や子どもたちが中心の団体でメンバーと作った作品など、どれも興味深いものばかり。

力作の数々を、子どもたちが説明します!

これまで東京、台北、ニューヨークのMaker Faireで展示してきた「KOHALAB」さんは、9才の小学生! mbedマイコンと電子部品(CDドライブ、黒電話、LEDなど)をつないで動かす体験コーナーや、マイコンを使って信号機や踏切りを手作りできる工作セットの展示をします。

Electronics

2015.07.01

Blink Blink:女の子による女の子のための電子キット

写真:blink blink

意欲的な起業家から気楽なミートアップが大好きな女の子まで、女性だって理系の職業に前向きで、理系の職場で働いている人もたくさんいる。しかし、みんなが同じように科学や技術や工学や数学に興味があっても、もうひとつ共通する問題がある。教室やオフィスに入ったとき、周囲を見て、圧倒的に男社会であることに気がついた経験があるはず。

これは、航空宇宙工学を学んでいたNicole Messierも経験したことだ。大学時代、彼女には女性としては珍しい役割を担った模範、教師、友人がいた。

Crafts

2015.06.24

25年前、レゴでいろんなキャラクターを作った

あれは80年代の終わりから90年代のはじめだった。私の歳がまだ一桁のころ。兄を通じて漫画本に出会った。しかし、ご想像のとおり、兄はなかなか貸してくれなかった。でも、私は読んだ(兄は留守が多かったからだ)。

少し後、私は初めてKroch’s and Bertano’sという本屋で漫画本を買った。当時はシカゴで最大の書店だった。私は自分のお金で、X−Men の号を買った。それは、X-Menにガンビットが加入してすぐ、シャイア帝国との戦いのときだ。私はたちまち漫画の虜になった。

Electronics

2015.06.18

Raspberry PiによるNゲージ自動運転システム

メディアクラフトのNゲージ自動列車運転システム“NATOC”はNゲージレイアウトをコンピュータで制御するシステム。現在はRaspberry Piもサポートしている。上記の動画はそのデモ。RasPiのカメラモジュールを使って車両の位置を検出し、指定の位置で停止させている。Raspberry Pi2(画像処理のため高速な2の使用が推奨されている)にタッチパネル付きLCDを接続してコンパクトなGUIコントローラを作成。タッチ操作で列車の運転が可能だ。技術的な詳細は下記のページで公開されている。

Electronics

2015.06.12

Kickstarterから協調へ:都会の自転車屋が目指す次のレベル

Revolights共同創設者でCEOのKent Frankovich

アーバン・バイキング — おもに通勤に使われるだろうが、その他、ただ乗り回すだけでも都市の中を自転車で走ることをそう呼ぶ。その数はどんどん増えているが、まだちょっと怖かったり、不便だったり、不快だったりする。

自転車の伝道師は大勢いて(たぶん私もそのひとり)、自転車に乗るとよいことのリストをせっせと作っている。また、いろいろな製品を作るMakerのコミュニティがあり、自転車の敷居を少しだけ低くしてくれている。

Crafts

2015.06.09

90年代トランスフォーマー風オモチャをプリントしよう

Lincoln Logs、Lego、Tinkertoys、Hexbugs、K’nexなど、組み立てられることが子どものオモチャの世界では大きな売りになっている。ということは、自分で組み立てられないオモチャを買って遊ぶことに、どんな楽しみがあるのだろう。

そうしたキットの中で最新のものが、アーティストでデザイナーのTomoo Ymaji(山路智生)が製作したエレガントなトランスフォーマー風アクションフィギュア、Stingrayだ。Shapewaysで公開されている。

Kids

2015.06.08

LiteSeeds ─ Makerへのやさしい入口のLEDステッカー

LiteSeeds LEDステッカーはペーパークラフトに光を与える

LED工作のパワーについてはみんなも知ってるとおり(ArduinoのHello World!もそうだ)。LEDは多くの人たちを作る世界に引きずり込んだ。しかし、若い女の子にはなかなか広がらなかった。だがそれも過去の話。LiteSeedsのLEDステッカーがすべてを変える。

Maker FaireのStart-Up Pavilionを歩くと、ブースの前で珍しい人々の団体に出くわした。LEDステッカーを作りたい小さな女の子たちの集団だ。

Electronics

2015.06.01

小さくてかっこよくなったMakey Makey Goは19ドル

写真提供:Joylabz

Makey Makeyに弟分のMakey Makey Goが生まれた。私たちも大好きなこのインターフェイスボードは、日常のものを使ってコンピューターを操作するためのものだ。

この、USBメモリー型のデバイスは、ちょうど3年前にMakey Makeryを作って2012年のMaker Faire Bay Areaに出展したJay SilverとJoylabzの新製品だ。新バージョンの主な相違点は、入力がひとつであることと、価格が安いことだ。

Electronics

2015.05.29

コンセプトからコックピットへ、没入型Makerシムピット「B.S.B.B. MkII」

Steel Battalion(鉄騎)は、オリジナルXbox用にカプコンとMicrosoft Game Studioが2002年に販売したゲームだが、ユニークなことに、専用コントローラーが付属していた。2本のジョイスティックと複数のブロックから構成されたコントローラーには、40個近くのボタン、スイッチ、ノブ、ドライブセレクターがある。さらに、床に置いて足で操作するフットペダルもある。このシングルプレイヤーゲームの目的は、2足歩行ロボット、Vertical Tankを操縦すること(AT-STウォーカーみたいなやつ)。