Electronics

2010.03.25

TEDActive 2010に工作コーナー

先月、パームスプリングスで開かれたカンファレンスTEDActiveの参加者が、小さなロボット作りやハイテク落書きを楽しんだ。これにはNeweggとMaker Shedが協賛している。年に一度開かれる世界で有数の頭脳を持つ人たちの会議に、今年はNeweggの提供でTinker Box “lab” が開設された。そこでは、カンファレンスの参加者たちが、bristlebotやLEDスローウィーやRGB LED折り紙ランプなどを作って遊ぶことができる。

友人のTod Kurtと私は、Neweggの工作プロジェクトを考えて欲しいと依頼された。

Fabrication

2010.03.10

家の中をクレーンゲームのステージにする

Instructablesのユーザー、marc.cryanは、リモコン式クレーンアームを作った。これを使うと、家中がUFOキャッチャーになってしまう。ビデオを見れば、小さな子供でも操作できることがわかる。めちゃくちゃかわいい。ゲームセンターのUFOキャッチャーで味わった悔しさを、今こそこれで晴らすのだ。

Science

2010.03.01

クローラータウン — レゴの動く街

Dave DeGobbiが作ったこの「エコパンク」な動く街ほどユニークなレゴ作品を見たことがない。写真をクリックすると大きな写真が見られます。「クローラータウン」は、石炭の使いすぎにより急激な気候変動を引き起こして壊滅したスティームパンク世界の後、荒廃した土地を彷徨い歩く動く街だ。これまでいろいろな街がある中で、クローラータウンはAero 500水素燃料電池エアーレースが開かれることで人気が高い。多くの人たちが荒野を渡ってクローラータウンへやって来る。

Kids

2010.02.25

女の子にも工学の道を

アメリカでは、技術者週間の一環として、 2月18日をIntroduce a Girl to Engineering Day(女の子に工学を教える日)と定めている。
それに伴って私たちは、セントトーマス工科大学教授のAnnMarie Thomas博士に意見を伺った。博士の寄稿文(英語)をまだ読んでない人は、ぜひ読んで欲しい。要するに大切なのは、工学系職業につくことも考えてみようと、女の子たち(もちろん男の子も!)に教えることだ。
IAGTEDには、アメリカ全国で開かれるイベントがリストアップされている。

Kids

2010.02.18

モノ作りのビジネスを考える

これから数ヶ月間、Make英語版 Vol.21の「Your Desktop Factory (デスクトップ工場)」特集と連動して、Make: Onlineでも「モノ作りのビジネス」について考えていこうと思う。物作りの情熱を収入に結びつけるための企画だ。ごく気軽な売買から、少量の製品をネットで販売する方法、Etsyや最近開店したMaker’s Marketなどの利用法から、より真剣な、長期的スモールビジネスの運営方法まで、幅広く取り上げていきたい。いろいろなMakerのインタビューや寄稿を予定している。

Science

2010.02.05

感動の模型ジェット戦闘機プロジェクト

80ページ以上にもおよぶドキュメント。ドイツ人Makerのジェット戦闘機模型製作の非常に細かい記録だ。ジェットエンジンも入ってる。ドキュメントの文章はドイツ語だけど、写真を見るだけでもう十分。
Su27 Project
– Gareth Branwyn
訳者から:そこまでやるかー! ものすごい感動。このサイトのビデオのリンクは切れてるみたいだけど、YouTubeでHarald Hufと検索すれば飛行中のビデオがたくさん出てくる。

Kids

2010.02.02

電子工作への理解を深めるために私たちに何ができるか?

サンディエゴの11歳の中学生が自作のモーションセンサーを学校に持ち込んだところ、警察の捜査対象にされてしまったという先日のニュースについて複数の読者が意見を寄せてくれた。率直に言って、私はガックリした。
こうした残念な事件には、どうしても理解不能な要素や環境が絡んでくる。しかし、文句を言ったり、誰が悪者かを追求したところで始まらない。むしろ私は、そのエネルギーをもっと建設的な方向に向けて、次の問題を考えてみたいと思う。

Kids

2010.02.01

若きMakerたちへ

2008年のベイエリアMaker Faireの会場で娘のZollaを抱き上げるカリフォルニア州オークランドのMaker、Jon Sarriugarte。
先週開かれた高等教育カンファレンス(degree.org)で、私はMarieという女性に会った。これは彼女が聞かせてくれた幼い娘Annikaの話だ。
「私には、数学が天才的に得意な息子がいます。彼が何を求め、どこへ行こうとしているのか、なんとなくわかりました。しかし娘は違いました。彼女が何を考え、何をしているのか、私にはまったく理解できませんでした。

Science

2010.01.20

核融合炉の検査に活躍するオモチャの汽車

プリンストン大学のNational Spherical Torus Experimentは、冬休みの間、改良のために閉鎖される。科学者や技術者たちにとっては、中性子センサーの調整ができるチャンスだ。そこで今、活躍しているのが、装置内に円形に敷かれたレールの上を、中性子を放出するカリフォリニウム252を載せて走るオモチャの汽車だ。The New York Timesの解説:これまで、調整には固定された中性子源が使われてきたが、中性子がどのように跳ね返るかを完全に把握することができなかった。

Kids

2010.01.19

無印良品のレゴ用パンチャーで風力発電所を建設

クリスマスシーズンに発売された無印良品のレゴ用パンチャーを使ってみました。このパンチャーを使うと、レゴの突起にぴったりなサイズの穴を紙に開けることができます。もちろん、穴をあけるくらいはほかの方法でも難しくないんですが、専用ツールの存在は創作意欲を増強してくれますね。
折り紙の四隅をパンチしてレゴで組んだ回転部に取り付け、サボニウス型の風車を作りました。下側のアームの黄色い部分には磁石が仕込んであります(レゴの中に入る小さなボール型磁石を使いました)。地面にコイルがあって、その上を磁石が通過すると起電力が生じます。