Other

2012.11.20

MAKE it in China:いい工場を見つけるには

中国の工場に関しては、怖い話をたくさん聞くが、どうすればそういう事態を避けられるのか? 失敗をあれこれ危惧しても意味がない。中国であろうとなかろうと、失敗はある。たとえ最高の計画を立てたとしてもだ。
しかし、工場の選択という点では、ちょっと歩いてみるだけでハッキリと質の善し悪しがわかる指標がある。下にそのリストをまとめた。D2M AsiaのLarry TsaiとAsian OpsのBob Jordanという2人のエキスパートの協力を得て、それを下のリストにまとめた。これは予備的な評価方法だ。

Electronics

2012.11.19

3D Roboticsが500万ドルの出資を受ける

先週、WiredのChris Andersonは、Wired編集長を辞職して3D RoboticsのフルタイムCEOに就任することを発表したが、本日、Chrisは、同社が500万ドルの出資を受けたことを発表した。これにより、3D Roboticsは成長を加速して、新しい市場へ新出できると彼は話している。以下は、ChrisがDIYDronesのブログに書いた言葉だ(DIYDronesは 3D Roboticsの子会社)。

Fabrication

2012.11.16

Makerムーブメントの権化:PrintrbotのBrook Drumm

PrintrbotのBrook Drumm
Maker ムーブメントと私たちが呼ぶ現象にはいろいろな特徴があるが、そのなかに、ハードウェアのプロトタイプを安く早く行う能力がある。オープンハードウェアの原則、共同デザイン、クラウドファンドなどはその要因だが、もっとも大きな力になっているのは、安価なコンピューター制御ツールとソフトウェアが簡単に使えるようになったことだろう。こうした一連のツールで何ができるかを体を張って見せてくれる人がいるとしたら、それは PrintrbotのBrook Drummだ。

Fabrication

2012.11.15

Zach "Hoeken" Smithへの5つの質問

彼のブログにも書かれているが、Zach “Hoeken” Smith(blog.zachhoeken.com)は中国にいる。
Zach “Hoeken” SmithはMakerBotの共同創設者だが、18カ月前に辞職し、今は中国の深圳(深セン)に住んでいる。独自のプロジェクトを追求すると同時に、サンフランシスコを拠点にハードウェア企業の立ち上げを支援する団体、Haxlr8rのプログラムディレクターを務めている。私は先日、Zackにインタビューを行い、中国での仕事、MakerBotのこと、オープンソースのことなどを話してもらった。

Fabrication

2012.11.09

Kickstarted – スペースの問題(とMakerスペースの作り方)

今週、OpenROVは大きな一歩を踏み出した。我々はガレージを脱出したのだ。とは言え、会社がぐんぐん伸びて、人をたくさん雇って、ベンチャーキャピタルの投資を受けたから、というわけではない。ただ狭くなってしまったから引っ越すのだ。カリフォルニア州クパチーノのガレージは、アクリル板やウェブカメラやブラシレスモーターの箱で迷路のようになって身動きが取れない状態になってしまった。すべてがここにある。慎重に計画と戦略を立てたつもりだったが、このプロセスに必要な物理的なスペースを小さく見積もりすぎていた。

Electronics

2012.11.06

Chris AndersonがWiredを退職

Chris AndersonがWired の編集長を務めながら、彼が創設したドローンの会社、3D Roboticsをどうやって経営していたのか、ずっと疑問だったけど、ドローンビジネスに専念することを決めたようだ。ドローンのほうが雑誌より儲かると踏んだわけかな。
これは本日、Wired のスタッフに配信されたメール:本日、WiredのChris Anderson編集長は、今年末でCondé Nastを退社し、数年前に自らが創設した3D Roboticsの CEOに着任すると発表しました。

Fabrication

2012.10.09

Kickstarterがルールを変更。それがMakerにもたらす意味とは

MakerコミュニティがMakerBotのニュースに注目し、オープンソースハードウェアについて議論している間、Kickstarterも、ルールの変更という大きな話題を提供していた。それは、このプラットフォームを利用するMakerに大きな影響を与えるものだった。
Kickstarterは、少なくとも数ヶ月間、プレッシャーに悩まされていた。
とくにこの数週間は、Kickstarterプロジェクトに関するあまりうれしくないニュースが続いた。

Fabrication

2012.08.24

Kickstarterの次はなんだ?

Kickstarterは、その名が示すとおり、「スタート」にすぎないことがわかった。30日、7日、48時間というタイマーのカウントダウンに翻弄されて、1カ月間の短距離走を走っているような勘違いに陥ってはいけない。Kickstarterキャンペーンは『帝国の逆襲』でルークがヨーダの特訓を受けるシーンのダイジェスト版みたいなものだ。この凝縮された時間の中に、さまざまなことが起きる。しかし、この前には長い準備期間があり、さらにその後にはもっと多くのアクションが起きることになっている。

Fabrication

2012.08.10

Kickstarterと「演者観客比率」

写真:Dan Parham
このところ私は、Kickstarterとクラウドファンドについてずっと考えている。これに関しては、開始するのに最適な日の統計や、そんな刊行物や記者を選ぶべきかとか、謝礼の決め方などなど、びっくりするほどの情報がある。どれも素晴らしく興味深いのだけど、どうもバターをチェーンソーで切るような感じがする。Kickstarterのもっともシンプルな秘訣は、誰に訴え、彼らを」どう取り込むかだ。そして私は、これまでのクラウドファンドに関する研究と体験から、ひとつのわかりやすい概念を導き出した。

Fabrication

2012.07.13

ROA(冒険利益率)を最大化させる方法

私たちMakerの挑戦の成功度を測るために、何か新しい尺度が必要だと私は考える。新しい物差しだ。私が提案したいのは「冒険利益率」だ。たぶん手で触れないものだけど、ROI(投資利益率)と同じぐらい大切なものだ。そんなわけで、私のROAを報告しよう。
「失礼ですが、これはあなたの手荷物?」
案の定、運輸保安局の職員が探知機の背後から私たちに向かって歩いてきた。Ericと私は目配せをしてニヤリと笑った。私たちはもう慣れっこになっていたので、彼らを責めたりはしない。