Other

2015.11.02

MakerCon Tokyo 2015は今週末(11/7)開催! 紹介記事のまとめとプレゼンテーションを紹介。当日券も発売します。

いよいよ今週末の11月7日(土)に開催が迫った「MakerCon Tokyo 2015」。これまでに公開された情報をまとめて紹介します。なお、当日は若干の当日券(5,500円、現金のみ)もご用意させていただくことになりました。ぎりぎりまで予定が決まらない…という方もぜひご来場ください。当日券の最新状況については、Twitterにてお知らせします。

Kids

2015.11.02

ダンボール大好き! Maker Faireで見つけたダンボール作品8選

ダンボールが大好きだ。簡単に扱えて、丈夫で(ある程度)、リサイクルができる。どこにでもあるし、きれいな作品を作りたいときは買うこともできる。そして、Maker Faireの出展者も来場者も、みんなダンボール好きであることがわかった。「箱はその中身とおなじぐらい楽しい、という名言につきます」と語るのは、NYSCI(New York Hall of Science)のMichaela Labriole。中に入れるドームから、ゲームや楽器まで、ダンボールはどこにでもある。ここに、私たちが選んだ8つの作品を紹介しよう。

Fabrication

2015.11.02

生きているように動くモンスターの手

InstructablesのメンバーであるNathan Sellersは、ハロウィンのコスチュームに使うモンスターの手の作り方を投稿した。メカニカルなフックとワイヤーと木で作った指の関節に接続され、実際に手を使ってコントロールできるようになっている。

下のビデオは動きのテストをしているときのものだ。大きな3本の指がとてもスムーズに動くのがわかる。

材料には、基本的に家の周りにあったものを使った。2×4数本と、手の平用の2×6だ。

Other

2015.10.30

「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」は11月8日まで開催。オープンソースの光造形3Dプリンタ「Ember」の実機も展示

123D DesignやFusion 360をはじめとしたCADソフトやCGソフトを開発しているオートデスクが、表参道でミニイベント「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」を開催している。「創造の未来」をテーマに、自社製品を用いて作られたさまざまな製品や作品を展示するほか、最新のソフトウェアやデジタル機器を体験できるワークショップ、各界のデザイナーが登壇するトークショーも行っている。

会場となっている「BA-TSU ART GALLERY」は明治神宮前駅と表参道駅の中間にある

展示されているプロジェクトは40以上。

Crafts

2015.10.30

コウモリ折り紙を折ろう

プログラマー、ウェブデザイナー、グラフィックアーティスト、そして独学の「紙マニア」であるMari Michaelisは、Marigami Origamiという素晴らしい折り紙サイトを運営している。そのなかに、Mantler’s Batというコウモリの折り方が載っている。これは、折り紙アーティストのAndrea Mantlerが考案した中レベルの折り紙。彼女のサイトには、PDFの折り方のリンクがあり、彼女自身が丁寧に折り方を教えてくれるビデオも掲載されている(下のビデオ)。

Electronics

2015.10.29

Raspberry Piでも動くProcessingの新バージョン

Processingの新しいバージョン(3.0.1)がリリースされた。3.0から使っている人から見るとバグフィクスが主な変更点だが、Raspberry Piのユーザーにとっては大きな変化があった。正式にRaspbian用のパッケージが用意され、ダウンロードしてすぐ使えるようになった。短時間ながら実際に試してみたので、その報告。

どういうわけかRasPiの標準ブラウザ”WEB”では、processing.orgのダウンロードページが開けなかったので、GitHubのreleaseページからダウンロードした。

Other

2015.10.28

MakerCon Tokyo —「半導体メーカーとメイカーの新しい生態系」

教育やプロトタイピングを目的としていたツール(ArduinoやRaspberry Pi)が、企業における製品開発にも徐々に影響を与えるようになっています。このセッションでは、半導体メーカーが従来顧客とみなしていなかったアーリーアダプターやホビースト、スタートアップなどと生態系を築く方法を議論します。

セッション内容
ハードウェアを構成する部品として半導体は不可欠で、特に多様なフロントエンドデバイスが求められるIoTの領域においてはセンサや無線通信、セキュリティなど活発に新製品が登場しています。

Electronics

2015.10.28

「教育の世界では技術が長持ちする。チップを生産する会社にとっては10年以上持続する可能性がある市場」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.01

Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesはスペインのマドリードとバルセロナの間に位置するアラゴン州サラゴサの出身で、スウェーデンのマルモに12年ほど在住している。Davidは今もArduinoの開発にコアスタッフとして携わりながら、教育プログラム「Arduino Verkstad」を監修するために故郷スペインとスウェーデンをたびたび行き来している(スペインではバルセロナ・マドリードの2都市に加えカスティーラ・ラ・マンチャ州、ドン・キホーテの舞台にもなった地方で行われている)。

Other

2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「オープンソースハードウェアの可能性と課題—知的財産権と製造物責任から考える」

メイカームーブメントを可能にした要素のひとつ「オープンソースハードウェア」。3Dデータのオープン化も含め、企業などにおける採用が本格化するにつれて、問題が起きることが懸念されています。より効果的な活用のための課題を共有します。

セッション内容
メーカーだけでは対応できない多様なニーズに応えるための方法として、ハードウェアとソフトウェアをオープンにして自由に派生物をつくれるようにする事例が増えてきています。しかしながら、そのためには知的財産権にくわえて製造物責任を適切に扱うことが重要な課題となります。

Other

2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「単なる活動紹介だけではなく、その先まで見据えた議論ができるメンバーが集まった」小林茂さんインタビュー(後編)

IAMASイノベーション工房[f.Labo]

前編に続き、MakerCon Tokyo 2015のプログラムチェア、小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に話を聞きます。

小林さんご自身のメイカームーブメントの定義(意味)を教えて下さい。

小林:Dale Doughertyが述べていたように、すべての人々はメイカーだと思います。しかしながら、電子回路やソフトウェアのようなテクノロジーが入った製品に関しては高度に専門化してしまい、メーカー(企業)だけがつくるもの、と認知されています。