Crafts

2015.10.30

コウモリ折り紙を折ろう

プログラマー、ウェブデザイナー、グラフィックアーティスト、そして独学の「紙マニア」であるMari Michaelisは、Marigami Origamiという素晴らしい折り紙サイトを運営している。そのなかに、Mantler’s Batというコウモリの折り方が載っている。これは、折り紙アーティストのAndrea Mantlerが考案した中レベルの折り紙。彼女のサイトには、PDFの折り方のリンクがあり、彼女自身が丁寧に折り方を教えてくれるビデオも掲載されている(下のビデオ)。

Electronics

2015.10.29

Raspberry Piでも動くProcessingの新バージョン

Processingの新しいバージョン(3.0.1)がリリースされた。3.0から使っている人から見るとバグフィクスが主な変更点だが、Raspberry Piのユーザーにとっては大きな変化があった。正式にRaspbian用のパッケージが用意され、ダウンロードしてすぐ使えるようになった。短時間ながら実際に試してみたので、その報告。

どういうわけかRasPiの標準ブラウザ”WEB”では、processing.orgのダウンロードページが開けなかったので、GitHubのreleaseページからダウンロードした。

Other

2015.10.28

MakerCon Tokyo —「半導体メーカーとメイカーの新しい生態系」

教育やプロトタイピングを目的としていたツール(ArduinoやRaspberry Pi)が、企業における製品開発にも徐々に影響を与えるようになっています。このセッションでは、半導体メーカーが従来顧客とみなしていなかったアーリーアダプターやホビースト、スタートアップなどと生態系を築く方法を議論します。

セッション内容
ハードウェアを構成する部品として半導体は不可欠で、特に多様なフロントエンドデバイスが求められるIoTの領域においてはセンサや無線通信、セキュリティなど活発に新製品が登場しています。

Electronics

2015.10.28

「教育の世界では技術が長持ちする。チップを生産する会社にとっては10年以上持続する可能性がある市場」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.01

Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesはスペインのマドリードとバルセロナの間に位置するアラゴン州サラゴサの出身で、スウェーデンのマルモに12年ほど在住している。Davidは今もArduinoの開発にコアスタッフとして携わりながら、教育プログラム「Arduino Verkstad」を監修するために故郷スペインとスウェーデンをたびたび行き来している(スペインではバルセロナ・マドリードの2都市に加えカスティーラ・ラ・マンチャ州、ドン・キホーテの舞台にもなった地方で行われている)。

Other

2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「オープンソースハードウェアの可能性と課題—知的財産権と製造物責任から考える」

メイカームーブメントを可能にした要素のひとつ「オープンソースハードウェア」。3Dデータのオープン化も含め、企業などにおける採用が本格化するにつれて、問題が起きることが懸念されています。より効果的な活用のための課題を共有します。

セッション内容
メーカーだけでは対応できない多様なニーズに応えるための方法として、ハードウェアとソフトウェアをオープンにして自由に派生物をつくれるようにする事例が増えてきています。しかしながら、そのためには知的財産権にくわえて製造物責任を適切に扱うことが重要な課題となります。

Other

2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「単なる活動紹介だけではなく、その先まで見据えた議論ができるメンバーが集まった」小林茂さんインタビュー(後編)

IAMASイノベーション工房[f.Labo]

前編に続き、MakerCon Tokyo 2015のプログラムチェア、小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に話を聞きます。

小林さんご自身のメイカームーブメントの定義(意味)を教えて下さい。

小林:Dale Doughertyが述べていたように、すべての人々はメイカーだと思います。しかしながら、電子回路やソフトウェアのようなテクノロジーが入った製品に関しては高度に専門化してしまい、メーカー(企業)だけがつくるもの、と認知されています。

Electronics

2015.10.27

教員向け講習から発表会まで一貫して提供するArduino公式教育プログラム(学校教育とMaker)

昨年ローマのMaker FaireでArduinoのMassimo Banziが言った。「Arduinoは今スウェーデンやスペインで教育プログラムを展開しているよ。教員向けだからまだ知られていないんだ」

それから1年。先日のMaker Faire Rome 2015ではIntelとの提携で実現したわずか27ユーロという低価格の新しいボード「Genuino101」が発表され、これから同社の教育プログラムでも活用されることがアナウンスされた。アメリカ、スウェーデン、スペイン、イタリア、そして中国など世界1万校以上で展開されるという。

Other

2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 — 「テクノロジーに関するギャップを埋めることで潜在的なメイカーをメイカーに変えたい」小林茂さんインタビュー(前編)

いよいよ開催まで2週間を切った「MakerCon Tokyo 2015」。今回、プログラムチェアを務めていただく小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に、MakerCon Tokyo 2015のプログラムと、その背景にある小林さんの活動についてお聞きしました(後編)。なお、タイトルや本文にある「メイカー」と「メーカー」は、どちらも英語表記は「Maker」です。しかし、メイカームーブメントに関わる文脈では、日本語として「メーカー(企業)」「メイカー(個人の作り手)」の2つの表記が可能になります。

Other

2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 —「メーカーがつくるメイカースペースとメイカーコミュニティのいい関係」

Maker Faire Tokyoでは、ユニークな発想と高い技術力(と親しみやすさ)で参加者を楽しませてきた「品モノラボ」。その背景には、ソニーの2つの新しい取り組みがありました。本セッションでは、企業(メーカー)と個人の作り手(メイカー)のコラボレーションを探ります。

なお、Sony-Creative Loungeに関しては、以下の2本の記事にて詳しく紹介しています。

Fabrication

2015.10.26

ディズニー映画をモチーフにしたかっこいい最新義手

義手にはさまざまな種類がある。余計なものをすべて取り除き、できるだけ安価にしたものから、もう片方の手にそっくりに作ったものまでいろいろだ。なかには、自分の好みに合わせて装飾を行う人もいるが、あまり一般的ではない。

できるだけ多くの人に機能性が高く安価なバイオニック義手を提供しようというグループ、Open Bionicsは、人気映画をモチーフにした新しい義手を作ると発表した。よく目立ち、人の注意をひき、みんなを楽しませてくれる義手だ。