Crafts

2014.05.22

森のポストカード作成マシン

電化美術の青野さんと秋山さんが製作中の作品。3つのダイアルが画面上の葉っぱのパラメータを決定します。いい葉っぱができたらプリントアウトして、「森のポストカード」として使うことができます。こういうふうにデザインできる切手もほしい。

電化美術の第5回展示会が7月の5日と6日に行われるとのこと。場所は大阪・阿倍野長屋。
詳しくは電美のFacebookページがよさそうですね。

Fabrication

2014.05.21

AutodeskがオープンなDLP 3DプリンターとSpark APIを発表

MakerConにて、Autodeskの社長兼CEOのCarl Bassから、オープンなデジタル製造ハードウェアが発表された。Autodeskがハードウェアを作るのは初めてだ。まだ名前は決まっていないが、それはAutodesk 3Dプリンターだ。このプリンターの設計ファイルは「さらなる改良と実験のために一般公開される」。

さらに、Autodeskはオープンな(しかしオープンソースではない。

Electronics

2014.05.21

Arduino Zero登場

Arduino Zero表側

Arduino Zero裏側

Massimo BanziがMakerConの基調講演でほのめかしていたとおり、Arduinoは最新ボード、Arduino Zeroを発表した。

見かけはArduino Leonardoとよく似ているが、じつはぜんぜん違う。32ビットのARM Cortex M0+コアのAtmel SAMD21を搭載し、これまで8ビットのボートと比べて格段に速い48MHz駆動となり、性能も向上した。

Fabrication

2014.05.20

早くて安いホットグルー注入式ソリッドプリントのストレステスト

ソリッド(インフィル100%)なモデルをプリントすると、強度は抜群に強くなる。しかし、インフィルを高く設定すると、プリントにかかる時間が非常に長くなり、当然、素材もたくさん使う。

そこで私たち、Lantern Roboticsでは、面白いソリューションを考えた。Hot Melt Adhesive(HMA)を注入するというものだ。HMA(一般にホットグルーと一般に呼ばれている)は、摂氏180度前後で溶ける熱可塑性樹脂だ。これならプリントに注入しても、プリントが熱で変形したりはしない。

Kids

2014.05.19

Maker Faireのブースの作り方(よりよい来場者とのコミュニケーションのために)

作っただけではダメだ。それを多くの人に見てもらって、その素晴らしさを伝えなければ。写真、スケッチ、プロトタイプ、失敗作などなど、そうしたものはそのプロジェクトの意味と背景を伝える物語になる。Maker Faireを見に来るお客さんは、Makerたちがそのプロジェクトを、なぜ、どうやって作ったのかを聞くのが大好きだ。だから、プロジェクトのプロセスを語るための材料をしっかり集めておこう。

しかしお客さんは、あなたにどう声をかけていいかわからないこともある。

Other

2014.05.16

Maker Faire Tokyo 2014 / Ogaki Mini Maker Faire 2014 開催について

海の向こうのサンフランシスコ・ベイエリアでは、今週末開催のMaker Faire Bay Area 2014に向けて、大きな盛り上がりを見せていますが、日本も負けてはいられません(勝ち負けを競っているわけではありませんけどね)。2014年に開催されるMAKE関連のイベントの日程を発表します!

Maker Faire Tokyo 2014
・開催日:2014年11月23日(日)、24日(月・休)
・主催:株式会社オライリー・ジャパン
・会場は後日発表します。

Crafts

2014.05.16

懐かしのファミコンゲームの3Dジオラマ

誰にでも好きなゲームがある。そうしたゲームは、それだけでも素晴らしいものであり、記憶の中に織り込まれた思い出だけでも、壮大な景色を思い起こさせてくれる。

Alain Wildgenは、そんな懐かしのゲームへの敬意を、彼なりの方法で表している。1年ほど前、彼は『スーパーマリオブラザーズ』の最初のステージを作った。フォームラバーと紙を使って、20〜30時間をかけたという。

それからいろいろと洗練された。彼の作業手順は非常に単純なものとなった。

ゲームを決める。

Electronics

2014.05.13

3DプリントしたスマートウォッチでArduino Challenge賞 ─ Maker Faire Romeへ

Arduino互換の頭脳を持ち、Bluetooth LEに対応し、3Dプリンターでケースを作ったオープンソースの腕時計。Jonathan Cookが開発しBLEスマートウォッチは、MAKEのArduino Challengeで優勝し、今秋開かれるMaker Faire Romeの出展が決まった。

この腕時計は、Cookが9カ月間かけて開発しているBLEウォッチの最終イテレーション版だ。日時の表示に加えて、スマートウォッチなら備えていて欲しい機能、電子メール、Facebookのお知らせ、Twitterの更新にも対応している。

Crafts

2014.05.12

フォグプロジェクションとジェスチャーインターフェイスでホログラム風タッチスクリーン

写真:rView Technology

ディスニーランドの2006年にリニューアルされたパイレーツ・オブ・カリビアンのデッドマンズ・チェスト編を見たことがある人なら、巨大なデイビー・ジョーンズの顔が洞窟の中の滝に浮かび上がるのを思い出すだろう。ライドがそこを通過するが、まったく濡れることはない。

これがフォグスクリーンだ。

フォグスクリーン技術の要は、特殊な噴霧器から出る微少なエアロゾル(安全性やコストや使いやすさから水が使われることが多い)を制御して、乱流のない滑らかな霧のカーテンだ。