Electronics

2014.05.09

DIY携帯電話PiPhone

今月の初めのRaspberry Pi Compute Moduleの発表を聞いた私たちMAKEチームは、それにどんなインパクトがあるかを話し合った。ひとつ考えられるのは、カメラや携帯電話やノートパソコンといったDIY電子機器を盛り上げるのではないかということだ。

Compute Moduleがなくても、ソフトウェアエンジニアでRaspberry Piの熱烈なファンであるDave Huntは、Raspberry Piベースの携帯電話をすでに開発して一歩先を行っている。

Fabrication

2014.05.09

Teddy Bear Printer:毛糸でプリントするハイブリッドRepRapミシン

Scott E. Hudsonはカーネギーメロン大学の博士課程、Human-Computer Interaction Instituteの教授であり創設者だ。Association for Computing Machinery(計算機械学会)の第32回コンピューターと人間のインターラクションに関するスペシャル・インタレスト・グループ(ACM SIGCHI 2014)で行ったスピーチが世界中に波紋を広げている。

Crafts

2014.05.08

旅するニットマシンを作るプロジェクト

力石咲さんの新プロジェクトは「旅するニットマシン」。キャリーバッグ型の編み機を作って、それを引っ張りながら世界を旅します。車輪の動力を使って、移動した分だけ編み物ができあがるので、それを使って旅先の人や物を包んでいこうというアイデア。現在、そのニットマシンは1/5モックアップができている段階。クラウドファンディングで本制作の予算を獲得しようとしています。興味を持った人はMotionGalleryのプロジェクトページへ。

Electronics

2014.05.07

懐かしのゲーム機に敬意を表したRaspberry Piケース

Raspberry Piを使ったプロジェクトを行っている人なら、ちょうどいいケースが足りないことを感じているだろう。その証拠に、Redditでは、Raspberry Piのエンクロージャーに関する話題がかなり盛り上がっている。私も、Raspberry Piユーザーとして、いろんなケースを見てきたが、上の写真のやつには目が止まった。Thingiverseのユーザー、tastic007が作ったRaspberry Pi用NinTasticケースだ。あの懐かしのNintendo Entertainment Systemを模している。

Kids

2014.05.02

電気のキリン、Russelと育った日々

Russell the Electric Giraffeは、Maker Faire Bay Areaを象徴する存在だ。2006年に初登場して以来、毎回、会場に現れている。多くの人に愛され、記事になったり、ムービーになったり(下)、インタビューを受けたりもしている。

去年のMaker Faireで、私が友だちのZolie(上の写真の8歳の女の子)とRussellといっしょに遊んでいたとき、ZolieはずっとRussellに会いたかったのだと話していた。私も同じだ。本気でそう思った。

Fabrication

2014.05.02

パーソナルエクソスケルトンで再び立って歩く

3Dプリントパーツを使用したエクソスケルトンスーツEkso。

未来へ踏み出す話をしよう。ロボットエクソスケルトンだ。かつてはSFの世界の話だったが、今は車椅子から立ち上がりたいと人の願いを叶えようとしている。そう遠くない将来、それは車椅子に取って代わることだろう。数カ月、あるいは数年間を車椅子で生活してきた人が、再び真っ直ぐび立ち上がり歩くことができるようになったらどうだろう。夢のような感覚だと思う。新しい自由だ。

そうしたロボットエクソスケルトンは、利用者の新しい筋肉組織となる。

Electronics

2014.05.01

Raspberry Piにシャットダウンボタンを追加する方法

電源を切る前にターミナルを起動して”shutdown”するのは面倒ですよね。penkobaさんは電源ボタンの働きをするプッシュスイッチとPythonスクリプトを作って、指一本でシャットダウンできるようにした模様。

Raspberry Pi にシャットダウンボタンをつける

ThinTubeさんは、上記のページを参考にして「長押し」すると正しくシャットダウンするスクリプトを公開しています。上の動画はそのデモ。

Raspberry Piにshutdownスイッチ追加

みんなの使いこなし情報が増えていってますね。

Crafts

2014.04.30

プロスノーボーダー、Mike BasichのシエラのDIYエネルギー自給自足ハウス

プロスノーボーダーのMike Basichは、20年間、雪の上で自分の限界を押し広げてきた。そして、スノーボーダーコミュニティではDIYの師と呼ばれるようにまでなった。GoProが発売されて、山を滑るスノーボーダーがみなそれを身につけるようになるずっと前から、Basichは既存の撮影機材をハックして、ビデオカメラマンを使わずに自分で自分の滑る姿を撮影していた(今彼は、GoProとスポンサー契約をしたもっとも多くの作品を製作したアスリートになっている)。

Electronics

2014.04.28

TIのSensorTagがiBeacon対応に

SensorTagはiOSデベロッパー向けのBluetooth LE開発キットだ。

TI SensorTagの記事(英語)は前にも書いたが、これはBluetoothアクセサリーのプロトタイピングを行うスマートフォン用アクセサリーの開発者の生活を、うんと楽にしてくれるハードウェアだ。今でこそ、MetaWearのような類似の、より柔軟性の高いボードが現れるようになったが、SensorTagはその元祖であり、とくに価格面で非常にパワフルなハードだ。

Fabrication

2014.04.25

新刊『3D Printing Handbook』は明日4月26日発売!

なぜ、いま3Dプリンターに注目が集まっているのでしょうか。単に価格の面で手に届きやすくなっただけではありません。モノを手に入れること、そして作ることについて、多くの人々の考え方が変化していることも、その背景として挙げられるでしょう。本書は、3Dプリンターをデジタルとフィジカルを結んで自己表現を行うためのツールとして考える書籍です。