Electronics

2014.04.04

MicroViewでArduinoエコシステムを広げよう

KickstarterでMicroViewを紹介するMarcus Schappi、Madeline Schappi、 JP Liewの3人。

間違いなくArduinoは、メイカームーブメントから生まれたなかで、もっとも成功した製品のひとつであり、おそらく、もっとも有名なブランドだ。その結果、クローンや派生製品や、いろいろな付加価値を付けた互換ボードがどんどん生まれている。なかにはオリジナルのフォームファクターを維持しているものもあるが、ぜんぜん違うものもある。

Fabrication

2014.04.04

Thingiverse.govの誕生か?

リンカーンの顔のレンダリング。画像提供:スミソニアン研究所

先週のSunshine Weekの間、ホワイトハウスの科学技術政策室は、連邦政府機関に対して、科学に関する情報を公開するための計画を6カ月以内に作るよう要請する覚書を発表した。これは、そのままでも素晴らしい取り組みだ。アメリカの連邦政府機関は、アメリカ国民のためにさまざまな面白い情報を集めている。それをできるだけ簡単に閲覧できるようにすることは、とても大切だ。具体的には、政府関連のすべての3Dスキャンデータを集めた博物館作りのための第一歩となる。

Crafts

2014.04.03

5cm四方のマイクロマーブルマシン

原田さんのマーブルマシンが5㎝四方の超狭小空間で動き始めました。単5乾電池の大きさと比べてみるとスケールがよくわかりますね。もしかしたら世界最小。球が転がり落ちるリズミカルな音が良く聞こえます。制作過程の動画はこちら。この先どういう発展をするのでしょうか。

Other

2014.04.03

Arduinoの源流を見る:最初のプロトタイプ

Ah, the first @Arduino. They just grow up so fast… A perfect #ThrowbackThursday with #ArduinoD14 only days away! pic.twitter.com/X6ypFj1f67— Atmel Corporation (@Atmel) March 27, 2014

明日*1はArduinoの日。このマイクロコントローラーと、これを使って生まれた電子プロジェクトを世界中で讃える日だ。

Fabrication

2014.04.01

CNCルーター加工の基本:ツールパスと送り速度と主軸回転速度

ルーターとは何か?

CNCルーターに関する本題に入る前に、手持ち型のルーターの使い方を知っておくと話がわかりやすい。一般的なルーターには、モーター(可変速度式もある)、高さ調整機構(plunge control:固定またはプランジング)、コレット(collet:摩擦力でビットを固定するためのテーパー状のスプリング)がある。

手持ち型ルーターを使ってみれば、工具がそれがどのように材料を切削するかを、見て、聞いて、即座に感じることができる。

Electronics

2014.03.31

Project Tango:GoogleのMaker向け3Dスキャナー付き電話

今、私は Tango を手にしている。数日前にこれが発表されてからは、こいつがこの10日間で最高にホットなガジェットだ。

私にとって、これは魔法に近かった。2003年にTrimbleに買収されたMENSIチームの一員として、90年代(前世紀だぞ、若者たちよ!)から3Dスキャンに関わってきた私は、そのころから家庭で使える3Dスキャン装置を夢見ていた。Xbox 360に接続して使うMicrosoft Kinectは家庭用3Dスキャナーの主流となり、何百万台も売れた(そのうちいくつかはハックされた)。

Fabrication

2014.03.28

CNC加工 vs 3Dプリンティング

当然のことだが、3Dプリンターは大きな反響を呼んでいる。熱烈なDIY愛好家は、自分のパーツを自分で作れるという部分に夢中になっている。しかし、あなたが作ろうとしているものに、はたして3Dプリンターは最適なツールなのだろうか。

3Dプリンターの製造方式は積層型だ。ほとんどの場合、熱して溶かしたプラスティックをエクストルーダーから絞り出してモデルを“プリント”していく。これは、素材の塊からカッターを使って余分な部分を削り落としていく切削型のツールとは対称的だ。

Science

2014.03.28

たった50セントの折り紙顕微鏡

スタンフォード大学の生物工学科教授、Manu Prakash博士には使命がある。マラリア、アフリカ睡眠病、住血吸虫症、シャーガス病など、危険な微生物疾患の診断を、実地研究者が簡単に行えるようすることだ。

そのために、彼は、チームの仲間とFoldscopeを開発した。小さな球状レンズを使う、安価な使い捨ての紙製顕微鏡だ。50セントという大変に安価であることに加えて、Foldscopeは非常に丈夫で、耐水性があり、融通性がある。重さはわずか9グラム。数分で組み立てができ、電源もいらない。

Electronics

2014.03.27

Raspberry Piを首振り式のカメラに

OpenElectronsの「Pi_Pan」はRasPi用カメラモジュールを動かすためのキット。2個のサーボモーターでパンとチルトが可能だ。専用のケースと組み合わせれば、コンパクトなリモコンカメラができあがり。

これを使ってみた人はいないかなー、と思っていたらYouTubeで遭遇しました。Hpbbylabさんがブログと動画で解説中。LEDライト基板も装着してる。なかなかいい動き。参考になります。

Electronics

2014.03.26

噴火口の内部をドローンで撮影

空をめがけて吹き上がる硫黄の噴煙の中を飛行するクアドコプターの脇を、真っ赤な溶岩のしぶきがかすめていく。

南太平洋に浮かぶタナ島のヤスール火山は、簡単に行ける火山として、粗々しい自然の姿を見たい観光客に人気のスポットだが、この映像を撮影した、クアドコプターのパイロット、Shaun O’Callaghanが操作するDJI Phantomの位置まで行こうなんていう命知らずな旅行者はいない。

このビデオは、地上の車両や人が乗った航空機では、安全性や大きさの制約のために行くことができない場所の撮影に、クアドコプターやドローンがいかに活躍できるかを示す好例だ。