Electronics

2014.03.07

Eben Uptonに聞くRaspberry Piに関する10の質問

Raspberry Piの2歳の誕生日を祝って、私はRaspberry Pi財団創設者で元理事のEben Uptonにインタビューを行った。
—Stett Holbrook(MAKEシニアエディター)

この2年間で、Raspberry Piの教育活動にどんな変化がありましたか? また、どれだけ成功していますか?

じつに面白い質問だね。どれだけ成功したかと2年前に聞かれていたら、出荷台数を答えていたでしょう。製品の商業的な成功について語っていたと思います。

Electronics

2014.03.06

HOゲージ模型のパンタグラフをリアルに動かす

いい動きです。マイコンで小さなサーボを動かして、鉄道模型のパンタグラフを上げ下げしてます。電源部に電気二重層コンデンサがあり、給電が途切れている状態でも数回動作するらしい。動画をよく見ると機構もわかりますね。最後にパンタが上がったときのビヨンビヨンっていう動きも再生されます。

Electronics

2014.03.06

インタラクティブな子どもの本『The Belly Button』テスト中

私の中には、おもちゃと子どもの本のための特別な場所がある。子どものころに大切だった部分だが、今でもプロジェクトに大きな影響を与えてくれる。

私はインタラクティブな子どもの本『The Belly Button』(訳注:「おへそ」という意味)と、いくつかのワイヤレスおもちゃを作った。これを使って、好奇心の強い子どもたちは、自分の部屋で物語に命を吹き込むことができる。読者(または本を読んでもらっている子ども)は、本のページを飛び出して物語のパーツを作ることができる。子どもはおへそにおもちゃのボタンを取り付ける。

Crafts

2014.03.05

クリエーターの幅を広げるクラウドファンディング中のカメラギア

先週も紹介したKickrigスライダービーム(英語)は、クラウドファンディング・キャンペーンで今流行っている、カメラマンやビデオカメラマンのための便利なアクセサリーを代表するものだ。

ここに紹介するのは、現在キャンペーン中のプロジェクトだ。MAKEのKickstarter支援ページでも確認できる。

3軸安定ジンバル

3-Axis Stabilized Gimbalは、手持ちカメラ用ジンバルで、加速度センサーでブラシレスモーターを制御してカメラを安定させる、いわゆる“ステディカム”だ。

Fabrication

2014.03.04

伝統技法のアーティストが採り入れる3D技術

今どきの驚くような3Dアートを見ると、どのようなテクノロジー(とくに3Dプリントなど)を使ったのかと考えるのは自然なことだ。「3D printed art」とググってみれば、私の言っていることがわかると思う。3Dソフトウェアと3Dプリントの無限の可能性を駆使した目を見張る彫刻に目眩がするような形状の傑作が見られる。

しかし、なかには3D技術で作品全体を作るのではなく、全体のワークフローの一部としてそれを使うアーティストもいる。昔ながらの製作方法にこだわりながらも、3D技術を採り入れて作業を効率化しようというアーティストもいる。

Electronics

2014.03.03

モノのインターネットを理解したければ、「チョコレート」を考えるべし

私たちは昨年、QualcommのAlljoynイニシアチブやThe Thing Systemの流れに乗って、開発者たちに“モノのインターネット”をハックしてもらうためのオープンプラットフォームの創設に乗り出した。私たちが目指すのは、もっと楽しく、簡単で、より人々の興味をひくものだ(IFTTTのようなものだが、これはデバイスとアプリのためのもの)。これを使って開発者は、デバイス同士をつないで、それまで気がつかなかった新しい価値を発見し、生活をより便利にするアプリの世界を構築できる。

Electronics

2014.02.28

Making Fun:ミッションコントロール学習机

上の息子が学校に通うようになり、宿題をするための学習机が必要になった。私は、ただ天板と脚だけのシンプルなものではなく、もっとナイスな机を作ろうと考えた。宿題が終わったときのご褒美として、何か楽しい仕掛けも組み込んでやりたい。去年の夏にケネディー宇宙センターを見学しに行った私と2人の息子は、いまだに宇宙旅行の感覚が抜けない。そこでこの机プロジェクトは、NASAをテーマにすることにした。私はアポロ計画やNASAの管制センターについて調べ、それらを元に、なんとなくコンソールをデザインを製作した。

Fabrication

2014.02.28

プレイ・ドーのDohVinciは子ども用ねんど3Dプリンターへの第一歩か?

プレイ・ドーのDohVinci

プレイ・ドーは、Hasbroのプルースト現象を引き起こすグルテン状のモデリング用複合素材だ。みんなのお父さんやお母さんがこれを口に入れて遊んでいた1970年代から、手動の押し出しキットを販売していた。

初期のプレイ・ドー押し出し器。1980年代のもの。

だが今年、Toy Fairの一般来場者から離れた招待客のみのプレビューイベントで、Hasbroは最新のプレイ・ドー押し出しキットを発表した。“次の大ブーム”を意識したDohVinciだ。

Electronics

2014.02.27

ベアメタルで遊ぶRaspberry Pi

ITの世界で「ベアメタル」といったら、コンピュータをOS無しで動かす、という意味。ハードウェアに直接アクセスすることで、プロセッサの性能を追求したり、深いレベルでプログラミングを学ぶことができます。

シンプルなRaspberry Piはベアメタルコンピューティング向きなハードウェア。公式サイトには専用のサブフォーラムも開設されています。Googleで”baremetal raspberry pi”を検索するといろんな事例が見つかるはず。日本語の情報は潤沢とは言えませんが、状況は変化しつつあります。

Electronics

2014.02.26

3Dプリンターでおもちゃをカスタマイズする店内工場

PieceMakerのCEO、Arden Rosenblattと彼の3Dプリンターを使った“店内工場”。Toy Fair New Yorkにて。写真:Kathy Ceceri

ニューヨークで開かれた今年のToy Fairに3Dプリンターが登場した。そう、MakerBotが初めて、Toy Faireに出展したのだ。ロボットやテクノロジー系おもちゃのメーカーに囲まれた3階の展示場で、MakerBotはおもちゃメーカーに彼らの技術を売り込んでいた。