Electronics

2014.02.25

初めてのArduinoプロジェクト:学ぶということを学んだ

これは、私同様、Maker初心者で、Arduinoを使って何かを作りたいと考えているみなさんのための記事だ。少し大変そうだと感じるかも知れない。自分には習得は無理だと思うかもしれない。マイクロコントローラーとプログラミングとデザイン(設計)の世界はほとんど知らないという人は、私だけではないはずだ。ルーキーである私は、手を付けるまで怖かった。私が言いたいのはそこだ。これを読まれている間、私が物理的な装置を作った経験がほどんどない人間であることを忘れないでいただきたい。そんな私が実行した。その理由を説明しよう。

Crafts

2014.02.24

すべてのアートはMakerによって作られた

私がメトロポリタン美術館で“コンピューター係”として勤め始めたころ、美術館というのは、壁に整然と絵が並べられている静かな場所だと思っていた。そして芸術というものは、ひとりの天才によって作られた意味のわからないものだと思っていた。そのうち、光を通すピンホールのあるシンプルな箱、“カメラオブスキュラ”のことを知った。この装置は日食の観察などに使われていたのだが、17世紀にはすでに肖像画家がこれを利用して写真のようにリアルな絵を描くようになっていた。私は「それってズルじゃない?」と思った。

Other

2014.02.21

モノのインターネット:その周縁はBluetoothになるのか?

旅行中に自宅の様子をモニターしたり、別荘の暖房をあらかじめ入れておいたりするときも、モノのインターネット(IoT)を利用する場合は、こっちとあっちのコミュニケーションのためにインターネット・プロトコルを使用する。そのため私は、3年間に書いた著書『Getting Started with the Internet of Things』の中で、IoTを、インターネット・プロトコルで接続されたコンピューター、センサー、アクチュエーターのグローバルネットワーク」と定義した。

これは、大幅に単純化して理想化したIoTの姿だ。

Fabrication

2014.02.21

faBricator:3Dプリントとレゴで高速プロトタイピング

faBrickatorソフトウェアか、すべてのパーツを3Dプリントか、時間節約の方法。

3Dプリントは、レーザーカットやCNC加工などの他のタイプの高速プロトタイピングと比較して時間がかかる。とくに、数多くのイテレーションが必要な場合は遅い。その問題を解決する目的で開発が進められているfaBrickationは、3Dモデルをレゴのブロックと特殊な3Dパーツとに変換して、プリント、組み立て、変更を短時間に行えるようにする、オープンソース化を前提としたプロジェクトだ。

Electronics

2014.02.20

世界最小クラスのジュールシーフ

鈴木貫太郎さんが作ったジュールシーフは5mmの砲弾型LEDと同じくらいの大きさ。そこに電池以外の全回路が詰まってる。世界最小じゃ? と思ったんですが、鈴木さんが調べたところすでに同レベルのものがあったようで、「世界最小クラス」と称することにしたそうです。チップインダクタを2個並べて使うところがたぶんポイントですね。

Science

2014.02.20

雪関連プロジェクト10本と雪に関する科学、ビデオ、アート

冬はまだ終わらない。だから、遊んでしまおう。私のように雪が大好きな人も、雪解けが待ち遠しい人も、雪ってビックリするほど面白い特徴を持っていることは認めるでしょう。そこで、MAKEのアーカイブから、雪に関するプロジェクト、雪の科学、Makerが製作した雪のビデオ、美しい雪のアートなどを拾ってみた。

上の写真は雪の専門家でカリフォルニア工科大学教授のKen Libbrechtが撮影したもの。

プロジェクト
コンボ・スノーガン

雪が降らなくてガッカリしている人も、寒い地域に住んでいれば雪が楽しめる。

Fabrication

2014.02.18

ドローンとメイカースペースはチョコレートとピーナッツバター以来の最高の組み合わせ

ワシントンDC地区で開かれたDRONE-A-THONの様子だ。上院での議事妨害の話はナシだ。

日曜日、DC Area Drone User Groupの50人ほどのドローン愛好家がNova Labsに集結し、1日中、ドローンを作ったり飛ばしたりした。このイベントは、ドローン研究家でジョージメイソン大学の自律ロボット研究所の博士課程に在籍中のChristopher Voが主催したもの。

下のムービーはイベントのモンタージュだ。これがいちばんわかりやすい。

Fabrication

2014.02.18

Printrbotがオール金属製3Dプリンターを発表

3Dプリンターのトップメーカーのひとつ、Printrbotは、ローコストでオープンソースの木製フレームのマシンで有名だが、今度の新製品は、2年前にKickstarterの成功によって起業したこのメーカーにとって、革命的なものとなる。

もっとも大きな特徴は、フレームがアルミと鉄でできていること。サイズは、レーザーカットの合板を使った現行モデルのSimpleよりやや大きめだ。真っ赤なパウダーコート塗装が目を惹く。

Fabrication

2014.02.17

Todd Schlemmerの3Dプリント製カメラ

究極のピンホールカメラと言えばプリントに限る。Todd SchlemmerはこのPINHE4D型カメラをデザインした。35mmフィルム対応だ。Tinkercadでモデリングし、Printrbot Plusで出力した。

最新型のP5は、大判4×5ピンホールカメラだ。これはハーマンのIlford Titanをもとに作られている。標準的な大判4×5のフィルムホルダーが使えるように設計されていて、90mm、画角70度と、150mm、画角46度のレンズがある。

Crafts

2014.02.17

David Paganoが選んだブリックフィルム10本

「ブリックフィルム」を撮り続けているDavid Paganoが、自身の作品に加えて、いろいろな人のブリックフィルム作品を紹介します。(編集部)

ある意味、『The Lego Movie』(邦題『LEGOムービー』3月21日公開予定)は、ブリックフィルムを撮り続けている世界の作家たちへの、大きなラブレターだ。インタビューを見ると、監督はそれを意図していたようだ。そこで、映画を見にいく前にチェックしておくべきレゴのアニメーション作品10本を紹介しよう(順不同)。