Electronics

2009.02.20

Pure Data – オープンソースの音声画像処理環境

Pure DataはMax/MSPによく似た、Miller Puckette開発によるオープンソースのパッチ・プログラミング言語だ。ハイレベルな視角プログラミング環境で、ステージに入力とデータ操作オブジェクトを加え、それらの間をドラッグして繋ぐと、作動中にメッセージがどのように伝達されるかがわかる仕組みになっている。ちょっと頑張れば、音声データと映像データの複雑な操作をリアルタイムでできるアプリケーションも作ることが可能だ。
ボクは今日の午後、友人のVince VenezianiからPure Data(Pd)を紹介された。

Electronics

2009.02.19

Halted Specialties – シリコンバレーの電子部品ショップ

ニューヨークタイムズにHalted Specialties Companyの記事が載った。すごく行ってみたいところだ。大抵の小売店なら、売れない商品を30年間も棚に並べておくなど、恐ろしくてできないだろう。しかし、Halted Specialties Companyは違う。ここでは、それを求めてたまたま立ち寄った客のために、数千本の真空管を並べている。その客が10年以内に現れるか、20年後に現れるかは、気にしない。
50年近くにわたり、Haltedは電子工作愛好家たちに部品を供給してきた。

Electronics

2009.02.18

音楽としての財務データ、アートとしてのExcel

気分がよくなるものを探してる? 仕事のストレスを解消したい? それなら、株価チャートが奏でるステキな調べにチューンインしよう。これは株価チャートにSongsmithで伴奏を付けたもの。Johannes Kreidlerの作品だ。株価下落は、あまりいい調べじゃないけどね。このソフトをダウンロードすれば、自分で作れるよ!
ちょっと待って! まだあるよ!

AC/DC “Rock N Roll Train” – Excelによるミュージックビデオ – パワーポイントと同じように、ちょっと違った使い方をすれば、そこからアートが生まれる。

Electronics

2009.02.18

メビウス回路

Evil Mad Scientist LaboratoriesのLenoreとWindellは、本当の意味での片面回路基板としてこのメビウス回路を作った。素材は水彩画用紙だ。柔軟性のある基板を作ってくれるサービスはあるけど(めちゃくちゃ高い値段で)、もっとうんと安いDIY版を作ってみた。自分で柔軟な基板を作るときは、いろいろな方法が考えられるが、ボクたちは、基板には紙を、配線には導電性インクを使った。これを作った理由のひとつは、すべての配線を基板の片側の面だけに作ることができ、基板に穴を開ける必要がないことだ(位相的統一性が大きな動機になった)。

Crafts

2009.02.17

二重らせん携帯ストラップ

cloud9science@Wikiに載っている「二重らせん携帯ストラップ」を自分でも作ってみました。DNA風の二重らせんが紐だけで作れちゃう。最初、この説明をみたときに、ただ結ぶだけではスパイラルにならないのでは? と思ったのですが、やってみるとあら不思議。自然とねじれてご覧のような形状になるんですね。紐は近所の手芸店で購入した藤久の「飾り紐0.7mm」を使用しました。結ぶほうの紐はひとつ上のサイズ(1mm)でも良かったかもしれません。次は太さと色を変えて試してみます。

Electronics

2009.02.17

1939年の音声合成

これは、1939年の世界博覧会に出展されたVoder(Voice Operating DEmonstratoR)。ベル研究所が開発した、特定のノイズと発信音を組み合わせて人の声を合成するというものだ。Voderの操作盤の前に座ったオペレーターが、これを操って言葉を作り出す。
電子音楽のパイオニア、Wendy Carlosが、CMJ誌のインタビューに答えて詳細を解説している。Homer Dudleyは、電子音声機、VODER(Voice Operating DEmonstratoR)も発明している。

Electronics

2009.02.16

Beagle BoardでLEDを点滅させる

私がBeagle Boardに興味を持つようになったきっかけのひとつに、簡単にアクセスできるセンサー用インターフェースが拡張ヘッダーに豊富に用意されていることがある。ここに適当なコネクターをハンダ付けすれば万事オーケーだ(私は、写真のようにArduinoっぽいメスヘッダーを付けた)。

コネクターを取り付けたら、あとはこれを何に使うかによって変わってくる。Beagle Boardでひとつわからなかったのは、これらのピンと通信する方法だ。

Electronics

2009.02.16

LEDと加速度センサーを搭載したタコ

ほんの少しのテストとコーディングと裁縫で、Caseyは、Lilypad Arduinoと加速度センサーとLEDでタコをアップグレードした。このタコは、オペレーターに方向を知らせたり、動かし方によって光のショーを見せてくれたりする。
このプロジェクトには、縫合用回路の正しい組み込み方法やと導電性糸の扱いなどに関して、入念な事前調査が行われているが、その過程でためになるコツがわかった。

導電性糸に関して面白いことを発見した。ナイロンの糸のように溶けるのだ。溶けるという言い方は正確ではないかもしれない。

Crafts

2009.02.15

Lilypad Arduinoを用いたテキスタイル作品

東京造形大学デザイン学科テキスタイル専攻の毛利朋子さんがLilyPad Arduinoを使った制作した作品が、青山スパイラルガーデンで行われている同校の卒業制作展「TEXTION」で展示されています(開催中。2月17日まで)。
66本のLEDをLilyPadとCandle Light Processor ICを使って光らせ、さらにLilypad、Arduino Duecimila+Wave Shieldを使って、導電性糸で表現したハープの糸に触れることで音楽が再生される仕組みです。