Other

2017.08.16

Maker Faire Tokyo 2017レポート:アイロンビーズをどう並べる? 同じテーマに取り組んだ2つのブース

Maker Faire Tokyoには多彩な自作ガジェットが出展される。その中には偶然にも同じ目的のものが見つかることがある。しかし考え方や初期条件の違いで設計は変わり、同じものにはならない。ここではそんな展示を紹介しよう。

アイロンビーズは円筒形でさまざまな色の樹脂のビーズを並べ、アイロンで加熱すると互いにくっつくというもの。ゲームのドット絵を描く感覚でカラフルなアクセサリを作れる。アイロンビーズを細かく配置していくのも楽しみの1つだが、そこを省力化したいと考えて、ビーズを自動で並べる機械を作った人々がいた。

Other

2017.08.15

Maker Faire Tokyo 2017レポート:”やりたいこと” をモジュールにしてつなげる「Hackable Things」

「littleBits」もそうだし、ソニーの「toio」のようにユーザーが “自分で何か作れる” ツールキットはどうしてあんなにワクワクするのだろう? Maker Faire Tokyoはそんな新しいツールにふれる体験の場でもある。Surface & Architectureによる「Hackable Things」は、”ものの改変しやすさ” に着目したツールキットだ。

“やりたいこと”と”やりたいこと”を接続する

できあがった完成品を購入してきて生活の中で使うのではなく、カスタマイズの自由度を上げたプロダクトを、ユーザーが自由に変えて使う。

Other

2017.08.14

Maker Faire Tokyo 2017レポート:農業、釣り、野鳥観察、そして未来を感じさせるプロジェクトまで、人工知能を使った展示たち

人工知能(AI)に関する技術はここ数年で急激に高まっている。Maker Faire Tokyoでも人工知能をさまざまに利用した展示が見られた。その中からいくつか紹介したい。

きゅうり仕分けメカがパワーアップ

「きゅうり仕分け3号機」の操作部分。近所にファブ施設ができ、パネルの製作にレーザーカッターを使えるようになったという

「きゅうり仕分け3号機」(Workpiles)は去年のMaker Faire Tokyo 2016で大きな話題となった、きゅうり選果マシン「CUCUMBER-9」の最新版である。

Electronics

2017.08.10

プロジェクトに機械学習を取り入れる

メガネな人を見つめてくれるWebカメラ作った。動画の人物は同僚のK島氏。許可をとってご登場頂いております。https://t.co/nf5TNJpcjI— foka (@foka22ok) 2017年8月3日

筆者が電子工作を含むプロトタイピングの発表を見てきて、機械学習が取り入れられているプロジェクトに出会うようになったのは3年くらい前のこと。「センサのデータはSVM(サポートベクターマシン)で分類しました」といった説明をされて、慌てて意味を調べたりしたものだ。

Other

2017.08.10

Maker Faire Tokyo 2017レポート:「ジェダイ・トレーニング・デバイス」がスムーズな体験を提供している仕組み

Maker Faire Tokyoの醍醐味といえば、見るだけではなく体験できる展示だ。その中でも、ひときわ子どもたちに人気だったのが「Jedi Training Device(ジェダイ・トレーニング・デバイス)」だ。

Jedi Training Device(ジェダイ・トレーニング・デバイス)、ライトセーバーを構えればすぐにトレーニングを始めることができる

『スター・ウォーズ』に登場するジェダイの戦士になるべく、敵が放つビームをライトセーバーで跳ね返すトレーニングツールだ。

Electronics

2017.08.09

Maker Faire Tokyo 2017レポート:セメダインの導電性ペースト「SOLDINE DRAW」と導電性接着剤「SOLDINE CONNECT」は電子工作へのハードルを下げる

接着剤のセメダイン株式会社がMaker Faire Tokyo 2017に出展したのは、回路のハンダ付けを不要にする導電性ペースト「SOLDINE DRAW」と導電性接着剤の「SOLDINE CONNECT」である。

「SOLDINE DRAW」と「SOLDINE CONNECT」はMaker Faire Tokyoでテスト販売

「SOLDINE DRAW」で回路を描き、そこに「SOLDINE CONNECT」でパーツを接着すれば電気回路が完成する。

Electronics

2017.08.07

Maker Faire Tokyo 2017レポート:ソニーがGPS受信機、ハイレゾ音源対応のオーディオコーデックを内蔵したIoT向けプロセッサ「SPRITZER」を初披露

ソニーセミコンダクタソリューションズがMaker Faire Tokyo 2017で初披露したのは、IoT向けプロセッサ「SPRITZER」を実装したマイコンボードのプロトタイプである。Arduino Nanoほどの小型の基板に各種のIOポートのほか、各種の地球測位システムに対応したGPS受信機、ハイレゾ音源対応のオーディオコーデックを内蔵している。

メイン基板とは別に、Arduino UNOとピン互換にする親基板も展示されている。

Kids

2017.08.05

Maker Faire Tokyo 2017も体験企画がいっぱい!

2017年8月5日(土)12:00、Maker Faire Tokyo 2017がスタートしました! 会場は東京ビッグサイトの東7・8ホール。通路が広くなり、エアコンの効きも良いので、快適にご覧いただけます。今回も体験企画が充実。数ある中から、明日8月6日(日)も楽しめる体験企画を紹介します!

今年もミニチュアカーレース大会「Nerdy Derby(ナーディー・ダービー)」が子どもたちに大人気! 昨年よりも飾りなどがバージョンアップしています。

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2017.08.05

Maker Faire Tokyo 2017開幕 ― 恒例の初日フォトレポート

ついに開幕したMaker Faire Tokyo 2017。今年も日本各地だけでなく海外から多くのMakerが集まってきて、お祭り騒ぎを繰り広げている。初日に会場で目に付いた作品を紹介しよう。

Bottled Circuit & Machine

O’Baka Projectによる、ボトル・シップならぬボトル・サーキット。ボトルシップのように部品をすべてビンの口から入れて、中で組み立てている。製作期間は1週間ほどだが、ビンの中で組み立てるためのシミュレーションなど事前の準備に2週間ほどかかったという。

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2017.08.03

Maker Faire Tokyo 2017プログラムガイド公開

いよいよ今週末の8月5日(土)と6日(日)に開催が迫った「Maker Faire Tokyo 2017」。本日、プログラムガイドを公開しました。「プログラムガイド」ページからPDFデータをダウンロードしていただくことが可能です。

ここまで数回に分けて注目の出展者情報をお伝えしてきましたが、最後にこれまで紹介しきれなかった体験企画などの情報をまとめてお伝えします。

体験型の企画もたくさん!

昨年、600人を超える来場者の方が楽しんだ “ルール無用のミニチュアカーレース大会” Nerdy Derby(ナーディー・ダービー)が今年はさらにパワーアップ。