Kids

2017.09.06

第二回全国小中学生プログラミング大会の締切は9月15日まで!

2020年にプログラミング教育が義務教育において必修化されるまで、あと3年を切りました。現在は、まだ様々な人が様々なアプローチで、プログラミング教育をどのようにして小中学生に教えていくか試行錯誤している段階です。

私たちは、プログラミングを「表現する力」を身につけるために学ぶものと考えています。そこでプログラミングで小中学生の児童・生徒たちが自分の考えを表現することを競う、全国小中学生プログラミング大会を開催。今年で第2回を迎えました。

Fabrication

2017.09.06

3,499ドルのDaVinci Colorによってデスクトップ3Dプリンターにフルカラーがもたらされる

私たちの3Dプリンターのテストチームが見てきたここ数年間の3Dプリンターの動向として、「オールインワン」化の普及と、マルチエクストルーダーを備えたプリンターの急増がある。マルチエクストルーダーにはいろいろな役割があるが、中でももっとも大きなものはマルチカラー化だろう。しかし、XYZ Printingはそれを一段階進めて、溶解樹脂積層法(FFF)方式としては世界初のフルカラーの3Dプリンターを発表した。DaVinci Colorは、FFFとインクジェット技術を組み合わせた、とてもユニークな新型マシンだ。

Fabrication

2017.09.05

コースターに絵を描く2つの超小型自作CNCマシン

バーやレストランには、飲み物のグラスを置く使い捨てのコースターを出してくれるところがある。店のロゴやちょっとした絵が描かれた楽しいものもよく見るが、それが自分でも簡単に作れたとしたら、面白いと思わないか? 手描きのコースターのことを言ってるのではない。Barton Dringが開発したCNCコースターマシンの話だ。

コースターカッター「Coasty」

Grblを使ったレーザーカットを学ぶために、また、何かしら面白いものを披露するために、毎月のハードウェアミートアップに参加していたDringは、レーザーでエッチングやカットを行うコースター用のマシンを作ろうと考えた。

Fabrication

2017.09.04

思わず見とれてしまうレース模様を切り出すレーザーカット動画集

数カ月前にレーザーカッターを買ってから、私はあるものを集めるようになった。紙をレーザーカットする動画だ。細い光の線が紙を貫き、その後に緻密で美しい模様が残る様子を見ていると、なんとも不思議な満足感に浸ることができる。本当に幸せな気分だ。

とにかく見てほしい。ほとんどは製品の宣伝のために企業が製作したものだが、その理由がよくわかる。紙をレーザーカットするところは、見ていて純粋に楽しい。

安価なレーザーカッターでも、切りしろ(幅)は0.5ミリ以下だ。

Crafts

2017.09.01

自宅で服をプリントする時代へ一歩前進

自分が着る服を自宅で3Dプリントする時代に一歩近づいた。そんなファッション革命の先陣を切るのが、ファッションデザイナーのDanit Pelegだ。

私たちは、ニューヨークのWorld Maker Faireで、完全に3Dプリントで作られた服のコレクションを披露していた彼女に初めて会うことができた。

このコレクションは、すべて家庭用の3Dプリンターでプリントされている。コレクションは全部で5点。使用したのはWitboxプリンターとFilaFlexフィラメントだ。

Electronics

2017.08.31

カムプログラムロボット工作セットのArduino化改造

よしだたけひこさんはMaker Faire Tokyo 2017の会場で入手したタミヤの『カムプログラムロボット工作セット』を早くも改造しています。

通常どおり組み立てた後、Arduino Unoを搭載。モータードライバーシールドを使って、ロボットのモーターをArduinoで制御できるよう繋ぎ換えていますね。Arduinoとモーターが電源ボックスを共有していると、モーター回転時に電圧が下がってArduinoにリセットがかかることがあるみたい。そうした課題は残しつつもロボット工作を楽しんでいる様子。

Fabrication

2017.08.30

金属3Dプリントのデザインの落とし穴

今や、自動車、航空機、医療の分野で大々的に使われている金属の3Dプリントだが、Maker、プロダクト・デザイナー、エンジニアたちの間にはまだ十分に浸透していない。しかし、ジュエリーのようなごく小さな物を扱う一部の分野では、その存在価値が認められ始めている。そろそろ、自分のプロジェクトに金属3Dプリントを取り入れるときが来たようだ。ただしその前に、金属のプリントには厄介な点があることを知っておこう。

プラスティックのプリント方法は、そのまま金属に当てはまるわけではない。

Crafts

2017.08.29

Maker Faire Tokyo 2017レポート:取材する側からされる側へ。ライターがフード・メイカーとして出展して気づいたこと

私はライターのかたわら、長野県でバーガーカフェ「ペロンタ」を営業している。過去4年間は、makezine.jpなどのプレスとしてMaker Faire Tokyoを取材していたが、今回は“フード・メイカー”として参加した。来年のMaker Faire Tokyoへの応募を考えている人の参考になるかもしれないので、振り返りを共有しよう。

これまでのMaker Faire Tokyoにも、農産物、食品添加物を扱うバイオ系、食品加工機械のメイカーなど、“食べられそう”な展示はあったが、においをかぐ、なめる、といった試食や体験的な展示に限られていた。

Crafts

2017.08.28

食べられるイノベーション:サラダロボット「Sally」登場

シンガポールからアメリカ、そしてヨーロッパ全体に向けて、Edible Innovations(食べられるイノベーション)は、生産から流通から販売までのあらゆるステージで世界の食料システムを改善しようと考えるFood Makerたちを紹介しています。私たちといっしょに、この産業の大きな流れを、Makerの視点で探ってみませんか。優れた教育的な核を持ち、未来への偉大なる挑戦のための主要なツールとしてフードイノベーションを推進するFood Innovation ProgramのChiara Cecchiniが、世界のFood Makerたちの顔、話、体験を紹介します。

Electronics

2017.08.25

貢献者のための行動規範をプロジェクトに取り入れよう

Maker、ハッカー、技術系の人々のコミュニティでの開放性と振る舞いに関連する問題は、どう少なく見ても複雑極まりない。職場での差別行為という実社会での問題ばかりではない。こうしたコミュニティのほとんどがデジタル世界の中にあり、ネット上の人格の陰に本当の自分が隠れてしまうという問題もある。それが、粗暴な態度の温床になっている。コミュニティを監視し、何が起きているかを記録する立場にある私は、コミュニティの運営に関して、何度も意見を述べてきた。