Electronics

2017.01.16

LittleArm:リトルな価格のリトルなロボットアーム

私は小さなロボットアームや動物が大好きだ。どこにいても、関節付きのロボットを発見すると見に行ってしまう。しかし、そこに群がる人たちの数を見ると、みんなも同じ考えなのだとわかる。

この小さなロボットアーム、LittleArmは実にいい。書類ケースにも入ってしまう。LittleArmは、ほとんどが3Dプリントしたパーツと、Arduinoと金属ギアのサーボで構成されている。通常は115ドルだが、今はホリデー特別価格で95ドルだ。

Other

2017.01.13

Seeed StudioのEric Panが未来の工場について語る。「目的は革命ではなく、協力と進化」

Eric Panは、Seeed Studioを2008年に設立し、深圳のアパートで電子パーツの販売を開始した。Panはまた、深圳にハッカースペースを開き、ハードウェアアクセラレーターのHAXLR8Rの共同設立者にもなっている。中国での最初のMini Maker Faireを開催したのも彼だ。今や、Seeed Studioには200人を超える従業員がいて、年間3,000万ドル以上を売り上げている。現在は電子パーツだけでなく、Panが言うところの「0.9キット」も販売している。

Electronics

2017.01.12

Arduinoで作る浮遊光球

Instructablesで製作記事を公開しているArduinoDeXXXさんの作例を紹介。小さな球体を、あまり特殊な部品を使わずに磁気浮上させ、さらに光らせています。Arduino以外の部品代は1,000円程度とのこと。

Arduinoは電磁石の制御を担当。磁気センサとモータードライバを接続し、PD(比例微分)制御しています。このあたりの考え方と実験結果が詳細に解説されていて勉強になりますね。シンプルなソースリストがPDFとして添付されています。

球体内のLEDは非接触給電で発光。

Fabrication

2017.01.11

炉がなくてもできるコールドキャスティング

金属のキャスティング(鋳造)は、金属を溶けるまで熱して型の空洞に流し込むという方法をとる。この空洞の形で、作られる物の形が決まる。金属を融点まで熱することができる設備を持っているなら、これは素晴らしい製造法だ。だが、そうでない人にとってみれば、大変に面倒な作業だ。

だが幸いなことに、「コールドキャスティング」と呼ばれる技がある。Paul Braddockが下のビデオ、Mold3Dで説明しているように、透明レジンに金属の粉を混ぜて行う。この金属粉入りレジン(この場合は鉄)をシリコンラバーの型に流し込むのだ。

Crafts

2017.01.10

[MAKE: PROJECTS]風船でアーチを作ろう

私は、普通ではないものを使ったアートを作りながら世界中を回った。ゴムの専用容器に空気を入れたものだ。そう、風船だ。Airigamiでは、風船の子犬とか帽子とか、小さなものは扱わず、最大で風船10万個を使ったアーティスティックなインスタレーションを製作している。こうした作品でも基本は一般的な犬の風船細工と同じだが、大きなものになると、それなりに工学的に難しい点が出てくる。軽くて柔軟な素材からしっかりとした構造体にすることや、総重量が何十キロにもなる風船をささえられる安全で強固な構造でなければいけない。

Fabrication

2017.01.06

CNCを知ろう:G-Codeの読み方

G-codeとは、CNCが理解できるプレーンテキストによる言語の総称だ。現代のデスクトップ型CNCマシンやソフトウェアでは、あえてそうしたい場合を除いては、G-Codeを手書きする必要はまったくない。CAD/CAMのソフトウェアとマシンのコントローラーがすべてやってくれるからだ。しかし、Makerなら、中で何が行われているのかを知っておきたいという人もいるだろう。

G-codeはプレーンテキストだ。人が普通に読めるとはかぎらないが、見ればだいたいの意味はわかる。

Electronics

2017.01.05

2017年のRaspberry Pi

今年もRaspberry Piを使う機会が多そうですね。雑感を交えつつ細かい情報をまとめておきたいと思います。まず、昨年12月11日に行われたイベントで、Raspberry Pi財団のEben Upton氏から発表されたニュースから、印象的だったものをリストアップ。

・2016年12月時点での、累計の出荷台数は1100万台(そのうちZeroは30万台)。グラフを見ると傾きが増しており、勢いに衰えは見られません。
・現在、日本における販売ペースは1万台/月。コンテンツの拡充などにより、これを増やしていく方針。

Other

2016.12.28

makezine.jpで2016年によく読まれた記事トップ10

makezine.jpでは2016年に283本の記事を公開しました。2014年、2015年に続き、今年よく読まれた記事のトップ10を紹介します。2016年は「2016年に公開された記事」と「2015年以前に公開された記事」のそれぞれに分けて紹介します。見逃していた記事があったらこの機会にぜひチェックしてください。

Electronics

2016.12.28

日本でも使えるmicro:bit互換機“chibi:bit”製品版が登場

日本でも使えるmicro:bit互換機”chibi:bit”の製品版が届いたので簡単にレビューします。

micro:bitはイギリスBBCが推進している教育向けのマイコンボード。そのコンセプトは過去の記事『BBCのmicro:bitがイギリスのすべての11歳と12歳の子どもたちに無料配布される』に詳しくまとめられています。

ARMマイコンに加えてBLEモジュール、5×5のLEDマトリクス、加速度センサ、コンパスなどが搭載されていて、このボードだけでいろいろなことができます。