2017.03.01
データを使って究極のサーフボードを作る
サーファーにはみな、それぞれのスタイルがある。ボードに力を伝えるための体の動かし方は、標準的な形から、足を左右逆に置く人もいる。でも、それは小さな違いでしかない。どちらにせよ、水の上でボードと自分の体を前に進めるための行為だ。生まれついてのサーファー、Rob Rennは、そうしたサーフィンの小さな癖をデータ化して、そのスタイルに最適化されたカスタム・サーフボードを作ろうと考えた。Rennはこのプロジェクトを、工業デザインを学んでいるカリフォルニア美術大学の卒業論文の課題として取り組むことにした。