Fabrication

2016.12.05

3DプリントできるアイテムをVRで作るOculus Medium

私たちが「Make」誌でバーチャルリアリティーに関する記事を書いていたころ、それがMakerにどう関係してくるのか、という疑問を持っていた。自作のヘッドセット、プロトタイプ、カスタムコントロールシステムといったプロジェクトを紹介してきたが、ほかのVR以外のプロジェクトと違って、それを何に利用するのかという話はなかなかできなかった。その理由のひとつには、まだ普及していなかったことが考えられる。しかし状況は変わった。3Dプリントを含むデジタルメディアでの利用にフォーカスした新しいプログラムが現れている。

Other

2016.12.02

起業家と工場とをつなぐプラットフォーム「Maker’s Row」に聞く小規模製造を成功させるこつ

Matthew BurnettとTanya Menendezは、Maker’s Rowの共同創設者だ。これは、起業家とアメリカの工場とをつなぐインターネット上のプラットフォーム。MatthewはMarc Jacobsなどの一流ブランドで腕時計のデザインをしていた。Tanyaはゴールドマン・サックスのアナリストをしていた。2人はいっしょに革製品の会社を立ち上げ、適切な製造業者を探し出すのに苦労した経験を持つ。そしてMaker’s Rowを設立したのだ。アパレルとアクセサリーに焦点を絞って2013年からサービスを開始した。

Kids

2016.12.01

高校生が作ったラジコン式除草剤散布機

旭川農業高校畑作機械班の皆さんが開発したラジコン式除草剤散布機を見てみよう。船体はボディーボード。使わなくなった刈り払い機の4サイクルエンジンを改造して推力を得ている。噴霧器は家庭菜園で使われるような小型のものながら、除草剤のタンクは10リットル。10aの田んぼに対して2分間で散布することができる。手作業では5分間とのことなので、かなり早い。市販のラジコンと散布機と比較しても、コンパクトで扱いやすく、そしてなんといっても安い(製作費18.5万円)というメリットがある。

こちらの動画は水田を疾走する勇姿。

Other

2016.11.30

12/10(土)盛岡市にて「メイカー塾」キックオフイベント開催、達増岩手県知事も登壇

写真はMaker Faire Tokyoから

今回のMaker Faire Tokyo 2016で目立った動きの1つは、地方からの出展者がこれまでよりも大幅に増えたことです。ただし東京よりも西の方が中心で、MAKEチームとしては、Makerムーブメントの楽しさやその意義を東北や北海道の方々にもっと知っていただく必要があることを感じているところでした。そんななか、盛岡でMakerムーブメントについて語り合うイベントが開催されることが決定しました。

Electronics

2016.11.30

タトゥーサーキットで体を光らせよう

タトゥー技術は、この数十年間でいろいろな方向に発展している。タトゥーガンはより正確に、インクはより長持ちが利き、色鮮やかになった。アーティスト自身も新しい分野に挑戦し、スキルや表現を競っている。そして今や、タトゥーアーティスト以外にも、テンポラリータトゥー(剥がせるシール式のタトゥー)で電子回路を作るなどの楽しい活動が目立ち始めている。

数年前まで、数人のアーティストが頭の中で構想を練っていた。そして今週、Skintillatesが私たちのソーシャルフィードに現れて、LEDを内蔵したテンポラリータトゥーを披露してくれた。

Fabrication

2016.11.29

学校で3Dプリンターを手に入れたなら、何をしよう? — 子どもたちが地域の問題を解決する「問題バンク」

学校に3Dプリンターを導入して、準備は整った。キーチェーンや名札やヨーダの頭をプリントして学校に貢献できて、いろいろなものを3Dプリントを使って改善できても、まだ何かが足りないと感じてしまう。マサチューセッツ州マンチェスターのBrookwood Schoolでは、生徒たちの3Dプリントへの関心をテコにして、新しい一歩を踏み出すことができた。3Dプリントによって潜在能力を開花させた彼らは、このエキサイティングな技術がもたらす問題解決の可能性を見いだして、自ら力を付けていった。

Other

2016.11.29

Ogaki Mini Maker Faireは今週末12/3(土)、4(日)開催!

いよいよ今週末の12/3(土)、4(日)に、Ogaki Mini Maker Faire 2016が開催されます。4回目の開催になる今回は140組を超える出展者が全国から集います。どんな出展者が参加するのか、出展者紹介ページをチェックしてください。また、Make: Japanチームも書籍の展示・販売、Learn to Solder(ハンダ付け体験)を行う予定です。ブースではぜひお声がけください。

Other

2016.11.28

[MAKE: PROJECTS] Arduinoで作る息で吹き消せるLEDキャンドル

「息を吹きかけて消せるLEDキャンドルが作れないか」

ある夜に、私の娘と私はそう考えた。そこで、私たちはインターネットを検索し、風を感知する方法をいろいろ調べてみた。そして、私たちが求めていたセンサーを発見した。そのセンサーが、今回のプロジェクトの中心となる。

コンセプト:空気の動きや風を感知する

気象観測装置には風速計という風車が付いていて、それで風を測っている。その他、空気の動きを感知するための仕掛けとしては、2本の薄い金属の帯を近くに並べて、風が当たるとそれらが接触して通電するというものもある。

Other

2016.11.25

脳を損傷した友人のために会話デバイスを開発した14歳の少年

この14歳の少年、Jacob SmilgのTED×Talkでのスピーチを見れば、誰でも熱いものがこみ上げてくるだろう(そして自分の人間性を取り戻す)。この話のなかで、彼は、大事故によって脳が損傷した友人、Ethanともっと楽に会話ができるようにと開発したデバイスを開発するために、どのような技術や知識を使ったかを語っている。

2013年の夏、サマーキャンプで、よく晴れた日に彼らは広場でフリスビーをして遊んでいた。そのとき、Ethan Kadishは雷に打たれたのだ。

Other

2016.11.25

Makerのためのパーフェクトなギフトガイド

信じられない速さでハロウィンが来て飛び去っていった。もうホリデーシーズンだ! イルミネーションを飾って、エッグノックを飲んで、友だちや家族と楽しい時間を過ごす。そして贈り物のリストを書き始める。

こんがらがったイルミネーションのコードを解く手伝いはできないので、ギフトリストのほうをお手伝いしようと思う。そこで、「Make: Gift Guide」を立ち上げた。自分でギフトを作るための工具を探している人も、大切なMakerのために買い物に行く予定の人も、Makerたちの作品販売を助けたいという人も、みんなまとめて面倒見られるように内容を充実させた。