Crafts

2016.06.20

マスターモデラーによる、模型の接着、着色のための驚きのテクニック5つ

David Neatのblog of modeling tips(モデリングのコツブログ)に、こんなコメントが載った。「モデリングサイトの聖杯を見つけたような気分だ!」と。DavidのシンプルでわかりやすいWordPressブログは、質、量ともに、見た目よりもはるかに充実している。Davidはモデル作りの本を書いたり教えたりしているのだが、このサイトの内容は、彼の本、教室、レクチャーの集大成だ。

そこには、モデリングの製図方法から材料、モデリング技術(一般的なものから専門的なものまで)などなど、山ほどの情報がある。

Electronics

2016.06.17

Raspberry Piを使ってレトロ技術に新しい命を吹き込むことで乗り越えた、楽しい時とつらい時

私は、ヴィンテージなテクノロジーに、現代のコンポーネント、とくにRaspberry Piを使って新しい命を吹き込むことに燃えている。先日私は、Upcycled Retro Technologyシリーズの最新作として、AlexaPhoneを発表した。それは1970年代のTrimphoneで、アマゾンのAlexa音声サービスが受けられるようにRaspberry Piを使って改造したものだ。受話器をとり、質問を話して受話器を置くと、Alexaが答を話してくれる。おもに周囲に転がっていたものを使った本当に楽しいプロジェクトだった。

Crafts

2016.06.15

Arduino とパンチカードでハックした編み機のギャップを埋める

初期の時代のコンピュータープログラムは、パンチカードが使われていた。テキスタイル業界から持ち込まれたシステムだ。今でも、編み機ではパンチカードが使われているが、このテクノロジーを、ハックした編み機でフルに活用し、Arduinoを使ってデジタルにコントロールしようとしているグループがある。

AYAB Knittingのメンバーは、オープンソースのArduinoシールドを開発した(上の写真)。デジタルな入力を、編み機用の機械的な出力に変換する。下のビデオを見ると、そのアイデアがよくわかる。

Other

2016.06.14

Makerのための5つのメタレベルな助言

この「Make:」では、自分の手で何かを作っるためのコツや知恵や技術を紹介してきた。切ったり、貼ったり、削ったり、つないだり、ときには工房を整理したりするためのコツだ。

今回は、ちょっと違う。もっと「メタ」なレベルだ。メイキングの頭を広げるものであり、考え、プロジェクトの計画、予想をまとめる方法であり、Makerとしていかに振る舞うかに関することだ。

バード・バイ・バード

私の好きな本に、Anne Lamottの『Bird by Bird』(邦訳は『ひとつずつ、ひとつずつ』)という、執筆と生活のアートに関するものがある。

Electronics

2016.06.13

[MAKE: PROJECTS]Raspberry Piでポケットに入るLinuxパソコンを作ろう

私はこのニンテンドーDSサイズのコンピューターをRaspberry Piと市販の部品で作り上げた。これは完全機能のLinuxコンピューターで、フルシステムに行えることのほとんどが行える(ゲーム、ウェブ関係、ビデオ、音楽など)。

外部ディスプレイに画像を送ることもできるので、デスクトップ・コンピューターとしても使える。

他にもいろいろ作っているので、私のYouTubeチャンネルを見てほしい。

Other

2016.06.10

Maker FaireはいかにMakerコミュニティに貢献しているか

今年のMaker Faire Bay Areaでは、例年のとおり日曜日の朝にアダム・サベージが登場して、「電気キリンの上の説教」とも呼ぶべきスピーチを行った(下のビデオ)。彼は電気キリンのRussellの上に立ち、集まったファンたちに語りかけた。メイキングの価値とそれが彼の人生に与えた影響について、心に残る話をユーモアを交えて語ってくれた。話が終わり、質問コーナーになった。すると、ひとりの若い女性が彼にこう質問した。自分のやっていることを悪く言われたらどうするかと。

Electronics

2016.06.09

iPhoneのセンサーデータをネットワークへ飛ばすアプリ

ワン・トゥー・テン・ドライブ社のZIG SimulatorはiPhoneの強力なセンサーデータをネットワークを経由して指定のコンピュータへ飛ばすアプリだ。複雑なGUIやデータ処理の機能は持たず、ただひたすらシンプルにデータを送信してくれる。IoTプロジェクトをプロトタイピングするときに有効な実装方法のひとつとなりそうだ

ネットワークプロトコルはUDP、データフォーマットはJSONまたはOSC、センサーデータの更新レートは1サンプル/秒から60サンプル/秒となっている。明快な仕様だ。

Fabrication

2016.06.08

“グローカル”で行こう:分散製造でビジネスを築く

Anne FilsonとGary Rohrbacherの夫婦には先見の明がある。彼らは建設会社を運営しているが、同時に2人ともケンタッキー大学の教授でもあり、シンプルでモダンな製品を、ネットワークされた、または独立したデジタル製造工房を使った、まったく新しい形でデザインするスタジオ、AtFABの共同創設者でもある。

“モノではなく情報を出荷する”

Gary Rohrbacher:私たちは、“デジタルクラフト”というものが実際にあると信じています。

Science

2016.06.07

Science Journal: Googleの最新Androidアプリはアマチュア科学者向けのデジタルノートブック

GoogleはScience Journalをリリースした。Android用の最新のアプリだ。Science Journalはデジタルの科学用ノートブックで、子どもたち(あらゆる年代のアマチュア科学者)がAndroidフォンの各種センサーを使って実験ができる。電話機だけで、音、光、動きが検出でき、科学に簡単にアクセスできる。

アプリそのものは終わりがない。直感的に使えるシンプルな形式のツールが提供されているが、アプリのローンチに合わせて、Googleはエクスプロラトリアムの専門家と提携して、いくつもの実際に手を使ってものを作るプロジェクトを開発している。