Crafts

2016.04.01

裁縫で知っておきたい5つの縫い方と生地についての基本知識

2枚の布を縫い合わせたり、ボタンをつけたりといった必要がプロジェクトに出てきたときは、基本の縫い方を知っておくと便利だ。使う物は、針、糸、そしてハサミ。糸通し器や指ぬきがあれば、さらによい。まずは5つの基本の縫い方から解説しよう。

クロスステッチ(ちどりがけ)

装飾用によく使われる縫い方。X型に縫い、タイルのように並べていく。

かがり縫い

重ねた布の縁をらせん状に縫い合わせていく。パッチワークなどによく使われる。

ランニングステッチ(ぐし縫い)

縫い目が一直線になる縫い方です。

Fabrication

2016.03.30

3Dプリントと真空成形で歯科矯正装置を作る

医療での応用が3Dプリンターのキラーアプリになると言われて久しい。過去において、「Make:」でも、健康の増進から救命にいたるまで、一般の人たちが考案した3Dプリントした義手や命を救うライフハックなどの驚きのイノベーションを紹介してきた。今度はこのリストに、歯科矯正を加える番だ。すでにAmos Dudleyは、彼自身の八重歯を治すために矯正装置を3Dプリントした。これを彼はチャーミングにも、いかにして自分の顔をオープンソースにしたかというタイトルでブログ記事を書いている。

Crafts

2016.03.29

折り紙Xウィングファイター

『スター・ウォーズ』関係の折り紙が流行っている。YouTubeで、Xウィングファイター、タイファイター、スターデストロイヤー、それにヨーダまで、たくさんの折り方チュートリアルビデオが見られる。このビデオは、YouTubeユーザーのJoe_Tutorialによるもの。彼は、素晴らしく精細な(そして折るのが難しそうな)Xウィングスターファイターの折り方を紹介している。また、Joeはステップごとの折り方をInstructableページでも解説している。

Science

2016.03.28

子どもたちの書いたコードを宇宙で動かすAstroPiプロジェクト進行中

先日のRaspberry Piの誕生日を祝う会では、もっぱらAstro Piプロジェクトが話題になっていた。国際宇宙ステーションに送られた2つのRaspberry Piボードからの最初の結果が地上に届き始めているし、イギリスの学校の生徒たちが書いたコードを宇宙で走らせようという新しいコンテストも始まったので、当然だ。

「私たちはRaspberry Piを宇宙に送り込みました。それは1割がエンジニアリングで、9割が書類仕事でした。

Electronics

2016.03.25

シャベルでギターを作る方法

2009年、私はMaker Faire Bay Areaにて、たまたまIsaac “Shovelman” Frankleのパフォーマンスを見た。彼はシャベルで作ったギターを演奏して、観客たちを楽しませていた。Maker Faireが、Makerムーブメントがなぜ特別なのかをそれはハッキリとわからせてくれていた。そこに私は感動した。私たちは、そのShovelmanの演奏をその年のモンタージュビデオのサントラに使ったほどだ。そのビデオはここで見られる。

Electronics

2016.03.25

「ソルダーダンス」はリズムで覚えるハンダ付け

数年前、私は、私の著書『Absolute Beginner’s Guide to Building Robots』の一部の記事を改訂してこの「Make:」に掲載したのだが、それは数年間にわたって多くの人に見てもらえることとなった。そして、別のサイトである人がこんなコメントをくれた。私の「ソルダーダンス」が「妙に便利」だというのだ。そこで、もう一度、掲載しておこうと考えた。

ハンダ付けを習うのはとても難しいことだと考えている人が多いようだ。たしかに、難しい面もあるが、それは、必要な道具が揃っていなかったり、基本の手順を間違えている場合だ。

Crafts

2016.03.24

Siriに頼んでLEDをオンオフ

「ランプを点けて」とiPhone上のSiriに頼むと、Raspberry Piに接続されているLEDが点灯します。Todotaniさんのデモ。とてもシンプルですがインパクトがありますね。

iPhone上にHomeKitアプリ、RasPi側にはhomebridgeというソフトウェアを導入して実現しています。homebridgeは、HomeKitをエミュレートするNode.jsサーバで、豊富なプラグインによって対応機器と連携できます。詳しい説明はTodotaniさんの下記のページにあります。

Electronics

2016.03.23

2000個の鉄球を使って魅惑の音楽を奏でるマーブルマシン

あなたが見ているものは現実だ。この驚くべきマーブルマシンは、実際に存在し、音楽を奏でる。たしかに、音楽はデジタル加工で少し聞きやすくしているが、現実にリアルタイムでこの美しい機械から聞こえてくるのだ。

これを作ったのはアーティストのMartin Molin。彼は美しい音楽の作曲もしている。楽器も自作することが多い。Molinはこの幻想的な装置を作っただけでなく、1年間に及ぶ製作の記録も撮影して公開している。

下のビデオは製作プロセスを紹介したもの。

Fabrication

2016.03.22

Hasbroが作れない部品を販売する — Nerfブラスターの3Dプリント改造パーツがビジネスになるまで

Justin Kellyは郵便局員にドアを開けた。いつもの集配のはずだった。しかし、今日は郵便局長が同伴していて、一通の書簡を手渡された。シンガポールへ武器状のオモチャを送らないようにという要請だった。さもなくば、犯罪者引き渡しの恐れがあるという。申し立ての内容は厳重なものだったが、彼と郵便局員は大笑いした。数週間前、KellyはNerfブラスターの改造キットをタイに送っていた。そして、シンガポールを通過したとき、税関がそれを見つけた。キットは、ブラスターの電源を強化して、射出力をパワーアップするためのものだった。