Electronics

2015.05.08

多様性が広がる最新マイクロコントローラー11機種

[この記事は、Make:英語版 Vol. 43に掲載されたものです]

80年代、いろいろなCPUを搭載したさまざまなメーカーのパソコンが世の中にあふれ出した。当時を覚えている人なら、今のマイクロコントローラーの状況はあのときと似ていると感じるだろう。この1年半ほどで、数多くの新しいボードが登場した。近い将来、この傾向が収束するとはとても思えない。しかし、マイクロコントローラーの市場はパソコンの市場とは違う。その変革を起こしている力はまったくの別物だ。そのため、今の多様性を犠牲にして統一しなければならない理由がない。

Electronics

2015.04.28

GEハッカソンにてArduino制御のコーヒーオーブンが優勝

ケンタッキー州ルイスビル、GEのFirstBuild施設で行われた家電品ハッカソンを見学した。家電品をどうやってハックするのかと疑問に思っているかもしれない。私もそうだった。それはうれしい驚きだった。みんなも驚くはずだ。

まずは施設の説明から

この施設はMakerの夢だ。いたるところに作業台があり、棚にはラベルを貼ってきっちりと工具が整理されている。計画を練るための会議室、金属を曲げたり木材を削ったりする大型工作機械や、レーザーカッターなどもあり、教室もある。

Electronics

2015.04.15

スマートウォッチなんていらない。腕に巻くのはエニグマだ。

エニグマは、第二次世界大戦中にドイツで使われていた非常に面白いコーディングマシンだ。デジタル理論がまだ発育段階だったころ、特定のパターンに設定されたローターで、司令部から前線に送られてくる暗号を解読していた。大変に精巧なメカニズムだったが、腕に巻けるほど小さなものではなかった。

オリジナルよりもすごいところは、その機能が腕時計サイズ(やや大きめではあるけれど)に収められてしまった点だ。しかも安価なArduinoを使って。見栄えはとてもいい。鉄製のケースに、ベルトはスクラップの革製だ。

Electronics

2015.04.14

馬のゾートロープを3Dプリントで再現

1872年、エドワード・マイブリッジは、「馬は走るときに4本の脚が同時に浮くことがあるか」という論争に結論を出すための映画撮影に雇われた。馬の脚の動きが速すぎて、人の目では確認ができなかったのだ。だがそのころ、新しい写真装置の登場で撮影が可能になり、マイブリッジは馬が走る姿のスローモーション映像に成功し、最終的な答を出すことができた。そう、馬が走っているときは、脚が4本とも地面から離れていたのだ。

昨年(2014年)、アーティストのKelly Eganは、昔のアニメーションマシン、ゾートロープを作り直してみたいと考えた。

Electronics

2015.04.03

14歳の発明家が充電式Arduinoのクラウドファンドで3万5000ドルを獲得

Qduino Mini

Quin Etnyreの新プロジェクト、Qduino Mini boardについて紹介したい。

開始からわずか29時間で目標額に達したこのボードは、Arduino Leonardoと同じATmega32U4をベースに作られたArduino互換だ。しかし、MicrochipのMCP73832とMaximのMAX17048を搭載し、バッテリーチャージャーとバッテリーモニターに対応している。

ご想像のとおり、これがQuinの最初のKickstarterだ(14歳なんだから、初めてで当然だ)。

Electronics

2015.03.24

ArduinoとAndroid Wareを使った「開けゴマ」で開くインターネットドア

“OK GOOGLE, OPEN SESAME”

Dheera Venkatramanは魔法が使えないという問題を抱えていたので、正気の人間なら誰もがそうするように、プログラムを勉強した。その結果、彼はとてもシンプルでわかりやすいシステムを作った。Android Wareを装着して「Ok, Google, open sesami」(開けゴマ)と言えば、ドアが開くというものだ。

上のビデオでも見られる彼のハックは、ArduinoとAndroid Wareを使って現実世界とうまくつなげた好例だ。

Electronics

2015.03.19

Arduinoでちょっと長めの音楽を再生する方法

Shinichiro Nakamuraさんの音楽再生ライブラリ”A tiny MML parser”がArduinoでより使いやすくなるようアップデートされた。MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)のデータを狭いSRAMではなく、Flashメモリ側に配置できるので、かなり長い曲も再生できる。詳しくは下記のページをどうぞ。

CuBeatSystems – Arduinoでも扱いやすくするために’A tiny MML parser’をアップデートしました (ついでにスーパーマリオも演奏してみました)

ソースはMITライセンスで公開されている。

Electronics

2015.03.16

Arduino戦争:グループ分裂、そして新製品の登場

Arduino.orgのZero Pro(左)とArduino.ccのArduino Zero(右)

家族の中で仲違いすることほど悲惨なことはない。たとえそれが、何年ぶりかでクリスマス休暇のために集まっただけの家族だったとしても、それがどこにどんな影響を及ぼすか知れない。

現在、Arduino LLC(Massimo Banzi、David Cuartielles、David Mellis、Tom Igoe、Gianluca Martinoによって2009年に設立された会社)は、Gianluca Martinoが設立したArduino Srlに対して訴えを起こしている。

Crafts

2015.03.06

ウェアラブルな作品の製作に欠かせない12のツール

Social Body Labでは、ウェアラブル・エレクトロニクス・プロジェクトのプロトタイピングに便利なツールをつねに探しています。ここに、2014年に私たちが見つけたお気に入りのツールを紹介しましょう。

LilyTiny + LED ストリング
動的な光るパターンを作りたいが、プログラミングは難しくてできないという人に最適な近道が、SparkfunのLilyTiny ボードです。点滅、パルス、滑らかな鼓動など、4つのコントロールパターンがあらかじめプログラムされています。

Electronics

2015.02.25

6軸ロボットアーム式3Dプリンターで蜘蛛の巣をプリント

業務用ロボットの多くは独自システムを採用しているが、この実験的マシンであるKUKAアームは、Arduino MEGAを使って6軸の3Dプリントをコントロールし、自然界に存在する形状を模倣している。

カスタムツールヘッド(3Dプリント・エクストルーダー)を装着したこのKUKAアームは、サイズは大きいが、よく見てみると、温度とエクストルーダーのコントロールはArduino MEGAで行なわれていることがわかる。Arduino MEGAは、デスクトップ3Dプリンターの生みの親であるRepRapコミュニティーのお気に入りだ。