Electronics

2014.03.10

OpenKnit:オープンソースのニット編み機

編み棒で繰り出された毛糸があらかじめ決められたデザインの形に変化していく手編みの手法は、いろいろな意味で3Dプリントの基本になっているように見える。アーティストでデザイナーのGerard Rubioが、Mar CanetやVarvara Guljajevaを作ったKniticの力を借りて、Arduinoベースのオープンソース自動編み機、OpenKnitを開発したというのは、自然な流れだろう。

 

OpenKnitはオープンソースで低コスト(550ユーロ以下)のデジタル・ファブリケーションツールです。

Electronics

2014.03.03

モノのインターネットを理解したければ、「チョコレート」を考えるべし

私たちは昨年、QualcommのAlljoynイニシアチブやThe Thing Systemの流れに乗って、開発者たちに“モノのインターネット”をハックしてもらうためのオープンプラットフォームの創設に乗り出した。私たちが目指すのは、もっと楽しく、簡単で、より人々の興味をひくものだ(IFTTTのようなものだが、これはデバイスとアプリのためのもの)。これを使って開発者は、デバイス同士をつないで、それまで気がつかなかった新しい価値を発見し、生活をより便利にするアプリの世界を構築できる。

Electronics

2014.02.28

Making Fun:ミッションコントロール学習机

上の息子が学校に通うようになり、宿題をするための学習机が必要になった。私は、ただ天板と脚だけのシンプルなものではなく、もっとナイスな机を作ろうと考えた。宿題が終わったときのご褒美として、何か楽しい仕掛けも組み込んでやりたい。去年の夏にケネディー宇宙センターを見学しに行った私と2人の息子は、いまだに宇宙旅行の感覚が抜けない。そこでこの机プロジェクトは、NASAをテーマにすることにした。私はアポロ計画やNASAの管制センターについて調べ、それらを元に、なんとなくコンソールをデザインを製作した。

Electronics

2014.02.25

初めてのArduinoプロジェクト:学ぶということを学んだ

これは、私同様、Maker初心者で、Arduinoを使って何かを作りたいと考えているみなさんのための記事だ。少し大変そうだと感じるかも知れない。自分には習得は無理だと思うかもしれない。マイクロコントローラーとプログラミングとデザイン(設計)の世界はほとんど知らないという人は、私だけではないはずだ。ルーキーである私は、手を付けるまで怖かった。私が言いたいのはそこだ。これを読まれている間、私が物理的な装置を作った経験がほどんどない人間であることを忘れないでいただきたい。そんな私が実行した。その理由を説明しよう。

Science

2014.02.07

Plotlyでデータストリーミング

Arduinoから無線でPlotlyグラフにストリーミングデータを送る

Plotlyは、クラウドにデータをストリーム配信するための無料プラットフォームだ。データのグラフ化や分析もできる。ほかのMakerをみつけて、そのデータストリームにコメントを付けたりもできる。自分のデータの所有権は自分にあるので、データのダウンロード、共有、削除が自由にできる。Plotlyのアイデアの多く(とほとんどのコード)は、カリフォルニア州セバストポルのMAKE本社からほんの数マイルのコテージで生まれた。

Electronics

2013.12.26

Arduinoから直接印刷できるプリンタ搭載シールド

ナダ電子のAS-289RはArduinoに直接つないで使うことができるシールド型プリンタ。Serial.print命令で出力できるから、スケッチは簡単。漢字やバーコードも印刷可能。詳しい使い方がナダ電子のサポートページにある(読みふけってしまった)。
スイッチサイエンスが19,425円で販売中(写真はスイッチサイエンスより)。

Science

2013.12.17

市民探検:アマチュア革命

Roger Haywardによる『The Scientific American Book of Projects for the Amateur Scientist』(C. L. Stong著)の復刻イラスト。Special Collections & Archives Research Centerより(2013年11月29日現在)http://scarc.library.oregonstate.edu/omeka/items/show/4471

アマチュアは今、アイデンティティの危機にさらされている。

Electronics

2013.12.16

Primo – プログラミングのロジックを究極のビギナー「子ども」に教える

まったくプログラミングの経験のない子どもに、どうやってプログラミングを教えるか。それがprimo.ioの目指すところです。

primo.ioは、私とMatteo Loglioがロンドンに創設した教育用ハードウェア企業です。今年の初めに、プロダクトエンジニアのJosh Valman、メカトロニクスエンジニアのLucia Rabago-MayerといっしょにPrimoの開発を開始しました。私たちは、4歳から7歳の子どもにプログラミングのロジックを、遊びという魔法を使って教えるための、画面も映像テクノロジーも使わない製品を作ろうと考えたのです。

Electronics

2013.12.13

職場でMakerとしての自分を活かす

私たちの生活がテクノロジーによって支配されるようになればなるほど、世界はぼやけてくる。スマートフォン、タブレット、クラウドサービス、3Dプリンターなどの登場により、仕事場と私たちのプライベートな生活の場との境が溶けて消えた。仕事場で、個人的なメールを送ったり、クリスマスプレゼントを買ったり。家では、土曜日に仕事のメールに返事を書いたり、仕事に使う新しいソフトのことを調べたり。その合間に時間を見つけては、ガレージで機械いじりに励み、純粋な趣味として科学やテクノロジーの世界を散策するとはどういうことだったかを思い出す。

Electronics

2013.12.11

Cortado登場 – ケーブルがいらないArduino

Cortadoボードは箱入りで販売される。

Cortadoボードと25セント玉。

Punch Through DesignのCortadoは、Bluetooth LE内蔵の新しいArduino互換ボードだ。

Punch Throughは、一般消費者向けのiPhoneアクセサリーと、開発者用のiOSライブラリで知られるメーカーで、Maker向けの開発用ボードではあまり知られていない。しかし、Bluetooth LEを使った開発を行っている人には、iOSとOS XのLight Blueアプリはお馴染みかもしれない。