Fabrication

2013.04.30

安価な3Dスキャナー「Photon」がIndiegogoで善戦

Photonの共同開発者、Adam Brandejs(左)とDrew Cox(右)

Photonプロジェクトが始まった。共同開発者のAdam Brandejsがそう認めた。なぜなら「ボクはそんなに待てないから」とのこと。

Brandejsは、マイクロ測定やCADファイルの作業を重ねるよりも早く、3Dプロジェクトを立ち上げたかった。そこで1年と少し前、彼と彼のもう少し忍耐力のある友人で協力者のDrew Coxとで、安価な3Dスキャナーをトロントの小さな工房で作り始めた。

Science

2013.04.30

DIYバイオプリンター

ハーバード大卒で計算生物学者でサニーベイルのハッカースペース BioCuriousのメンバー、Dr. Patrik D’haeseleerによる面白いInstructableだ。

「バイオプリント」は、基本的には3Dプリントなのだが、材料に生きた細胞を使う。生きた組織や移植用の臓器を3Dプリントするという驚くような話が、このごろ大変に話題になっている。もちろん、誇大広告もかなり含まれているが、芯のところでは、面白い研究がたくさん行われている。

Electronics

2013.04.26

Arduino Uno対BeagleBone対Raspberry Pi

この記事は Digital Dinerの筆者、Roger Meikeが2012年10月24日に書いたものです。筆者の許可を得て、MAKEに再掲載しました。

左から右:Arduino Uno、BeagleBone、Raspberry Pi

私たちはこのDigital Dinerで物を作るのが大好きだ。いつも何かしら工作プロジェクトが進行している。最近は、デジタル部品、つまりマイクロプロセッサーを使うものが多い。まだこのMakerな虫に噛まれたことのない人は、ぜひ試されることをお勧めする。

Crafts

2013.04.26

Sketchfab共同創設者、Alban Denoyelに聞く

Sketchfabの好きなところは、3Dモデルビューワーをウェブページに簡単に埋め込める点だ(上の画像がそう)。Facebookのステータスに、ブログ記事に、Kickstarterのページに、Instructablesのプロジェクトに、ドロップするだけで掲載できる。簡単に使えて、コンテンツに素晴らしいインタラクティブな要素を加えられる。

私は、Sketchfabがどのように成長し、今後、3Dアーティストのための主力のモデルのホストとしてどのような役割を果たしていくのかを見るのが楽しみだ。

Other

2013.04.25

2013年Make関連イベントスケジュールのお知らせ

2013年に開催されるMake関連のイベントの日程が決定いたしましたので発表します。

Maker Conference Tokyo 2013

2013年6月15日(土)
主催:株式会社オライリー・ジャパン

Maker Faire Tokyo 2013

2013年11月3日(日)、4日(月・振替休日)
主催:株式会社オライリー・ジャパン

Yamaguchi Mini Maker Faire

2013年8月10日(土)、11日(日)
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団
共催:株式会社オライリー・ジャパン
詳しくは、5月上旬公開予定の公式ウェブサイトをご参照ください。

Other

2013.04.25

Scratchの祭典 “Scratch Day” は5月19日

子供たちを夢中にさせるプログラミング環境Scratchのイベント”Scratch Day 2013 in Tokyo”が東京・多摩市で開催されます。5分間の「LT(ライトニングトーク)」、自慢の作品を大スクリーンで紹介する「Show and Tell」、一日中Scratchで作り続ける「ハッカソン」といったプログラムの他に、12組以上のデモ展示も予定されています。ハードウェア連携のプロジェクトもたくさんありそう。ワークショップへの参加には申し込みが必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。

Fabrication

2013.04.25

古い照明器具を3Dプリンターでアップサイクルする

(日本語版編注:アップサイクル[upcycle]とは、古いものを使って、より価値の高いものに作り変えること)

アパートに引っ越して、壊れた古いIKEAの照明器具があったらどうする? 普通は捨てるよね。しかし、工業デザイナーのSamuel Bernierは違う。彼は、精巧なランプシェードをいくつもデザインして3Dプリントし、壊れたものと入れ替えた。ひとつプリントするのに4時間から12時間かかった。サポート材は使っていない。重さは50グラムから100グラムだ。

Samuelのランプシェードの最初のスケッチ。

Fabrication

2013.04.24

Makerとマラソンランナー

今日は愛国者の日で第117回のボストンマラソンの日だ(日本語版編注:原文は4月15日に掲載されました。筆者により爆発事件に関するコメントが文末に追加されています)。2万7000人以上の人が参加する。ボストンマラソンは、アメリカで最初の、そしてもっとも権威あるマラソン大会だ。しかし、今ではこうしたマラソン大会が世界中で3000回ほど開かれている。今ほど多くの人がマラソンに参加するときはなかった。私は、マラソンと、成長するMakerムーブメントとの関係を研究している。

Crafts

2013.04.23

Frank Catalfumo:靴を作り続けて70年

ニューヨークを拠点に活躍する映画製作者で写真家のDustin Cohenは、靴職人、Frank Catalfumoの短くも美しいビデオプロファイルとフォトエッセイを公開した。91歳のFrankは、1945年からブルックリンのF&C Shoesで靴の製作や修理を行ってきた。今でも週に5日、息子のMichaelと一緒に仕事をしている。「私は引退はしません。先へ進むだけです。人生は前に進まなければなりません」と彼は話す。4分間のビデオの中で、Frankは、長い間に近所の様子や靴作りの環境がいかに変化したかを語っている。

Electronics

2013.04.22

Kickstarterに失敗したらどうなる?

Andrew Deagonは、膝の手術から復帰するまでの間にアイデアを思いついた(鎮痛剤のおかげ)。そして、NeckFXを作りたいと思った。NeckFXはギターに取り付けてギターを弾くとLEDが光るというアタッチメントだ。私はギターを弾かない(というか楽器の才能がない)のだが、LEDを埋め込んだギターはすごくクールに見える。彼らはビデオに映っているようなプロトタイプをいくつか作り、バンドやミューシャンに販売もしていた。そして彼らはKickstarterキャンペーンを立ち上げて、その資金で本格的な製造を開始してMakerビジネスを拡大しようと考えたのだ。

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