Electronics

2013.08.26

エネルギーのリサイクル:電池無用の無線通信、Ambient Backscatter

Ambient Backscatterを使うと、ユーザーとのインターアクション、本体同士の通信がバッテリーなしで行える。空中の電波を反射させたり吸収したりして、情報を交換するのだ。

すべてのものをスマートにしてネットワーク化するという「モノのインターネット(Internet of Things)」の普及の妨げになっているもののひとつに、バッテリー技術がある。コンピューティングパワーや、最近では記憶容量も加速度的に高くなっている。しかし、バッテリー技術はそれに追いつけずにいる。

Other

2013.08.23

新刊『オープンデザイン――参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』は8月24日発売!

オープンソフトウェアにはじまったオープン化の流れは、コンテンツ、ハードウェアを経て、いま「デザイン」にまで及んでいます。本書は、主にプロダクトデザイン分野を対象に、この「オープンデザイン」という考え方について、さまざまな筆者による論考や事例の紹介などを通じて解説する書籍です。インターネットを通じたデータの共有や、ダウンロードしたデータを手元で実体化できるデジタルファブリケーション技術などによって、かつてないほどデザインの共有、改良、製作が容易になっています。

Electronics

2013.08.23

Sugruはどこから来るのか:Jane ni Dhulchaointighインタビュー

ハックやモッドやあらゆる修理に使える自己硬化ゴム、Sugruは多くのMakerの工具箱に入っているだろう。その発明者、Jane ni Dhulchaointighの名前はイギリスのみならず世界のMakerの間で知られている。彼女が語る10年間の開発話は、苦闘と忍耐の感動の物語だ。だから、ハックニーにある工場に招待されたとき、私は飛びついた。どうやって作っているのか、どこからやって来るのか、もっといろいろなことを知りたいと思った。

Janeは、修理可能な物に囲まれて育った。

Crafts

2013.08.23

Will.i.amは考える。Makerは新たな憧れだ。

Will.i.amのFacebookフィードより。

ご存じない方のために、Will.i.amはThe Black Eyed Peasの創設者であり、名うてのハイテク好き。数々のイニシアチブを支援し、子どもの教育もサポートしている。とくに、彼のi.am.angel基金はi.am.STEAMプログラムを開始し、小中学校での科学、技術、工学、アート、数学の教育を支援している。さらに、彼はi.am.scholarshipを立ち上げ、革新性のある子供たちが中等教育を修了できるよう奨学金を提供している。

Electronics

2013.08.22

風に向かって進んでいくブラシ

日本機械学会・流体工学部門が公開している実験動画。風呂場の掃除に使うようなブラシに模型用のプロペラが付いている。このおかしな物体に風を当てると……風上に向かってじわじわ進んでいく! Bristolbotの風力版と言って良さそうだ。

ほかの実験も面白い。

Fabrication

2013.08.22

「住みたいタイプの世界を設計する」発明家Saul Griffithインタビュー

文芸サークルから帰る途中、KQEDラジオで才気溢れる発明家、Dr. Saul Griffithの面白いインタビューを聞いた。Saulはさまざまな仕事をしているが、MAKEの外部筆者兼技術アドバイザーでもある。彼は、子供向けのDIYコミックシリーズ『Howtoons』の共同執筆者であり、MAKEのDale Doughertyとメイカースペースも作っている。さらに、Squid Labs、Makani Power、Instructables、Otherlabの共同創設者でもある。

Fabrication

2013.08.21

Kickstarterの1ドル寄付ってどうなの?

クラウドファンドは、今やMaker活動には切っても切れない存在になった。ほんの最近始まったばかりのものであることを忘れてしまいがちだ(Kickstarterは2009年に始まっている)。たしかに、これは非常にパワフルなツールだが、クラウドファンドの文化や基準はまだ定まっていない。そこで先週、友だちと1ドル寄付の「正当性」について話し合ったことを思い出した。

友人は、自分でKickstarterキャンペーンをやったことはないが、いくつかのプロジェクトに寄付をした経験がある。

Fabrication

2013.08.19

Yamaguchi Mini Maker Faire レポート

 

2013年8月11日、12日の2日間、山口情報芸術センター[YCAM]で、Yamaguchi Mini Maker Faire(主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団)が開催されました。

この2日間、山口は最高気温38度という猛暑。暑さにも負けずたくさんの方にご来場いただきました。

会場である 山口情報芸術センター(YCAM)は、展示スペース、劇場、市立中央図書館を併設する山口市立の複合文化施設。

Fabrication

2013.08.19

アストンマーチンを3Dプリントする

Yahea Abdulla によるインタビュー

Solidoodle 2nd Generationを使って自動車を一から作ろうとしているニュージーランド、オークランドに住むSolidoodleユーザー、Ivan Sentchに話を聞いた。進行中の彼のプロジェクトの写真を見たとき、それが彼の3Dプリンターを使った初めてのプロジェクトであるとは信じられなかった。また、こんなに大きなものをデスクトップ3Dプリンターで作れるなんて思わなかった。このユーザーには、そんな不信を吹き飛ばしてもらいたい。