Electronics

2010.06.04

モバイルラボ・プロジェクト Part. 1

whole earth catalog、mondo 2000、wired、そしてこのmakeでの私の著述を読んでくれている皆さんなら、次のゲストはsteven k. robertsだと察せられていたことだろう。1980年代、私にハードウェアハッキングの楽しさを教えてくれたのは、まさにこの人だ。技術よりもアートに寄った彼は(とは言え科学や技術からの影響も愛着も大きい)、アートと技術の境目をなくす術を教えてくれた。21世紀のmaker諸君なら難なく理解できるであろう方法でだ。

Electronics

2010.06.02

フィジカルなデジタルダイヤルインターフェース

いまや、タッチスクリーン用のフィジカルコントローラーは珍しくない。ReacTableなんて、もうフィジカルコントロールの究極って感じだ。しかし、ReacTableで紹介されているデバイスは、モバイルにおけるデジタル・フィジカル・インターフェースの形を提案している。これは、グーグルアースをツマミでコントロールするというもの。

Electronics

2010.05.21

Phone Guitarでジャムろう

MobileCampBrusselsでモバイル開発のプレゼン用に作られた The Phone Guitarは、スマートフォン5台、モバイルプラットフォーム3台、プログラミング言語3種類、サードパーティーのアプリケーション2つ、自作のクロスプラットフォーム型シーケンサーアプリケーション、棒、バッテリー式スピーカー、そして大量ガムテープで構成されている。

異種混合デジタル楽器による即興演奏ができるだけでない。プラットフォームを股に掛けるモバイルハッカーでありパートタイムのスマートフォン・ロックの神 Steffest の演奏がすごい。

Electronics

2010.04.20

ラクにコードを入力できる楽器

RakuChordは稲津和磨さんが開発している、和音をワンタッチで入力できる楽器です。これはそのArduino版。
RakuChord Mobileはその楽器をArduinoを用いて実現した電子楽器です。
左右の手の指を使いメロディと和音を「ピアノやギターより簡単に」入力することが出来ることを目的に開発しています。回路図やソースコードも公開してるので、ぜひ皆さん作ってみてください。そしてアドバイスをください。
詳しい資料や動画は次のページにまとめられています。

Science

2010.03.11

Project Noah: 生命体と生息域のネットワーク

Project Noah(プロジェクトノア)は、自然を愛する人々が家の周りの生物を観察して記録できるフリーのモバイルアプリケーションだ。各地の市民科学者の力を結集できるよう、共通の技術プラットフォームを提供している。Noahは、Networked organisms and habitatsの頭字語だ。
現在、iTunesのiPhoneアプリ [iTunes link]で世界中で手に入る。Project Noahが目指すのは、世界の生物を記録するための共通モバイルプラットフォームになることだ。

Fabrication

2009.11.27

CupCake CNCを作る — Part 1: 序章と経緯

金物屋へちょっと買い物に出て帰ってくると、玄関に、何のマークもない大きな段ボール箱が置いてあった。私はMaker Shedでクールなものを発見するとすぐ買う癖があるので、留守中に荷物が届くのは珍しいことではないが、この箱はいつもよりデカイ。
おお、これはMakerBot IndustriesのCupCake CNC kitじゃないか! 数週間前に注文したまま、すっかり忘れていた(本当に物忘れが激しくて困る)。

こうして冒険が始まった! 私は、このMakerBotとの創造的な体験の報告を書き込んでいこうと思う。

Electronics

2009.11.20

MTM04 – Hacker’s Café

第1回のMake: Tokyo Meetingから拡張現実作品などで参戦していたハイテク野郎集団 Hacker’s Cafe が今度は手芸に挑戦!!! iPhoneを三台も格納できるモバイルデジタルサイネージバッグ! 某SF有名映画のコスプレ衣装として制作した暗黒卿の服を着て決闘ゲーム! 日本のゴシック文化の極み、ゴシックデジタルサイネージトランク! アウェイ感を感じながらもハイテク野郎たちが作成したオモロ手芸作品を展示します!
Hacker’s Cafe ( ハッカーズカフェ )

Electronics

2009.11.11

MIDIシンセを光でコントロール

ユーザーのDanieleMatteiのFilter control via light blob tracking in Processing(Processing で光を当ててフィルターをコントロール)というビデオがいい。OpenCVとProcessing(これしかないでしょ!)を使って、MIDIシンセのパラメータを懐中電灯の光を当ててコントロールするシステムを作り上げた。そんなに複雑そうには見えない。グループで曲を作るときなんか、これを使うと楽しそうだ。

Electronics

2009.07.01

レーザーカットで3Dオブジェクト

今ボクは、レーザーカッターで切り抜いた二次元の素材で三次元のものを作る研究をしている(レーザーカッターを貸してくれたEpilog のおかげです)。昔ながらの組接ぎを使ってみたけど、平面を垂直にしか切れないので、凝った組接ぎはできない (蟻組接ぎみたいな)。
Raphael Abramsのcigar box Arduino labに影響されて、ボクもモバイルプロトタイプキットを作ろうと思った。頑丈にするために、箱の底と横板を組接ぎにした。使った樺材の合板は厚さが3/16インチなので、溝の幅もそれに揃えた。

Electronics

2009.05.26

iPhone用フィジカルコンピューティングアプリケーション開発ツール

数ヶ月前、TellartはNADA Mobileを発表し、Tellartのスタッフは、オープンソースライセンスのもとにソースコードを公開している。これと、AppleのDashcode開発環境を使えば、iPhone用のアプリケーションを自分で開発できるようになる。NADA Mobileは、2008年、Tellartが開発した、XHTML、CSS、JavaScriptを使うアプリケーションのセットです。スケッチはiPhoneやiPod Touchのハードウェア上でも走りますが、iPhone以外のアプリケーションのプロトタイピングにも便利です。