Fabrication

2013.07.18

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議、国際シンポジウム参加受付開始

オライリー・ジャパン/MAKEも特別協力としてサポートしている「FAB9 第9回 世界ファブラボ会議」。8月21日から27日まで横浜で開催される本イベントは、主に世界各地のFabLabの運営者が参加するものですが、そのなかで唯一このムーブメントに興味を持つ方、すべてが参加できる国際シンポジウムのチケットの販売が開始されました。
世界50ヶ国200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房のネットワーク、「ファブラボ」。

Fabrication

2013.07.16

新産業革命とはなんだ?

今や、コンピューターと製造技術の合体により引き起こされた革命のとき。これを「新産業革命」と呼ぶ人もいる。今までのところ、その立役者は、RepRapとその無数の派生品に代表される3Dプリンターだ。その分野には大きなエネルギーが渦巻いている。それは素晴らしいことだ。しかし、このムーブメントの周囲を、本当に必要があってやらなければならないことから離脱した、たくさんの誇張やインチキが取り巻いている。

デジタル製造は本物のムーブメントだ

3Dプリントは素晴らしいが、(下でも述べるが)それはソリューションのほんの一部に過ぎない。

Electronics

2013.07.12

Microsoftの3Dプリントがすごいワケ

やあみんな。これはMAKEへの初めての寄稿だ。ボクはGeorgia Tech College of Computingの4年生。Georgia Tech Invention Studioでも働いている。これはボクのサイト、Geeks Have Feelingsに掲載した記事だ。

Microsoftは、Windows 8.1に3Dプリントのサポートを埋め込むと発表して、3Dプリントの分野に足がかりをつけた。

Electronics

2013.07.08

この3Dマシンはプリンターか「ファーバー」か?

そもそも3Dプリンターは、1986年、3D Systemsの創設者、Charles Hullによって発明された(そして特許が取られた)。彼は、「ステレオリトグラフィー」という名前も考案した。彼の発明にピッタリな名前として考えたのだ (.stlファイル形式もHullが考え出した)。私は、Maker Faire Bay AreaでCharles Hullにインタビューを行い、「ステレオリトグラフィー」が何を意味するのかについて聞いてみた。

3D SystemsのCTO、Charles HullとMAKEのDale Dougherty。

Fabrication

2013.07.07

腕部装着型レールガン

高校生の2SK3333さんが作った小型レールガン。腕に装着できるサイズとするための工夫が詰まってます。手作りのスパークギャップスイッチもコンパクト。威力はアルミ缶貫通レベル、かな? 動画の冒頭は、低威力なバージョン1の映像で、主題であるバージョン2の発射シーンは4:00あたりから始まります。

Crafts

2013.07.05

昔のオランダのMaker事情

私たちはMakerムーブメントを、インターネット、メイカースペースの普及、安価なデジタルツールの登場などによって後押しされた現代の現象だと思っている。しかし、物作りは今に始まったことではない。人は常にものを作ってきた。Jan van CappelleのMakerとしての経歴は、彼が同じオランダ人、Leonard de Vriesが1947年に著した「The Boys of the Hobby Club」を読んだときに始まる。これは、少年たちがメイカースペースを、そのような名称もない時代に作るという物語です。

Fabrication

2013.07.01

Turbo Entabulator:3Dプリントで作ったメカニカルコンピューター

Chris Fentonの3Dプリントで作ったメカニカルコンピューター(以前、MAKEでも紹介した)がスーパークールだ。
このマシンには、一桁の10進法レジスタが3つあり、10のフックがあるジャカード式のパンチカードリーダーが備わっています。2つのフックはそれぞれのカウンターに割り当てられていて、レジスターのインクリメントまたはデクリメントを行う(その両方を選択してしまうと、何かきっかけがあるまでマシンはジャムってしまう)。スプリング式のレバーが各カウンターにあり、カウンターがゼロを読み取ると上がります。

Electronics

2013.06.27

手塗りの魅力を伝える自転車のアトリエ

二子新地の自転車屋さんABOVE BIKEにはSwamp Thingsというアトリエがあって、フレームを塗り直したり、デザインを新しくしてくれるらしい。ここに貼った動画は、そのアトリエと仕事の様子。1本のフレームが生まれ変わる過程。剥離から再塗装へと進み、なんとロゴを筆で描き直す。最後は多摩川の橋の上で塗り替えられた自転車に試し乗り。手仕事の魅力が伝わるムービーです。

Fabrication

2013.06.27

4Dプリントの出現

写真:Skylar Tibbits

MITの研究員、Skylar Tibbitsは、「4Dプリント」と名付けた自己組立構造の分野の魅力的な作品を発表した。ここで言う第四の次元は空間的なものではない。3Dプリンターの形で3つの空間的次元を使い、これに時間の次元を加える。SkylarはMITに学際的研究所、Self Assembly Labを立ち上げ、AutoDeskとStratasysをパートナーに、自己組立をシミュレートするためのソフトウェアの開発や、その複数の素材を使ったパーツのプリントの研究を行っている。

Fabrication

2013.06.26

MakerBotとStratasys合併記者会見の内容

業務用3Dプリンターのメーカー、Stratasysがコンシューマー向け新興企業のMakerBotを買収したという発表は、Maker世界に衝撃をもたらした。今朝、ニューヨークのブルックリンにあるMakerBot本社では、同社の長、Bre PettisとDavid Reisが記者会見を行い、この買収に関する詳細と、急成長する3Dプリントの家庭向け市場に与える影響について語った。

記者会見を始めるにあたって、Pettisはこの好戦的な会社の歴史を振り返った。