Fabrication

2013.10.02

デスクトップ製造革命を生きる

(日本語版編注:原文は9月21日、22日のMaker Faire New Yorkの前に掲載されました)
次の火曜日の早朝、私は飛行機に飛び乗り、ニューヨークで「Maker Week」と呼ばれることになる時間を、World Maker Faire New Yorkを始めとする数々の楽しいイベントを担当するMAKEの編集チームといっしょに過ごす。すごいことになるよ。クイーンズに日帰りできる範囲に住んでいる人は、ぜひ参加してほしい。想像をはるかに超えるほど、新しいものを見て、学ぶことができる。

Science

2013.10.01

NASAはMakerと飛び立つ

PhoneSat 1.0
高高度気球でのテストを行うPhoneSat 1.0。

Xaero launch vehicle
再使用可能ロケット、Xaeroのフリーフライトテスト。カリフォルニア州モハベのMastenの施設にて。

Commercial Space Suit
Final Frontierの創設者、Ted Southern(右)とNikolay Mosieev(左)が商用宇宙服を披露。

Flagsuit gloves
Flagsuitの手袋は、柔軟で動きやすく、間接の抵抗が少ない。

Fabrication

2013.09.24

米国TechSHOP CEO Mark Hatch氏来日。3Dプリンターに関するセミナーを開催

サンフランシスコにあるTechShopの様子

makezine.jpでも何回か紹介しているアメリカのDIYスペースTechShop。

イノベーションが生まれるMaker スペースの一つとして注目が集まっています。
ハッカースペースか、Makerスペースか、TechShopか、FabLabか?
ダイヤモンド社からこのTechShopのCEO、Mark Hatch氏の来日公演についての案内をいただきました。

Fabrication

2013.09.20

3Dプリントの美しき失敗作12点

ラピッドプロトタイピングにおいて3Dプリンターは本当に重宝するが、ちょっとした欠点もある。エクトルーダーの不調、ベッドの上でプリントがずれる、ベルトが滑るなどなど、原因はいろいろあるが、プリンターを動かして、目を離して、戻ってくるととんでもないことになってる、なんてことがよくある。

だが楽しいことの、そんな失敗によって、けっこう面白いものができたりもする。ここに紹介する12点は、失敗作なんだけど、なんかいい感じのものだ。みんなも、こんな経験があったら教えてほしい。

Electronics

2013.09.20

自分を改良する:人の体をハックするMakerたち

テレロボティックハンドを披露するRaj Singh。

18歳のRaj Singhは、12歳のときからロボットを作っている。高校ではロボティクスチームのキャプテンを務め、チームの競技用ロボットの開発を手伝っていた。この秋からドレスラー大学に進学し、医用生体工学を学んでいるRajだが、新しい高度なオモチャを作るのではなく、人の役に立つ実用的なロボットを作りたいという衝動に駆られるようになった。

「日常的な仕事をするロボットを作りたい理由は、目標の範囲を広げて、自分に何ができるかを確かめたいからです」と彼は言う。

Fabrication

2013.09.19

Autodesk Japanが開発した日本版3D Photoブース

2013年5月、Maker Faire Bay Area 2013で公開されたAutodeskの3D Photoブースは、常に行列ができる人気の展示だった。50台強の一眼レフカメラで撮影された写真を元に、360度の3Dデータを作成できるというものだ。

<Maker Faire Bay Area 2013での3D Photoブースの様子。周囲をぐるりと一眼レフカメラと照明に囲まれている>

この3D Photoboothの日本版を、Autodesk Japanの有志3名が、期間約1か月半、週1日、コスト65万円で制作してしまった。

Electronics

2013.09.18

ツリーハウスの人力エレベーター

アイダホ州サンドポイントのEthan Schlusslerは、地上約9メートルの高さにあるツリーハウスに登るための、自転車を使った人力エレベーターを作った。

「1日に650万回もハシゴを登るのがイヤになった。だから、この問題を解決するために、自転車を使った人力エレベーターを開発しました」と彼は書いている。

「もともとは20数段変速の自転車でした。しかし、1段目の速度が速すぎたので、前の大きなスプロケットを外して、後輪に溶接しました。

Crafts

2013.09.17

On a Roll:世界初の3Dプリントしたスケボー

私の最初のスケートボードは、スケーティングのパイオニア、Tunnelの黄色いグラスファイバー製デッキだった。その後、木製に変更したのだが、その中間で、ときどきプラスティック製デッキにも乗っていた。かなり柔らかいのでランプやストリートには向かないが、歩道で乗ったり、セブンイレブンに買い物に行くときなどはけっこう快適だった。

Sam Abbotがデザインした3Dプリントによるスケートボードについて書いた3Dersの記事は面白かった。見たところ粉末造形でプリントしてあるようだ。

Crafts

2013.09.11

Behind the Build:革をShopBotで裁断するバキュームテーブル

革の裁断準備ができた自家製バキュームテーブル。

私のボスは世界一クールな人だ。私は物を作るのが大好きだが、ボスは私に好きな物を作らせてくれて、それで給料を払ってくれる。そのボスには、革を使ったクラフトの趣味がある。

彼が会社のラボにあるShopBotに革を裁断するためのドラッグナイフ(Donek ToolのDrag Knife)をセットしたとき、革のシートをずれないように固定するバキュームテーブルを作れないかと私に聞いてきた。私は2つ返事で引き受けた。さっそく私は、真空圧で革を固定するための方法を調べた。

Crafts

2013.09.10

新世代のイノベーターを育てる方法

アメリカのK-12(幼稚園から高校までの生徒たち)はとても重要な時期を迎えている。科学と技術へのチャンスに溢れた未来がそこまで来ているのだ。しかし、今のシステムでは生徒たちに十分な準備をさせることが難しい。

2013年5月に発表されたFederal Science, Technology, Engineering and Mathematics (STEM) Education 5-Year Strategic Plan(科学、技術、工学、数学教育(STEM)に関する米連邦5年戦略計画)には、アメリカのK-12システムは、STEM教育において中程度のレベルにあると報告されている。