Crafts

2013.08.02

Fixperts:修理とは考え方なり

Fixperts創設者、Daniel CharnyとJames Carrigan。

「作る」の原点は修理にある。問題点、必要性、または物事を改善する方法を特定し、それを解決するために何かを作る。なかには、ロボットにもっとレーザーを積みたいとか、カップケーキに乗って走れたらきっと楽しいだろうな、なんていう問題もある。だが、自分や周囲の人たちの思い通りにいかないことが多い。

James CarriganとDaniel Charnyは、Fixpertsという新しいプロジェクトを立ち上げた。

Kids

2013.07.22

レゴで義足

Christina Stephensがレゴで自分の義足を作るタイムラプス(コマ撮り)ムービーが素晴らしい。
研究所の仲間から冗談半分に、レゴで義足を作ったらと言われた。

言ってくれるじゃないの。私は家に帰って実行してやった。

真似をしないように。転んで怪我をするから。

でもときには、馬鹿になることも大切。

Crafts

2013.06.25

メイカースペースをMakeする:ビジネスモデルを作ろう(2)

(日本語版編注:Part.1はこちら)

6. 工具のメンテナンス / 消耗品
工房の運営には大量のお金がかかる。刃は鈍るし、ベルトは切れるし、溶接のガスは切れるし、いろいろある。Asylumは3年間やってきて、ひと月にかかる経費が500〜1,000ドルというところで落ち着いてきた。酷使される設置面積750平方メートル、30万ドル相当の機械の消耗品にかかる経費は、月に1,300〜1,700ドルだ。この例をもとに、スペースの広さと工具の数でスケールすれば、だいたいの経費が割り出せるだろう。

Kids

2013.06.24

メイカースペースをMakeする:ビジネスモデルを作ろう(1)

(日本語版編注:Part.2はこちら)

これは「メイカースペースをMakeする」シリーズの第2弾。Artisan’s AsylumとMAKEがプロデュースしているHow to Make a Makerspaceワークショップの内容をまとめたものだ。この記事は、ほぼ週一のペースで掲載する予定だ。シリーズ第1弾となった記事は、メイカースペースの保険に関するものだった。こちら(日本語版編注:未訳です)をどうぞ。

Kids

2013.06.17

ハッカースペースか、Makerスペースか、TechShopか、FabLabか?

この10年間で、ハイエンドの工作機械が使える開かれたコミュニティスペースが劇的に増えた。そうした場所は、ハッカースペース、Makerスペース、TechShop、FabLabなどと呼ばれている。同じような場所なのに、こんなにたくさん呼び名があるなんて、考えてみれば頭が混乱する。そこで、この混乱を整理して、それぞれの名前に込められたコンセプトを解説してみたいと思う。そして、なぜ今、これらの場所の違いを語ろうと思ったのか、その理由についても語りたい。

まずは、もっともわかりにくいところから行こう。

Electronics

2013.05.28

Knock Knock:コンコン計算機

Knock KnockはArduinoを使った賢い計算おもちゃだ。小さい子ども向けに作られた。箱の表面の足し算、掛け算、引き算、割り算のマークをノックすると、Knock Knockは計算結果を返してくれる。もちろんノックで。開発したのはスイス人デザイナーのKhalil Klouche。Knock Knockは、Arduino、振動マイク、ソレノイドで構成されている。おもちゃとしては楽しいアイデアだ。計算機持ち込み不可の試験でこれをナイショで使うときはご注意。

Crafts

2013.05.24

新しいMakerをどうMakeするか – Maker Education Day

新しいMakerをどう育てるか。子どもたちは、作る状況に置かれると、本当に熱心に作るようになることが、最近の経験からわかってきた。私たちは一歩下がる必要がある。我々大人のチャレンジは、そうした状況を提供することだ。そして勇気を持って一歩下がることだ。Maker Education Dayに参加しよう。

毎年、Maker Faireの前日に、学校の子どもたちを招待して、Makerになるとはどういうことかを見せている。我々は何も教えない。その状況に置くだけだ。感化させると言ったほうが正しいかもしれない。

Electronics

2013.05.15

箱の中のHAL

さーて、Best Who’s-in-the-Box Ever(箱の中の誰かさん大賞)の新たな挑戦者が登場した。Adafruitのシニアデザイナー、Phillip Burgessが、新しい「大きな赤いアーケードゲームのボタン」がクラークとキューブリックが作ったかの有名な邪悪なコンピューターの目に似ているとお客さんが言ったことに刺激を受けた。そして毎回、自分の創造物に裏をかかれる羽目になった。

Electronics

2013.05.08

The Internet of Things:インスピレーションと必要なもの

AtmelのTom VuとInternet of Things Councilのメンバー、Michael Kosterがお送りする3回シリーズ「Internet of Things」の第一回目です。

Tom Vu(以下、TV):IoTツールキットを作ろうとしたこと、また IoTコミュニティにモノのインターネットのデータモデルについて教育しようと思ったきっかけは?

Michael Koster(MK):
1年ちょっと前、私はパートナーといっしょにInternet of Things(IoT)の研究を始めた。

Electronics

2013.05.01

Game on ─ 3D技術でオリジナルのサッカーテーブルを作る

新しい3Dスキャンと3Dプリントの技術が、古い制限を取っ払ってくれる。それは破壊的発明、見たこともない生産方法、劇的な製品を生み出そうとしている。

3Dは楽しさに溢れるものでもある。サッカーテーブルはどうだ。サッカーテーブルは楽しい。

さて、サッカーテーブルに並ぶ選手たちの日常は、実家に手紙で知らせるほど楽しくはない。考えてみてほしい。足はパドルだ。一日中、遊園地の乗り物みたいにくるくる回ることを余儀なくされる。吐き気と目眩が残る。自由時間には同僚と話をする。しかし、みな彼とまったく同一の人物だ。