Electronics

2013.08.30

Maker父娘が博物館展示用の火星探査車を製作

Beatty家の女の子たちがNYSCIで火星探査車を準備(写真:Andrew Terranova)

ひとりの男性とその2人の小さな娘がNew York Hall of Science(NYSCI)に展示するためのロボットを製作することになったと聞いたら、驚くだろう。その話がまた面白い。小さなMakerたちや両親たちによい刺激を与えてくれる話だ。

ミシガン州立大学出身で機械工学の学位を持つRobert Beattyは、ソフトウェア会社を経営している。ロボットなど作ったこともなければ、エレクトロニクス工作の経験もない。

Kids

2013.08.13

自立の基本 / 子供のためのMakerカリキュラム

MAKEの元スタッフ、Stefan Antonowiczがこの記事を送ってくれた。現在彼には2人の子供がいて、子供たちの独立心とMakerスキルを養うために、何を教えたらいいかを考えている。彼はこう書いている。──

私の父も私もボーイスカウト出身だ。息子と娘にも、いずれはスカウトに入って、人間として完全に機能するための基本の技能を習得するものだとずっと考えてきた。しかし、今のスカウトが、私が覚えている昔どおりのやり方を守っているのか心配になった。

Crafts

2013.08.02

Fixperts:修理とは考え方なり

Fixperts創設者、Daniel CharnyとJames Carrigan。

「作る」の原点は修理にある。問題点、必要性、または物事を改善する方法を特定し、それを解決するために何かを作る。なかには、ロボットにもっとレーザーを積みたいとか、カップケーキに乗って走れたらきっと楽しいだろうな、なんていう問題もある。だが、自分や周囲の人たちの思い通りにいかないことが多い。

James CarriganとDaniel Charnyは、Fixpertsという新しいプロジェクトを立ち上げた。

Kids

2013.07.22

レゴで義足

Christina Stephensがレゴで自分の義足を作るタイムラプス(コマ撮り)ムービーが素晴らしい。
研究所の仲間から冗談半分に、レゴで義足を作ったらと言われた。

言ってくれるじゃないの。私は家に帰って実行してやった。

真似をしないように。転んで怪我をするから。

でもときには、馬鹿になることも大切。

Crafts

2013.06.25

メイカースペースをMakeする:ビジネスモデルを作ろう(2)

(日本語版編注:Part.1はこちら)

6. 工具のメンテナンス / 消耗品
工房の運営には大量のお金がかかる。刃は鈍るし、ベルトは切れるし、溶接のガスは切れるし、いろいろある。Asylumは3年間やってきて、ひと月にかかる経費が500〜1,000ドルというところで落ち着いてきた。酷使される設置面積750平方メートル、30万ドル相当の機械の消耗品にかかる経費は、月に1,300〜1,700ドルだ。この例をもとに、スペースの広さと工具の数でスケールすれば、だいたいの経費が割り出せるだろう。

Kids

2013.06.24

メイカースペースをMakeする:ビジネスモデルを作ろう(1)

(日本語版編注:Part.2はこちら)

これは「メイカースペースをMakeする」シリーズの第2弾。Artisan’s AsylumとMAKEがプロデュースしているHow to Make a Makerspaceワークショップの内容をまとめたものだ。この記事は、ほぼ週一のペースで掲載する予定だ。シリーズ第1弾となった記事は、メイカースペースの保険に関するものだった。こちら(日本語版編注:未訳です)をどうぞ。

Kids

2013.06.17

ハッカースペースか、Makerスペースか、TechShopか、FabLabか?

この10年間で、ハイエンドの工作機械が使える開かれたコミュニティスペースが劇的に増えた。そうした場所は、ハッカースペース、Makerスペース、TechShop、FabLabなどと呼ばれている。同じような場所なのに、こんなにたくさん呼び名があるなんて、考えてみれば頭が混乱する。そこで、この混乱を整理して、それぞれの名前に込められたコンセプトを解説してみたいと思う。そして、なぜ今、これらの場所の違いを語ろうと思ったのか、その理由についても語りたい。

まずは、もっともわかりにくいところから行こう。

Electronics

2013.05.28

Knock Knock:コンコン計算機

Knock KnockはArduinoを使った賢い計算おもちゃだ。小さい子ども向けに作られた。箱の表面の足し算、掛け算、引き算、割り算のマークをノックすると、Knock Knockは計算結果を返してくれる。もちろんノックで。開発したのはスイス人デザイナーのKhalil Klouche。Knock Knockは、Arduino、振動マイク、ソレノイドで構成されている。おもちゃとしては楽しいアイデアだ。計算機持ち込み不可の試験でこれをナイショで使うときはご注意。

Crafts

2013.05.24

新しいMakerをどうMakeするか – Maker Education Day

新しいMakerをどう育てるか。子どもたちは、作る状況に置かれると、本当に熱心に作るようになることが、最近の経験からわかってきた。私たちは一歩下がる必要がある。我々大人のチャレンジは、そうした状況を提供することだ。そして勇気を持って一歩下がることだ。Maker Education Dayに参加しよう。

毎年、Maker Faireの前日に、学校の子どもたちを招待して、Makerになるとはどういうことかを見せている。我々は何も教えない。その状況に置くだけだ。感化させると言ったほうが正しいかもしれない。

Electronics

2013.05.15

箱の中のHAL

さーて、Best Who’s-in-the-Box Ever(箱の中の誰かさん大賞)の新たな挑戦者が登場した。Adafruitのシニアデザイナー、Phillip Burgessが、新しい「大きな赤いアーケードゲームのボタン」がクラークとキューブリックが作ったかの有名な邪悪なコンピューターの目に似ているとお客さんが言ったことに刺激を受けた。そして毎回、自分の創造物に裏をかかれる羽目になった。