Crafts

2013.10.22

絵でストーリーを綴る

土曜日に行われたIvan Poupyrevのトーク、Hacking the Unhackableの内容を表した絵の前に立つHeather。

日曜日に行われたDavid Langのトーク、Zero to Makerの内容を表した絵。

World Maker Faireでは、ImageThinkのチーム(Heather Willems、Nora Herting、Virginia Montgomery、Yao Xiao)がInnovation Stageで行われたトークの内容をその場で絵にしてくれた。

Crafts

2013.10.21

子どもの自尊心を持ち上げる99セントの名前ゲーム

数年前、私の友人の娘さん、Kathyは、気分が落ち込んで自分に自信を失っているという話を聞いた。その当時、Kathyはまだ10歳だったのに、わけもわからず、自分自身に疑いを持つようになっていた。母親は、彼女に心を開かせることは難しいと感じていた。小さな子どもには重い問題だ。その辛さには私も共感できる。

私がティーンエイジャーだったころ、そしてティーンの間ずっと、いろいろな理由から、自尊心を失い、気分が落ち込み、生きる目的を見失っていた。しかしあるとき、私は青春の苦悩から、創造性によって抜け出すことができた。

Electronics

2013.10.07

Makerプロジェクトは宇宙へ

Makerムーブメントはフルスロットルで進行している。Maker Faire Rome(European Edition)も開かれるし、「Make Something Today」と訴えるポスターをいたるところで目にする(少なくともトロントではそうだ)。Makerムーブメントの「父」とされる企業(Arduino、MakerBot、Arduinoのチップのメーカー、Atmelなど)は、メディアや市場に大きな波を起こし、新しい産業を創造し、破壊を進めている。作るということが世界を席巻し、さらにその先へ進もうとしているようだ。

Electronics

2013.09.30

Raspberry Piでウェブ開発の基本を教えるGoogleのCoder

GoogleのCreative Labは、今週、Coderの全容を明らかにした。これは、「無料のオープンソースプロジェクトで、Raspberry Piを、学校の先生や両親がウェブ開発の基礎を教えるためのシンプルなプラットフォームにするもの」だ。Raspberry PiのSDカードに作ったCoderのイメージを起動すると、デスクトップコンピューター上のウェブブラウザから、そのインターフェースにアクセスできるようになる。そこから、HTML、CSS、JavaScriptでのウェブ開発が行えるのだ。

Kids

2013.09.24

エアーホッケーをプレイするロボット

並木研究室の技術者たちは、高速ロボットアームと動作検知と膨大なプログラムを組み合わせて、上手にエアーホッケーをプレイするロボットを作り上げた。

優れた技術と頭脳をこんな下らないことに使うなど無駄なことだと言う人がいる。もっと人道的な目的に利用すべきだとね。

ロボット工学に関しては、いろいろな考え方がある。未来学者のレイ・カーツワイルは、コンピューターまたはロボットが人間と同じぐらいうまくできるようになった仕事は、特異点に近づくひとつのステップになると信じている。

Crafts

2013.09.19

AutodeskとCircuits.ioが無料の電子回路デザインツールを共同開発

123D Circuitsのスクリーンショット

Autodeskは無料3Dツールのシリーズに、Circuits.ioとの共同開発による電子回路デザインツール 123D Circuitsを追加した。

このプログラムは、仮想ブレッドボードを使って電子回路の実験ができるというもの。仮想Arduinoを使うこともできる。コードもブラウザのウィンドウに書き込んでシミュレーションができる。また、コードは共同での編集も可能(Autodeskは電子回路用のGoogle Docのようなものと言っている)。

Crafts

2013.09.10

新世代のイノベーターを育てる方法

アメリカのK-12(幼稚園から高校までの生徒たち)はとても重要な時期を迎えている。科学と技術へのチャンスに溢れた未来がそこまで来ているのだ。しかし、今のシステムでは生徒たちに十分な準備をさせることが難しい。

2013年5月に発表されたFederal Science, Technology, Engineering and Mathematics (STEM) Education 5-Year Strategic Plan(科学、技術、工学、数学教育(STEM)に関する米連邦5年戦略計画)には、アメリカのK-12システムは、STEM教育において中程度のレベルにあると報告されている。

Kids

2013.09.04

50の閉鎖されたシカゴの学校を50のメイカースペースにできないか?

シカゴ市は、まもなく定員に満たない50の公立学校を閉鎖する予定だ。この50の閉鎖された学校を、50のメイカースペースにできないだろうか。望みはあまり大きくない。公共図書館を作るためにアンドリュー・カーネギーがとった方法を思い出そう。彼はコミュニティに土地を用意させ、彼が建物と書物を提供した。

そんな方法はとれないだろうか。となると、誰が現代のアンドリュー・カーネギーになるかだ。最初に思いつくのはビル&メリンダ・ゲイツ財団だ。この財団は、これまでも図書館に対してよい活動を行っている。

Electronics

2013.08.30

Maker父娘が博物館展示用の火星探査車を製作

Beatty家の女の子たちがNYSCIで火星探査車を準備(写真:Andrew Terranova)

ひとりの男性とその2人の小さな娘がNew York Hall of Science(NYSCI)に展示するためのロボットを製作することになったと聞いたら、驚くだろう。その話がまた面白い。小さなMakerたちや両親たちによい刺激を与えてくれる話だ。

ミシガン州立大学出身で機械工学の学位を持つRobert Beattyは、ソフトウェア会社を経営している。ロボットなど作ったこともなければ、エレクトロニクス工作の経験もない。

Kids

2013.08.13

自立の基本 / 子供のためのMakerカリキュラム

MAKEの元スタッフ、Stefan Antonowiczがこの記事を送ってくれた。現在彼には2人の子供がいて、子供たちの独立心とMakerスキルを養うために、何を教えたらいいかを考えている。彼はこう書いている。──

私の父も私もボーイスカウト出身だ。息子と娘にも、いずれはスカウトに入って、人間として完全に機能するための基本の技能を習得するものだとずっと考えてきた。しかし、今のスカウトが、私が覚えている昔どおりのやり方を守っているのか心配になった。